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2023、年の瀬によせて。

2023年も残り僅か。
せっかくこうしてnoteを書くようになったし、今年は動きの多い年でもあったので、少しだけ振り返りなどしてみたいと思います。
ヘッダーは2月に行った金沢・兼六園の一枚。

今年は観光旅行には一度。家族を連れて金沢と加賀温泉に行けたのは楽しかったな。案内しきれなかった場所もあるから、是非またリベンジしたい。
友達と近場だったりの「小旅行」「お泊り会」は複数回した。
お泊りディズニーが一番楽しかったかな!
終電の時間を気にせず、夜まで見られるのが嬉しい。

旅や遠出は、なかなか自分では最初の一歩が踏み出せないものだけれど、
誘ってくれる人がいれば、一度やってみればハードルは下がるもの。
友に連れて行ってもらったからこそ、今度は自分が家族を連れて行くことが出来たと思う。
チャレンジとしては上々。
来年2024年は、人生初めての一人旅に挑戦する。
日本は、まだまだ広い!

一人旅以外にも、お泊りディズニーや小旅行は計画していくつもり。
誰かと行く旅も楽しいからね。

旅行ついでにというわけではないが、最近、御朱印集めと御書印集めを始めました。

今はまだ東京近郊ばかり集めていて。
とはいえ、東京にも行ったことのない本屋さんは山ほどあるし、プロジェクトに参加している小さくて歴史ある本屋さんは面白いところばかり。
神無月はこぢんまりしていて選書のこだわりが見えるお店が好きかもしれない。

いよいよ、地方の御書印も集めに行く!テンションが上がる。
何件貰ってこられるかな。

御朱印も、御書印も、スタンプラリーとは少し違う。
「ただ集める」だけでなく、そのお宮さん/本屋さんの空気や力を書き留めておいてくれるもの。記念品。
あくまでも参拝/訪問の「ついで」であり、印が目的ではない。
ま、集めることの楽しさも、もちろんある。

旅のお土産は買ってしまう。
必須なのは、家族で食べる分の何か。お菓子でもおかずでも、家で分けて食べられる何かを必ず買っていく。複数種類買うこともある。
もう一つ必須は、自分のお土産。キーホルダーとか、分けるほどじゃないお菓子とか、文具とか。あとはミュージアムショップのグッズとか、そこでしか買えないものを選ぶ。
ミュージアムショップは近いとこのでも行くけど。

実は今年の後半あたり、転職をした。
それもあって今年はずっと精神的に不安定だったりして、創作活動の方はあまり思うように出来なかった。
数年前にメンタルを壊したことがあるので、再発だけはしないようにかなり慎重に歩いてきたけれど、時には自分をめっちゃ甘やかしたりしてどうにか乗り越えられたかな、という所感。

その代わりというか、インプットは色々できたと思う!
私の場合、不安定な時ほど新しいコンテンツに出会ったりハマったり支えられたりしがち。
今年はイヤホンを新調したタイミングでYouTubeをよく見るようになって、登録チャンネルが10くらい増えました。
平日休みを利用して博物館に行ったり本屋を巡ったり、謎解きや観劇もたくさん出来た。
来年は本作りもイベント出店も復帰したいな。

学生時代以来の科学博物館
実は初めて行った古代オリエント博物館

何事も創作のネタにするけども、特に博物館は取材である。
歴史モノを書きたいので――それがたとえ現実世界の歴史ではなかったとしても――博物館で実際に見ることができる「物」は、とても参考になる。
古代の技術で可能だった建物や船の大きさはどのくらいか、壁の厚みは、布の織り目は、彫刻の細やかさはどのくらいまで出来るものなのか、当時の人にとっての「世界の広さ」はどのようなものか…………
そういった、人々の暮らしや「古代の息遣い」というのは、やはり文献だけでは分からない。専門家ならともかく、私が読み取るには、実物が欲しい。

自分の世界を広げることで、自分が書くものが少しでも良くなればいいと思っている。
「良く」と言うと曖昧である。
自分の描く世界が少しでも色鮮やかになればいい。その世界の人々が現実と変わらずに暮らし、話し、考え、思うままに生きるさまを書けたらいいと思っている。

理想の文章を書けているとは思えない。
それでも私が書いてしまうのは、
書かずには、何か作らずにはいられない生き物だから。

2024年も、なにか作ろうね。

東洋文庫

来年もどうぞ宜しくお願いします。

神無月 愛 拝


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