神無月 愛

一次創作小説ものづくりマン。 小説だけでなく、漫画や舞台・音楽の「ものがたり」も好き。…

神無月 愛

一次創作小説ものづくりマン。 小説だけでなく、漫画や舞台・音楽の「ものがたり」も好き。ミュージカル観劇オタク。

マガジン

  • 【小説】紺碧に咲くデルフィニウム

    そこは海辺の都・コルオラ。強大なる帝国の皇宮。 皇女デルフィニアは、皇帝と寵妃の愛娘。 海と人々との縁をつなぐ《海の民》として、そして蒼い髪と蒼い瞳を持つ“精霊の愛し子”として生を受けた。 水の精霊に愛された皇女は、軽やかに海を駆ける。 海を愛し、国と民を愛し、平穏に暮らしていく──はずだった。 いつしか、皇女を取り巻く静かで豊かな海は荒々しく波立ち、帝国をも大きく揺らしてゆく。 蒼き皇女の一代記、開幕。

  • 神無月の創作のこと

    創作についてのよもやま話や活動履歴のまとめ。作品/同人イベント/印刷所依頼なんかについて書きます。

最近の記事

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既刊の情報まとめ

今までに刊行した同人誌の情報・あらすじ一覧。 全て一次創作小説です。 『はざまの森の魔法使い』◆掲載・通販場所・スペック 小説家になろう連載 https://ncode.syosetu.com/n2771ej/ BOOTH 文庫本 1巻:64ページ 300円 2巻:94ページ 400円 3巻:104ページ 400円 4巻:鋭意執筆中 ◆あらすじ この世界はひとつではない。 光と闇。昼と夜。人と人ならざるもの。 そして、命あるものと魂だけのもの。 ふたつの世界は重な

    • アナログ腕時計

      朝。ふと気付いたら、腕時計が止まっていた。 故障とかではない。単純な電池切れだ。 電車通学を始めた中学生の頃から、ずっとアナログの腕時計にお世話になっている。 今使っているのは何代目だろう。数えていないし、前の時計のデザインを覚えてもいない。 共通しているのは、とにかくずっとアナログ時計であることだけ。 色やデザインにはさほどこだわりが強くなくて、ベルトは金属のものや革製のもの、布製のものなど色々使っていた。 肌に触れるしずっと着けているので蒸れにくいものがよくて、細すぎ

      • ひとりたび。

        書こう書こうと思いつつずるずると引きずって、いつの間にやらもう1月半も経とうとしていると気付いたので、さすがに重い腰……いや、重いペンを上げて旅行記を書くことにしました。 1月、大阪に行ってきました。 大阪旅行は2回目。 前回は1年半ほど前、友人と二人旅。 その時も太陽の塔行ったりユニバ行ったり、すごく楽しかった!満喫した〜! 今回は、それで見切れなかった分のリベンジって感じかな。 実は人生初一人旅でした。 新幹線取るのもホテル取るのも初めてではないけれど、泊まりがけの

        • 2024年

          年始一発目の記事です。 早くも色々ありすぎて、書くことを迷っているうちに松が明けてしまった。 今年もこんなペースでぼちぼちと書いていきますので、よろしくお願いします。 転職がどうにか完了して、今月半ばから新たな世界に飛び込むことになりました。 そんなこんなもあって、去年から創作関連のイベントは参加を少し見送っているのだけれど、今年の後半くらいからぼちぼち復帰したいな、の気持ち。 仕事が落ち着くのが優先ですけどね。 連休は劇団四季『美女と野獣』を観て、ディズニーランドにも行

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        既刊の情報まとめ

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          3本
        • 神無月の創作のこと
          5本

        記事

          2023、年の瀬によせて。

          2023年も残り僅か。 せっかくこうしてnoteを書くようになったし、今年は動きの多い年でもあったので、少しだけ振り返りなどしてみたいと思います。 ヘッダーは2月に行った金沢・兼六園の一枚。 今年は観光旅行には一度。家族を連れて金沢と加賀温泉に行けたのは楽しかったな。案内しきれなかった場所もあるから、是非またリベンジしたい。 友達と近場だったりの「小旅行」「お泊り会」は複数回した。 お泊りディズニーが一番楽しかったかな! 終電の時間を気にせず、夜まで見られるのが嬉しい。

          2023、年の瀬によせて。

          この年末は、転職のはざまのため久方ぶりに実家の手伝いをして過ごしています。 年が明けたらまた会社員です。

          この年末は、転職のはざまのため久方ぶりに実家の手伝いをして過ごしています。 年が明けたらまた会社員です。

          謎解きはスイーツと共に

          皆様「謎」はお好きでしょうか。 神無月は大好きです。 ミステリー小説も好きですが、それだけではありません。 テレビの番組や書籍の謎を解いたり、持ち帰り謎を買ったり、街歩き謎解きなどに参加することもあります。 尚、所謂「リアル脱出ゲーム」はなかなか……タイムリミットが苦手なので…… 今回は、好きな謎解きについてつらつら書いてみようかと思います。 ○いつから謎解きが好き?神無月のパズル・クイズ好きは間違いなく テレビ番組「IQサプリ」からだと思います。 神無月が小学生の頃

          謎解きはスイーツと共に

          紺碧に咲くデルフィニウム 2(先読版)

