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ジュニア選手たちへ

明後日4月24日(日)に武術太極拳のJOCジュニアオリンピックカップが開催されます。

少しでもこの投稿がジュニア選手たちの励みになればと思い、今回noteに書いてみます。

約2週間前に突然の開催縮小が発表され、小学生選手のC組種目が中止になってしまいました。
小学生選手にとっては3年間連続で大会に出場できないことになります。
出場できる中高生選手にとっても3年ぶりの大会です。

せめて出場される中高生選手には頑張って頂きたいと思います。

過去2,3年間も大会が開催中止になったことは僕がジュニア選手のときにはありませんでした。
今のジュニア選手はこれまでの先輩たちが経験したこともないような辛さ、もどかしさの中で武術を続けてきたのだと思います。

この2,3年間、様々なイベントや大会がなくなったことは決して美化されていいものではありません。

ですが敢えて前向きに捉えるならば、そうした辛さやもどかしさを抱えながら武術を選んで続けてきたことには誇りをもっていいのではないでしょうか。
これまでの先輩たちですら経験してこなかった辛い状況を乗り越えてきたことに胸を張っていいのではないでしょうか。

武術はその人の人生が表れるスポーツです。
この辛さを乗り越えてきた強さはきっと演武にも表れ、人の心を強く打つことができるはずです。

僕自身は上から目線にもSNS上でこうした励ましの言葉を述べることしかできず申し訳なく思います。
ですがこの投稿で沈んでいた気持ちが一人でも救われることを願ってます。

せめて出場することのできた選手だけでも、大会を充分に楽しみ健闘してほしいと思います。

今回大会に出場できる選手、出場できなかった選手、共にこの経験を乗り越えて、将来強く大成していく姿を心より楽しみにしています。

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