松田タタン

よく見ると地面から足が2センチほど浮いています。 好きなのは音楽と空港と海外ドラマ。I…

松田タタン

よく見ると地面から足が2センチほど浮いています。 好きなのは音楽と空港と海外ドラマ。INFJ。 日々を機嫌よく過ごすことに全力を注ぐ五十路ARMY。

最近の記事

D-DAY映画まわりあれこれ記

4/23の先行上映を皮切りに、日本全国『〝D-DAY 〟THE MOVIE』祭りが絶賛開催中だ。 わたしは生まれて初めてチャレンジした血ケッティングに完敗して、ツアーファイナルは自宅のTVでストリーミング視聴した身だ。 それでもその3日間の公演のことは、今も忘れられない。 本当に、Agust Dの集大成みたいなステージだったから。 その3日間が映画化されるっていうんだから、そりゃもう観たいに決まってる。 時間と状況が許すのならば、ファンならみんな同じ気持ちだろう。 どこで

    • マイケル・ケンナ写真展、からの…

      写真展を見に行った。 マイケル・ケンナさんというその写真家の存在を知ったのは、多分18年くらい前。 雑誌に写真集発売の小さな記事が載っていて、それに添えられていた写真になんだか惹かれて、記事を切り取りノートにはさんでいた。 長いこと強風に吹かれ続けて、自分も風になった気持ちでいるんじゃないかと思うくらい斜めに傾いて伸びた枯れ木が、雪原にぽつんと立っている写真だった。 いつか作品を見てみたいなと思ったものの、そのまま長いこと忘れていた。 そうして今年になって、断捨離のまねごと

      • 今日はD-DAY💿1周年記念日

        わたしはそもそも誕生日以外の記念日的なものにはあまり興味がなく、加えて記憶の容れ物がちっちゃいのであれこれを覚えていられないし、年齢と共にちまちまと覚えようとすること自体もめんどくさくなってきている身だ。 だけど、今日が何の日だったかは覚えている。 ちょうど1年前の今日、Agust Dの3つめのアルバム『D-DAY』がリリースされた。 偶然にも自分の親の誕生日だったこともあり、はっきりと覚えている。 そこで、今日という日に、昨年のこの日の日記を読み返しながら(リアルなわたしの

        • 言葉をLEGO®︎にしたいだけ

          前々回、『言葉が滅ぶ』っていう現象を考えたらなんか急に思いがあふれてしまって、勢い一本槍で書き綴った。 日々変換だのみ過ぎで漢字もパッとは書けなくなっているぼんやり五十路の分際にしては、わりと熱い感じで語ってしまった気がする。 でも、そうやって書いてはみたものの、なんで自分がそんなにモヤってしまうのかという、肝心の根っこの部分は半分くらいしか言い表せてないという達成率の低さだった。 熱かったのに、半分…。 お粗末なわたしは結局なんかそのことを終わりにできなくて、引き続きモヤモ

        D-DAY映画まわりあれこれ記

          これすべて、バンタンからもらったもの

          (タイトル見て、額面通りにバンタンから山のような物品をもらった奴の自慢話か⁉︎なんて思う人、いないですよね…? 当然ながら違いますし、直接的なバンタン話すら出てこないです。 出てこないけど、でも奥のほうにいる。 ずっといる。 そんな五十路のとある一日の日記的なものなので、内容は無益かつ退屈です。 引き返すなら今です。) さてさて。 わたしは常々、自分がバンタンを好きになったことで得たものって多いよなーとぼんやり思っている。 つまりそれが、〝バンタンからもらったもの〟。 で

          これすべて、バンタンからもらったもの

          滅びてもいい言葉はあるのか、いやない(反語)

          この前、車に乗っている時にラジオをかけたら、ラジオの人たちがビジネス用語の話をしていた。 同じ意味の日本語があるのにあえて英語に置き換えているものとか、ビジネスの場面でしか使わない独特の言い回しとかの話。 例として出てきた言葉に、『ゴホウネンクダサイ』があった。 なかったことにして、スルーしてもらって大丈夫です っていう意味だという。 わたしはその『ゴホウネンクダサイ』を知らなかった。 解説されたその意味から想像すると、〝念頭から放っちゃってくれ〟っていうニュアンスなわけだ

          滅びてもいい言葉はあるのか、いやない(反語)

          わたしはこの曲のここに耳をそばだてている👂②

          引き続き、バンタン楽曲におけるわたしの〝耳をそばだててしまうポイント〟を書き散らかしていきます。 すべてが、好きなだけで音楽の専門知識もない五十路のざれごとです。 感覚一本槍で、ただただ楽しんで書いております。 ④ジミンさん『Butterfly』 わたしがジミンさんの歌で最大の衝撃を受けたのは、『Butterfly』の歌詞がないほんの4秒程度のコーラス部分になる。 ふざけてると思われるかもしれないけど、天に誓ってそんな気は一切なく、わたしは真剣だ。 それは開始から3:0

          わたしはこの曲のここに耳をそばだてている👂②

          わたしはこの曲のここに耳をそばだてている👂①

          誰しも、この歌のここの部分が好き!をお持ちだと思う。 好きな一曲の中の、とりわけ耳をそばだて、集中して味わってしまう最愛パート。 今日はバンタン楽曲におけるわたしの〝みみそばパート〟の一部を、メンバー別に思いつくまま書き連ねてみたいと思う。 ①ナムジュンさん『So What』 『So What』は、五十路のわたしにとっては、ちょっと懐かしい雰囲気を感じるタイプの楽曲だ。 その中でわたしがいつも一番耳をそばだてて聴いてしまう部分が、このナムジュンさんのラップ。 なんといっ

