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写真展「冬景」総括 ソウル

2024年3月13日~17日 ビーツ

四年連続で「冬景」に参加させて頂きました。冬景 とは冬の旅をテーマにしたグループ展です。過去三年は尾道東京青森で総括はこちらです↓


DM

今回の冬景には11人の展示者がいましたが、その11人の冬の旅の目的地は下記のようになっています。僕は年末年始にソウルに行った時の写真を展示しました。

ロケ地

「夏景」「冬景」の展示も回数を重ねてきましたので、自分なりにどう表現したら冬の旅が伝わるか?を考えた以下の三点を踏襲しました。

とにかく寒い場所へ行く
■ モノクロにせず肉眼でみたままのカラー写真
■ 余白を感じられる横位置写真

カメラは GRⅢ です。

冬景 ソウル

その中から数枚ピックアップします。


寒い中で酒を酌み交わしている姿は僕の冬の韓国のイメージなんですよね。だからのこういう一枚はどうしても抑えたかったんです。丁度、男性が酒坏を口に持ち上げ女性店員が他の人と重ならずこちらに顔を向けている瞬間を捉えることが出来ました。


この日は雨が降っていて、ソウル駅の近くをうろうろしていたのですが、Nソウルタワーを撮ろうと空を見上げたら雲の隙間から青空が覗いていました。丁度、コカ・コーラの赤いトラックも入れることが出来て赤と青で色のバランスも取れたかなという一枚です。


雪が降った日に段ボールを荷車に乗せて引いているおじさんが向こうから歩いてきました。これはシャッターチャンスだと思い急いで背景を選んで、おじさんが建物に被らない路地に来たところで満を持してここぞというタイミングでシャッターを押しました。タイミング的には手応えがあったのですが、後で見たら雪にピントが合っていて、おじさんはアウトフォーカスになっていました(汗)その瞬間は残念に思ったのですが、冬景であれば雪にピントが合うのは正義だと思い直して展示の一枚に選びました。


この場所は以前、ソウル・東大門の夜に来たときに「冬景」で展示するのであれば、是非入れたい光景だなと思っていたのですが、なかなかここが探せずに難儀しました。あまりにも見つからないので、この電球装飾は撤去されてしまったのかな?と諦めていたら、いきなりこの光景が僕の目に飛び込んできて、「ラブストーリーは突然に」が頭の中で流れました。この路地はロマンティックで好きなんですよね。残念ながら一人でしたけど(笑)


最後にいつものように配信がありましたので、貼っておきます。

では、また。

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