私の持論【類は友を呼ぶ】

今回もまた、私の勝手な持論を発信しようと思う。タイトルにある【類は友を呼ぶ】は、前回の投稿でも少し触れた。それを、少し具体的に考えて納得出来る思考に辿り着いたので、ブログに残しておきたい。

この言葉自体は、小学生の頃から知っている。しかし、今回程気持ち良く使った経験は初めてかと思う。なんとなくだが、今と昔の私の違いが、この一言で物語れるのではないかと思った。そんな現在に起因する私のエピソードを盛り込んで、読者の皆さんにとって、何かしら印象に残ったらいいな。くらいの気持ちで投稿しようと思った。

現在、私の近くにいる人達はみんな、一緒に過ごしていて楽しいことが圧倒的に多い。時には考えさせられることがあったとしても、私自身がその選択をしているし、間違いなく自分の意思が大切にしたい!という気持ちの現れである。そんな人達に対しては、必ず何かしら尊敬している部分があるし、共有する時間も純粋に楽しいと思っている。自分には無い魅力を持ち合わせている人達なので、大変貴重な存在だ。

しかし、過去の私は、近くにいる人達に対する今の様な純粋な気持ちが少なかったのだと断言できる。なぜなら、身内の存在のように、固定概念に全てを懸ける生き方を沢山教わって全うしてきたからである。私は幼少期の頃からずっと、純粋な自分の気持ち(自我)よりも固定概念(親の反応)に囚われて生きていた。親の望む自分になること。そうでなければ暴力や暴言、説得や強制など、、、。そんな本人たちにはきっと自覚はなかった。そして私は、自分の意思とは、簡単に他人に捻じ曲げられてしまうものだと無意識に思うようになった。どんな人間関係を築いた所で、純粋な自分の気持ちのままに過ごした記憶がほとんど少ない。過去の私にとっての「類」は、『固定概念や親子関係に固執する人達』であったのだろう。「友」に該当するのも同様で、要は、『互いの純粋な気持ちのままに心を通わせることが基本的に出来ない・しない人達』だった。それはきっと、私だけではなく、近い距離圏内の人たちも同じで、本来の気持ちとは裏腹に出来ないと勝手に決め付けて、自ら諦めていた所も大いにあると思う。親や祖父母も皆そうして何十年も生きてきたのだ。だから、固定概念や先代の教えを頼りに慰め合い励まし合い、微々たる進歩や成長を喜べるように私のことも導いていた。今では、そんな環境を自分も生きていたのだと、『過去の経験』として考えている。家族・親戚・友達含め、全ての人間関係を築くに当たり、純粋な自分の気持ちのままに生きることを自ら拒んできた結果なのだ。と納得している。また、他人(自分以外人)の事なのに自分の事のように強く思い過ぎる所もあった。過度な心配や助言に見せかけた押し付けや、自分の価値観に沿わせるような接し方。上手くいかなかったなら簡単に他人の所為にして、さも自分は正しいこと、相手側にとっても良いことをした気になっていた。しかも、そうすることが自分の使命かのような強い意志の持ち主ばかりだった。そのため、私自身も従うことが自分の意思だと思ってきたし、そんな周りの人達の意向に沿える自分になれるように努力していた。距離感が近ければ近い程そんな傾向の人達が多かった。故に、私自身も無意識にそんな価値観を持ち合わせた状態で、主に学生時代を過ごしていた。そんな私の価値観だったので、20数年間ずっと「友」に対して純粋な気持ち100%の人間関係の構築は、不可能に近い状態だったのだと今になって納得できる。

逆に、現在の私にとっての「類」は、とにかく『自由!』だと思う。自分の気持ちをストレートに表現できて、クヨクヨ悩まずに人生を楽しんでいる人達。「友」も同様である。そして、私自身もそんな交友関係の中で楽しく過ごしたい。という純粋な気持ちを持ち合わせるようになった。過去の自分の価値観からは想像も出来かった生き方なので、以前の投稿にあったような『自由』を履き違えてしまうことも実際ある。しかし、そこから学び、互いの価値観を整理してみたり、必要以上に他人に干渉しないように意識したり。他人の反応に自分が左右されるなんてことは大幅に減ったと思う。『異なる価値観の持ち主との交友関係を上手く(自分の意思で)構築出来る人達』との近い距離感のお陰で、今の私が在る。具体的な私の努力を簡単に紹介する。
①日常的に自分の意思を意識する→②自分の意思のまま生きるため自分の中で工夫する→③自分が生きやすい環境を意識する→④『自由』に生きる

私は、そんな自由な環境や人達との交友関係を今後の人生において大事にしたい。そして、今既に生きにくさを感じながら生きている人達に向けて、これからの互いの人生を一緒に自由に生きたい!と私は願う。その先の生きやすく楽しい人生を目指して、互いの価値観をストレートに話ができる関係を継続したい。それが今の私の『類は友を呼ぶ』に繋がる発想なのである。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?