          わたしはこの曲のここに耳をそばだてている👂①

          経年劣化の功罪

          これは別に深刻な話ではないと思うし、五十路ともなれば「さもありなん」で終わる話かもしれない。 四十歳くらいで、どうも自分の頭がぼんやりしてきてるんじゃないかということに気付いた。 それがどんな感覚かというと、何かを考える時に脳にきてたはずの、ぎゅっとした感触がない。 力が入らない、散漫な感じ。 集中力がなくなってるとかそういうことなのか、まるで土で泥だんご作ろうとしてるつもりが砂だったみたいな、握ろうとしてもほろほろと崩れて全然かたちになっていかないみたいな。 当時、ふた

          経年劣化の功罪

          映画「ソウルメイト」を観て、友達を思う

          近ごろのわたしは、友達について考えることが多い。 学生さんでもあるまいし、五十路になってまでそんなに友達についてつらつらと考えることがあんのか?と聞かれたら、あるんだねこれが。 いやむしろ、かもしれない。 人生の終わり支度を少しずつ始める時期を迎えて、最後まで自分に残しておきたい・残っていて欲しいもの、絶対的に他に替えが利かないものってなんだろう…なんてことを考えるようになったりしてるから。 考えた結果、わたしの場合それってやっぱり人だった。 同じ記憶を分け合うことのできる

          映画「ソウルメイト」を観て、友達を思う

          2024年3月9日🎂

          3月9日、今年もわたしはアミ友でもある幼なじみと出かけた。 昼前から二人であちこちまわって、最後はやっぱり新大久保へ。 あたりをつけていたセンイルカフェと、シュチタのセットを模した撮影スポットを訪れた。 そのどちらにも、えらい行列ができていた。 行列だけを眺めて、静かに退却した。 そうして、街頭ビジョンの映像を人垣の中で観た。 とても強い北風の吹く寒い日だった。 せっかく行ったのに、ただたくさんの人を見ただけだった。 それでもわたしは満足だった。 グッズを買うわけでもな

          2024年3月9日🎂

          多分そこじゃない、シュチタシーズン1最終回視聴記

          『シュチタ🥃』のシーズン1がとうとう終わった。 もともとプロの方々がお仕事の裏側を語る系(「プロフェッショナル仕事の流儀」的な…)のものが好きなわたしにとっては、その聞き手がこともあろうに最愛のユンギさんだという、パーフェクトに尊いコンテンツだった。 ゲストはバンタンメンバーを含め、ユンギさんがお話をしたいと思われた、第一線で活躍中の選ばれし方々だし。 その方々と交わすすべての会話には、MCであるユンギさんの脳と心も透けて見えるわけで。 つくづく、毎回が宝物みたいだったなぁ

          多分そこじゃない、シュチタシーズン1最終回視聴記

          彼女のこと

          彼女は同じ小学校にやってきた転校生だった。 今で言う陽キャな雰囲気の上、誰に対しても余計な先入観なく話しかけるし、誰と話してても楽しそうな、光みたいな女の子。 小学生にしてそんなふうに人を無意識に観察してしまうような、憎たらしい癖を持っていたわたしとは、あんまり交わることのないタイプに思えた。 そんな彼女と仲良くなったのは、中学生になり、再び同じクラスになってから。 そのクラスでは担任の方針で、班学習といって6人くらいの生徒が机を向かい合わせ、授業も給食も一日中グループとし

          ついにBON VOYAGE season2を観る日がきた

          彼らを好きになってすぐに、いつか兵役によって彼らの活動を見れなくなる日がくるということを考えた。 想像でしかなかったけど、どう考えてもつらいとしか思えなかった。 普段わたしはちょっとしんどい予定がある日などには、お楽しみをセットで用意するようにしている。 たとえば、気重じゃないことが一度もなかった子供の保護者会の日なんかには、帰り道に好きなカフェでお茶して帰ることをお決まりにして、心の支えにしてきた。 それと同じ感じで、来たるべきその時期のお楽しみを自分に用意しておくことにし

          ついにBON VOYAGE season2を観る日がきた

          大晦日に、ユンギさんの『Life Goes On』

          大晦日だ。 いろんな意味で生涯わたしの記憶に残るであろう、2023年が終わる。 でもだめ、この曲のことだけは書き上げないと年を越せない。 Agust D三部作の三作目のアルバム『D-DAY』の最終曲として収録されている、『Life Goes On』について。 この曲に対する個人的な思いのあれこれをまとめて、2023年に置いていきたい。 『Life Goes On』 。 2020年発表のバンタンのアルバム、『BE』のリード曲と同じ名前を持つ曲。 これがアルバム収録曲のコンペで

          大晦日に、ユンギさんの『Life Goes On』

          今ごろ気になる『エモ消費』

          最近、すごく遅ればせながら『エモ消費』という言葉を知った。 2017年に荒川和久さんという方が創られたというその言葉は、自分の感性を動かすかどうかを最重要視した消費の仕方の名称だそう。 そして今では、わたしの息子らの年代(いわゆるZ世代)の消費の傾向を指す言葉にもなってるらしい。 たとえば、デジタルに比べたら絶対的に使い方は不便だけど、デジタルには出せないエモみ=味わいのある写真が撮れる、フィルム内蔵インスタントカメラ。 それから古着。 古着は時を経たためほぼ全てが一点もの

          今ごろ気になる『エモ消費』