見出し画像

【読書感想】私の行動の原因はコレか!がわかった本

才能に「じぶん」とフリガナがある。
これってなんだ?
好奇心から手に取り、ストレングスファインダーを実施し、読み始めた。

ストレングスファインダーの実施結果


私の資質TOP10
①戦略性
②最上志向
③個別化
④共感性
⑤学習欲
⑥責任感
⑦ポジティブ
⑧着想
⑨親密性
⑩コミュニケーション

人間には長所と短所があるように、この資質にもプラスに出る場合とそうでない場合があるようだ。
この資質がプラスにでてきた経験は伝わるように語れているか、気になるところではあるけれど書いてみる。経験を振り返ってわかりやすかったのが責任感の資質だったので、その経験からの気づきをまとめてみようと思う。

私の6番目の資質 責任感

責任感がよくない方に振れた経験


〈イベントの企画・運営が私の責任範囲、役割だ〉

年1回開催される、イベントの企画・運営を任されて4回目のときに事件は起きた。
3回目までは、私を抜擢してくれた上司が側にいて、困った時にはサポートしてくれた。4回目のときは組織変更があり、そうはいかなかったのだ。

私が任されたから、私がやらないと。
私の責任範囲がイベントの企画・運営。
最初から最後までしっかりやるんだ。

がんばらなきゃ、とそんな気持ちだった。


イベントに向けて行ったこと
・出展企業・セミナー登壇者への依頼、調整
・ポスター、フライヤーの制作
・案内状の作成、封入封緘
・来場企業、来場者リスト作成
・必要機材、消耗品の発注
・搬入出の打ち合わせ
・電源、ネットワーク、Wi-Fiの確認
・会場設営

3〜4か月の間、ざっと書き出してもこれだけのことを旗振りしていたのだ、もちろん通常業務も行いながら。

やることを粛々と行い、起こるかもしれないリスクもできるだけ排除。スケジュール表を作りToDoリストを作る。塗りつぶすと新たにやることが追加される毎日。そんな日々を乗り越え、大盛況のうちにイベントは終了した。

そして異変は起きた

イベントが終了してから約1週間後。
終わってホッとしたときに体調をくずし、入院・手術となったのだ(ほんとに)
それまでまったく気づかなかった体調不良。異変はあったはずなのに。
旅行に出かける当日に救急病院に駆け込むことになったのだ。あぁ、せっかくの旅行が…

退院後、社長・営業本部長から言われた一言
「もっと人を頼りなさい
「…」

おっしゃる通りです。
もともと頼ることを苦手とする私。このときばかりは、やってもやっても終わりがみえない状況が続き、これはお願い、と依頼してたのだが。もっと早く周囲に頼る・おまかせする、をしていればよかった。
この経験は、抱え込んでしまう責任感の資質が出てしまった、と思っている。


責任感が良い方に振れた経験

〈キャリアコンサルタント養成講座運営スタッフ〉

私が担当させていただいたのはコロナ禍に入り1年が経過した頃。

迎えた初日。
講師が来られる前に会場の鍵を開け準備開始。
準備する内容を理解していたとはいえ、初日はすることが体に馴染んでおらず、バタバタ。
そうこうするうちに、講師が到着。
W先生、初めまして。
機材のセッティングと先生に相談しながらのレイアウト決め。

「ああ、Kさん(私)は自分のやる範囲を決めて動きたいのね」

初めましての先生から指摘。
私は、そうなのかな?とよく理解ができていなかった。のちのち振り返って、自分の行う範囲を明確にし「ちゃんと」やりたかったのか、と気づいたのだ。まさに、責任感の資質。

W先生どのやりとりはこんな感じ。
「機材まわりはわたしができるから、Kさんは他の準備をしていいですよ」
「いえいえ、先生、わたしがやりますよ」
「感染対策でアクリル板の設置があるから大変でしょう」

機材周りは先生にお任せしたほうがよいとわかり、それ以外の準備に集中。先生と私の役割を決めたことで動きがスムーズになり、安心して自分の仕事に集中できた。これは責任感の資質がプラスに動いた結果だと感じたのだ。

責任感の資質ひとつとっても、プラスに動く、そうでない方に動くでこれだけ違うのだ。

資質は34もある。その資質の組み合わせがどのように自分に影響しているのか。これはストレングスファインダーのコーチに私のストレングスを見てもらわないことにはわからないのだが。

さあ、才能に目覚めよう


ストレングスファインダーをやってみる、そして読み解くことで自分の行動の根っこに気づく。気づいたら、どう活かすと自分にとって、周囲にとってよいのか。この癖が出そうなときはこうしよう、そんな気づきが得られる本なのだ。
資質を知って強みとして活かす。私の強みはこうやったほうが発揮できる。私の経験でいうところの、自分責任の範囲を明確にするとその力が発揮される、というのがこれに当たる。だから、自分の資質を伝えることで組織の中でも強みが発揮でき、貢献に繋がる、と言えるのではないかと思うのだ。

ストレングスファインダーのコーチに読み解いてもらう機会を得たら、また気づきが深まりそうだと思っている。

#ストレングスファインダー
#資質
#責任感




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?