見出し画像

写真展「ビーツ写真修行僧展」総括 非日常2023年

2024年2月14日~18日 BEATS

2023年の12ヶ月に毎月撮影した写真をその翌月に1冊の写真集「非日常シリーズ」としてまとめていました。この展示はその企画で見事に完走した20名の写真集&写真展です。

非日常関連の記事は 非日常マガジンでまとめています。三年連続の完走&展示参加であり、過去二年の展示の総括は以下となります。

それぞれの月のベストをほぼ時系列で集めた写真集 非日常 2023 を制作しました。A4サイズ 144P 3000円(送料込み)で受注販売してますので、各種SNSにてお気軽にお声がけください。バックナンバーについても受け付けています。

表紙は米子の夕景です。空が印象的に光っていて、川にその光った空が写っていたのが美しく思い撮影した一枚です。撮影時には気が付かなかったのですが、川べりに白い猫が写っていたのがお気に入りです。

非日常 2023年

さて、展示は写真集にある見開きページ8ページ4組を展示しました。写真集メインの展示なので、普通の展示ではなく。写真集への誘導を狙った展示です。

では、展示写真を一組づつ紹介します。

香港・元朗

香港の元朗で猫が凝視している目の先に雀がいました。雀の居た場所には鶏肉のような広告があるのも面白かったと思っています。結構、痩せている猫に首輪を付けているのが、あまり日本では見ない光景かもしれませんね。鳥と猫の組み合わせが気に入っている二枚一組です。


ソウル・東大門

夜の東大門を歩いていると猫が何かを見つめて立ち尽くしていました。これは水たまりに反射した街頭の灯を入れて作画出来ると直感的に思い撮影しました(左写真)。猫が前方に行ってしまうと、猫が何を見つめているかを確認したくなります。そこには何と鎖に繋がれた犬がいました。そこでその犬を撮影したのが右写真になります。犬は僕には目もくれずに既に遠くへ歩いて行ってしまっている猫をずっと見つめていました


大阪・難波/北加賀

この四組の中では唯一、違う場所で撮影した二枚です。左写真が難波、右写真が北加賀です。見て一目瞭然のように自由に道端で寝ている人と猫です。こういう類似性を見出して、左右に並べるというのも写真集の構成でのひとつの方法ですね。ユーモラスな二枚一組になったと思います。


ソウル・東大門

大根の束が地面に固められているのが面白いと思いシャッターを切りました(左写真)。そこから五分程歩いた箇所で同じように固まった消化器の束を見つけました。普通であれば、シャッターを切らなかったかもしれないのですが、大根の束の残像が脳裏にあったので組み合わせで使えるかも?と思い、消化器の束も撮影しました(右写真)。非常に近い場所の類似写真ということで二枚一組で見開きに使っています。

最後にいつものように配信がありましたので、貼っておきます。僕の出番は一番最後でした。ストリートスナップとは?というテーマで岡島さんと話しています。

では、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?