          前話  ラルサムニスの海は、春が短い。冬の荒波が収まったかと思えば、程なくして嵐の多い夏が来る。  コルオラの港は入り組んだ湾の奥にある。そのため、冬の荒波も夏の嵐も届きづらく、外海に比べれば荒れにくい。一生を海で暮らす《海の民》だけでなく、海を庭とする熟練のコルオラの民たちにとっても、海に出ることを阻むものではなかった。  とはいえ、春に比べれば荒れることは確かである。幼い皇女を間違っても危険に晒すことはできないため、デルフィニアが海に出るのは気候の穏やかな季節のみと決め

          紺碧に咲くデルフィニウム 2(先読版)

          あおに咲くデルフィニウム2話、今週土曜日夕方に更新予定です。 1話→ https://note.com/m_kamnatsuki/n/ne82f026c30c9

          あおに咲くデルフィニウム2話、今週土曜日夕方に更新予定です。 1話→ https://note.com/m_kamnatsuki/n/ne82f026c30c9

          数年ぶりに文学フリマに一般参加したはなし

          2023年11月11日(土) 神無月は東京流通センターにいました。 一般参加で!!! 詳しくは以前の記事で書いているのですが、 神無月は第二十四回で初出展してから前回36まで 第二十六回を除く全てに出展しているのです。 出展しなかった第二十六回、一般参加したかどうか正直覚えてなかったんですが、ツイート遡ってみたところによれば行ってないみたいです。ありがとうツイログ。 つまり、最後に一般参加したの、 2016年11月の第二十三回 えっ七年前?嘘じゃん……?? 自分の

          数年ぶりに文学フリマに一般参加したはなし

          わたしと演劇のはなし

          今まで創作や本の話ばかりしているので、 神無月の好きな「物語」はなにも本ばかりではない、という話をしたいと思います。 紙の本ではない、小説でも漫画でもない「物語」 ○趣味:観劇で、いきなりなんですが。 観劇を趣味にする、いや趣味に出来るというのは、かなり地の利に左右されるものだと個人的には思っています。 家で見られるドラマでも、地方主要都市にもそれなりに充実している(現代はネットもある)映画でもなく、生の演劇にハマることができたのは、そうとう恵まれていることだと思っていま

          わたしと演劇のはなし

          文学フリマ東京36に参加しました

          昨日5月21日、文学フリマ東京に参加してきました! 昨年11月ぶりのイベント参加でした。 せっかくnoteも始めたので、たまには感想など残してみたいと思います。 ◇開催情報名称:文学フリマ東京36 日時:2023年5月21日(日)12:00~17:00 場所:東京流通センター 公式HP:https://bunfree.net/ 文学フリマ東京 運営さんの公式Twitter ◇当日の様子ざっくり覚え書き朝から晴天!五月晴れの日曜日でした。 というかむしろ暑い!! 熱中症予

          文学フリマ東京36に参加しました

          紺碧に咲くデルフィニウム 1(先読版)

           蒼く広がる海原に、多くの船が行き交っている。  ラルサムニス帝国の都・コルオラの地は、古くから海と陸の要衝であったと伝わる。入り組んだ陸地に挟まれた海は穏やかで、漁をするにも船を停めるにも大変都合がよかった。そこに暮らす人々にとって、船は陸上の馬と同じように、いやそれ以上に人々の足となっていた。漁船に商船、外海へ出る交易船、そして、それらの往来や港を護る艦艇の姿もある。たとえどんなに天候が荒れていても、一隻も船がいない日はないほど、沿岸に住む彼らにとって海は庭のようなもので

          紺碧に咲くデルフィニウム 1(先読版)

          紺碧に咲くデルフィニウム

          誰も知らない いつかの何処か 蒼き精霊らの加護を得て 海を統べるは 精霊らの力 民を統べるは 気高きその血 蒼き皇帝デルフィニア (蒼玉の女帝の唄) 小説連載始めます  誰も知らない、近くて遠い昔。ここではない何処かの世界。  人と精霊とが、まだ近しかった頃。  赤、黄、白、黒、そして青──五色の精霊の色を持つ「魔法使い」は、特別な存在だった。  精霊にも、人々にも愛される存在だった。  そこは海辺の都・コルオラ。強大なる帝国の皇宮。  皇女デルフィニアは、皇帝と寵妃の

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          0〜
          割引あり

          紺碧に咲くデルフィニウム

          アンソロジーシリーズを主宰したはなし

          2019年から2023年にかけて、5冊のアンソロジーを主宰しました。 内容の紹介は前の記事で。 ※今回の記事では、初回から今回までの流れをさらっと書くだけで終わってしまいました 細かい思い出話や装丁・表紙の話なんかはまた別記事で書きます! ○ことの起こりそもそもの切っ掛けは、こんな思い付きのツイートでした。 発想のポイントは、神無月がとにかく「本が大好き!」であること。 同じく本好きはフォロワーさんにも多く、なにより紙の同人誌を作ってイベントに持っていく人の多いこの界隈

          アンソロジーシリーズを主宰したはなし

          同人イベント参加記録

          神無月愛のサークル「緞帳と缶珈琲」が直接参加したイベントのみまとめ。 委託(知り合いのサークルさんのスペースに作品を置かせていただくこと)は除きます。 ◇2017年○5月6日(土) COMITIA120(初 イベント直参) ○5月7日(日) 第二十四回文学フリマ東京 初参加で2日連戦は控え目に言っておかしい しかもこの時点で『永久の翼』『散華乱舞』『You're My Lady, I'm Your Knight.』三作品の文庫版・台本版刊行済み+アクセサリーいくつかという

          同人イベント参加記録