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東京カメラ部2023写真展 闇 総括

2023年9月15日~9月18日  in Hikarie

東京カメラ部写真展の開催は今年で11回目となります。今年も2014年10選として参加させて頂きました。こんな大規模で集客力の凄まじい写真展に呼んでもらえて、東京カメラ部さんには感謝しかありません。日本中の懐かしいメンバーに会えたり、観に来て頂いた方々とお話出来たり、楽しい時を過ごさせて頂きました。

さて、今回の展示写真に関してですが、昨年2022年の8月に僕は仙台・福島・郡山辺りを旅撮影していました。福島で撮影した下の写真を撮影した当日にInstagramに投稿したんです。

展示写真ではありません

そうしたら、gr_hythm さんから以下のコメントが入りました。
「ここ私も去年行きました!気になって中にも入ってみたんですが異様な空間でしたね。」
それで翌日にもう一度、この場所へ行こうと決めました。午前中に白石へ行って、電車の遅延があり、予定より少し遅く昼に福島へ戻りました。昼ごはんはラーメンを食べようと思い、狙ってた一軒目のラーメン屋はお盆休みで、二軒目のラーメン屋は大行列で諦めました。結局、第三希望のラーメン屋でやっとラーメンにありつけました。

そして、同じ場所に行き、建物の中に入ってみました。確かに雰囲気のある空間でしたが、背後に視線を感じたて振り返ると両目を光らせた黒猫がスポットライトを浴びているように座っていました。手前の油の跡、灯油のポリタンク、黒猫の位置、光る眼、奥の照明と構図的に完璧に近いかと思っています。GRⅢ(28mm)でなく、GRⅢx(40mm)で撮影しています。

Instagram の投稿、電車の遅延、ラーメン屋の閉店・大行列を経て、この猫がその場所に座っていた時にその場所に奇跡的に自分が存在したことがとても運命を感じます。写真の神様、ありがとう!という気持ちです。

在廊している時にタイトルが小さくて読めず、一字なのでタイトルが「猫」と思ったという方が何人もいたのですが、僕が付けたタイトルは「闇」です。写真を見て分かることをタイトルにするのは愚の骨頂なので、流石にやりません(笑)

この写真の後のカットは以下のようになっています。

恐る恐る近づいて撮影した一枚


流石に近付き過ぎて逃げられた一枚

最後に僕の Instagram のモノクロームアカウントのリンクを貼っておきます。

https://www.instagram.com/monochrom_t.matsunaga/?hl=ja

では、また。

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