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【日記】最近聴いている音楽

何だかお天気が不安定で、体調も不安定。
そんなこともある。なんて言ったって、春ですから。

ということで、室内に篭りきりで音楽を聴きながらのんびり考え事をしたり、ちょっとした思いつきをメモしたりという土曜日を過ごしている。

そんな中、ふと思い立って聴いている曲が、Godiegoの銀河鉄道999。

かつて教員だったとき、私は吹奏楽部の顧問だった。

年度によっていろいろ顧問の異動もあったけど、最後が吹奏楽だったので良く覚えている。

初めは、オーボエとクラリネットの違いもわからなかった。ホルンをトロンボーンだと思っていたし、トロンボーンをトランペットの形状違いくらいにしか思っていなかった。とんでもない顧問の爆誕である。

本当に全然吹奏楽に明るくなくて、それでも音楽が好きだったから救われた。

生徒たちに、この楽器の名前は何?金管楽器ってどういうの?リードってどう使うの?…と、たくさん質問をして、それをコミュニケーションの入り口にした記憶もある。もちろん、自分でもいろいろ勉強はした。

吹いてみてよ!というと、「ええー」なんて言いながら、どの子も楽器の音色を聴かせてくれた。目をつむって生徒たちの演奏を聴くのが好きだった。

吹奏楽はよくわからなかったけど、合唱をしていた経験があったので、「複数人で一つの音楽を創り上げる面白さ」はよく知っていた。
その点だけで、メンタルフォローの真似事をしたような記憶もある。

同じパートでも、信頼関係があってブレスが被らないように演奏できる。違う楽器でもしっかりハモリを意識するともっと良くなる。
音楽周り以外なら、挨拶をすることの大切さ、部活を楽しむコツ…。いろんな話しを、私なりに生徒にしたなあと思い出す。

…それと、銀河鉄道がどう繋がるのかというと。
生徒たちの演奏で、印象に残っている曲の一つがこれなのだ。

オーケストラ版を見つけて、思わず手を止めて聴き入ってしまった。

演奏会の最後、一番盛り上がるくらいのタイミング、あるいはアンコールなどでこれを聴いたら、もう私は間違いなく泣く。

最後の最後、ラストの少し静かになるあたりで、生徒たちが歌う演出を見かけることがある。
あの、楽器を演奏しない子たちで一生懸命に楽器の音の中で歌う姿など、想像するだけて今でも鼻の奥がツンとする。

そんな経験から派生しての、ゴダイゴの「銀河鉄道999」。全部に歌詞がある分、また違う印象がして楽しい。

そんなことを心の隅であたためながら、今日も一日「ぼちぼち」過ごした。

春は、いろんな記憶や感情がゆっくりかき混ぜられるような、不思議な感覚によくなるなあ。

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