こんにちは！まつのきです。

私は現在eBay輸出で生計を立てています。

世界の方々から喜ばれるeBay輸出の良さを、
より多くの日本の方に知ってもらいたいと思い発信しています。

詳しいプロフィールはこちらになります。

eBayの発送方法はいくつかありますが、その中でも日本郵便は馴染みがあり、日本中で使えるので安心感がありますよね。

コロナ前は日本郵便で発送するのが当たり前であり、コロナ前からやっているeBayセラーは日本郵便の発送方法を熟知しています。

今回は日本郵便の発送方法について、なるべく分かりやすくご紹介していきたいと思います。

■日本郵便の海外への発送方法

eBayでよく使用されている発送方法の一つが日本郵便です。

ではどんな発送方法があるのでしょうか？

こちらの代表的な7種類の発送方法について解説していきます。

【EMS（Express Mail Service）】

海外への発送方法で代表的なものがEMSです。

日本語に訳すと「国際スピード便」という意味で、その名の通り相手に早く（発送から1週間程度）商品を届けることができます。

また、追跡番号は追加料金なしでついており、補償（追加料金を払うことで補償金額の上限を高くすることも可能）もついています。

できるだけ早く商品を届けたい、高価な商品を送る、30kgまでの重い商品を送る、などの場合はEMSを選ぶと良いでしょう。

【小形包装物（航空便、SAL便、船便)）】

小形包装物（Small packet）は、国際郵便の一種です。
航空便、SAL便、船便すべてで利用できます。

最大2kgまでの小形の物を小包やEMSより安く送ることができます。
ただし、Small packetは補償や追跡機能はオプション制となるので注意しましょう。

【国際eパケット（航空便）】

EMSよりも日数はかかるものの、この後紹介するSAL便よりも早く届けることができるのが国際eパケット。

商品到着の目安は発送から1〜2週間ほどです。

配送スピードと料金は、どちらもEMSとSAL便の間と覚えると分かりやすいです。

追跡番号もついていて、補償金額はSAL便と同じ6,000円まで。

ただ重量制限が2kgまで、大きさは箱の3辺、長さ・幅・厚さの合計が90cmまでの物しか送れないので注意が必要です。

購入者がそこまで早く商品の到着を望んでいない場合で、補償や追跡機能をつけたいのであれば、国際eパケットがおすすめです。

【国際eパケットライト[エコノミー航空（SAL便）]】

配送状況を追跡サービスにより確認できるSAL便扱いの小形包装物（2kgまでの小形物品）で、配達の際は受取人の郵便受箱に配達します。

価格面では国際eパケットライトがお得でしょう。
エコノミー航空（SAL）便は航空便よりも安く配送できる仕組みだからです。

ただし、SAL便には扱われる地域が限られるという弱点もあるので注意しましょう。

【国際小包（航空便）】

国際小包（航空便）は国際eパケットと似たサービスですが、いくつか違う点があります。

まず、商品の配達日数は国際eパケットと同じで発送から1〜2週間が目安。

国際小包（航空便）も追跡機能が付いています。

また、補償は付いていますが小額ですので、高額な物を発送する際は追加料金を払って国際保険付郵便にしましょう。

国際eパケットと大きく違うのは、30kgまでの物が送れるという点です。

【国際小包（SAL便）】

SAL便は「Surface Air Lifted」の略で、日本語で「平面路郵便物」という意味になります。

安く手軽に送れるのですが、商品が相手に届くまでに2〜4週間ほどかかり、他の発送方法と比べて遅いのが特徴です。

SAL便も、標準では小額の補償が付いています。高額の物を送る際は、オプションで国際小包（航空便）と同様に国際保険付郵便にすると良いでしょう。追跡機能も付いていて安心です。

配送の過程で万が一のことが起きても「しょうがない」と割り切ることができる比較的安い商品なら国際小包（SAL便）がおすすめです。

30kgまでの物を送ることができますが、送れる国が航空便と比べると限定されるので、事前に確認が必要です。

【国際小包（船便）】

その名の通り海外の国まで船で荷物を送ります。
英語では「surface mail」と言います。

この船便は国際郵便サービスの中ではもっとも安く送れる方法ですが、
そのかわりに配達までの日数がかなり遅くなってしまいます。

1ヶ月〜2ヶ月程度かかると考えておいてください。

■日本郵便のメリットとデメリット

日本郵便は契約なしで日本中で使うことができ、英語が苦手でも安心なことがメリットとしてあげられます。

しかしデメリットもあります。

コロナ禍で日本郵便の海外発送が突然使えなくなり、一時問題になりました。

現在も頻繁に郵便物の遅延が起こっています。

予測できないことも起こりうるので、日本郵便だけに頼らずクーリエ（FedEx・DHL・UPS）の契約をおすすめします。

■2022年6月1日から日本郵便が値上げ！

2022年6月1日からEMS、国際小包の送料が値上げされます。

しかも送料改定だけでなく、運送コスト高騰による『特別追加料金』も導入。

コロナ前は500gの物をアメリカに送る場合、EMSは2,000円でした。

その後、コロナ禍前半に特別費が上乗せされ2,400円になり、なんと6月以降は3,500円に。

特別費は変わらず取るようで、それを入れたら3,900円になります…

■まとめ

コロナ前は通常、航空便が数日〜1週間程度、SAL便が1週間〜20日程度、
船便が1ヶ月〜2ヶ月程度の期間で配送されました。

現在、コロナによる飛行機の減便で日本郵便の配送は不安定で遅延や引受停止も度々起こっています。

また、世界情勢が不安定で石油の値段が高騰しています。

日本だけでなく、世界的に配送料はどんどん値上がりしています。

eBayでビジネスをするのであれば、クーリエの契約、手数料の見直しなど早いうちからしっかり対策していきましょう！

これからこの様なeBay輸出や物販全般の情報発信をしていこうと考えています。

見逃さないようにフォローしてチェックを忘れないようにして下さいね。