常に変化する私

私は、このブログの中でも何度か、自分の1人称の前に、それが『いつの話なのか』を意識して、『今』『過去』『最近』『昔』『以前』『数年前』などを付属して、あえて使い分けている。それは、誰に伝わる保証は無くても【自分の中の変化を強調したい】気持ちである。不特定多数の読者に向けて発信するブログだが、極論は【自己満足】だと思っている。だから、『私が発信したブログを私が読み直すこと』や『比較対象を【自分】に限定することで、【明確な自己成長】に繋げたい』気持ちがある。

今回もまた、少し日記のような投稿をしたいと思う。実は昨日、『以前と全く同じ失敗』を繰り返した。料理が手馴れている人からしたら、きっと簡単な初歩的な話かもしれないので、お手柔らかな解釈でお願いしたい。帰宅後、夜ご飯で、豚肉の生姜焼きを作った。何となく『簡単に作れる!』と、明確な根拠もなく考えていた。しかし、実際にレシピを検索して作り始めると、『肉1枚ずつに対しての工程』が多い印象を受けた。2人分の料理なのに、『肉1枚ずつに対して同じ工程』を行うことが、『めちゃくちゃめんどくさい!』と思いながら、全部終わらせた。やっと、後は焼くだけだ!と思った矢先、また『めんどくさい』と思うことが待っていた。何故ならば、前工程で、肉に片栗粉をつけていた為に、全然簡単に焼けなかったからだ。片面焼いて裏返そうと思ったら、フライパンと肉がくっついちゃって、菜箸を使っても全然上手く扱えなかった。更にその際、フライパンが焦げ始め、裏返した肉も同じく焦げが付き、私の感情は、それはもうめちゃくちゃ萎えた。そして、この時になってやっと、『前も同じことでイライラしてた!』と思い出したのだ。検索したレシピもきっと同じで、だから『全く同じ失敗』だったことを思い知った。無事完成した味や、食卓での2人の会話には大きな問題はなかった。しかし、次のめんどくさいポイントは、片付けだった。なぜなら、焦げたフライパンを綺麗に洗い上げるため。これまた以前と同様に調べ、フライパンに水と重曹を入れて火にかけた。そうすることで焦げが取れやすくなるらしく、フライパンは綺麗になった。

上記の体験を2度もやってのけた私は、『さすがに3日目は、同じことをしてたまるか!』という気持ちだ。次はもっと『工程が少なくて簡単に』作れるレシピを検索したいと思った。

もう1つ、私の料理の失敗談。それは以前、鍋の〆でラーメンを入れた時のこと。鍋の〆用のラーメンがスーパーで見当たらず、売り場に置いてあった『生麺』を買ったのだ。『沸騰したお湯に麺を入れる』という説明書きの通り、『鍋の残りが入った鍋を沸騰』させて、麺を入れた。時間通りに茹でて、麺も食べられる位に柔らかくなった。すると、鍋の中の汁や具材に、めちゃくちゃとろみがついた。更に、本来の味よりも遥かに塩味が増した。こうなった原因について、あまり追求しなかった私と彼だったのだが、その数週間後、彼の実家で鍋をした。その時に、私の失敗が話題に上がり、彼のお母さんか教えてくれた。だから私は、『生麺は、別の鍋で茹でる必要がある』ことを学んだのだ。

上記のような私の失敗談は、きっと絶えないくらいにいっぱいある。ただ、彼も、彼の両親も、そんな話は全部笑い話だった。そして、「何でも、実際にやってみないと分からないからね、失敗したらその分、覚えるから!次に繋げたらいいんだよ」って。どんな失敗談でも、大概のことを『笑って話しているこの環境』が、私はやっぱり『心地良い』と思った。

料理に限って言うならば、私は、同棲するまでは、『日常的にキッチンに立って料理する』なんて行為は一切なかった。それが今では、2日に1回位の頻度で米を炊き、週の半分以上は料理している。レパートリーや品数も、失敗含めて経験を重ね、それでも増やしたい!と私が思っている。

また、それ以外に目を向けて見た時、知らないこと、経験不足なこと、知ってることでも諦めていること。何にでも同じことが言えるはず。これも丁度昨日のことで、ちょっと気が向いて、3年以上も前の彼とのLINEのやり取りを見返した。すると、私が送ってた内容を見て思ったのは、とにかく『自分の意思がない!』という事。『〇〇しようと思うけど出来ない』とか、『相手か△△って思うかなって思うと、私は□□する』とか。当時は、【他人優先】や【自己否定】がめちゃくちゃ強かった。だから、そんな中からでも【自分の意思】を見つけようと『努力していた様子』が伺えた。そしてその3年後の今、私は【自分の意思】を見つける為の【意識や思考転換】を発信するようになった。

あくまで上記は、全て私の経験。だけど、振り返ってみると、私は本当に【日々変わり続けている自分】を実感した。『過去に悩んでいたこと』『昔苦しかったこと』『以前は大変だったこと』が、『今』は【全て過去のこと】になっている。


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