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就労支援について

・A型就労支援=就労継続支援A型
・B型就労支援=就労継続支援B型
・就労移行支援

上記が大前提。ここを混同するともうごちゃごちゃです。分けて理解することが早道となります。

【A型就労支援(就労継続支援A型)】

*一般企業雇用と同等の支援

  • 企業などで働くことが困難な方への雇用の場を提供する支援です。

  • 利用者に対して雇用契約を結び、一般企業などに雇用されているのと同様に賃金を支払います。

  • 作業内容は軽作業が中心で、自立した生活に向けてのトレーニングの場となります。

  • 福祉的就労の性格が強く、利用者には最低賃金の工賃が保証されています。


【B型就労支援(就労継続支援B型)】

*一般企業雇用と同等に向けてのトレーニング的支援

  • 一般企業での就労が困難な方が自らの能力や適性に応じた作業を行う場を提供する支援です。

  • 利用者に対して賃金は支払われず、生産活動に係る収入から一定の工賃が支払われます。

  • 作業の内容は軽作業が中心で、将来の一般就労に向けて働く習慣や生活リズムを身につけるトレーニングの場となります。


【就労移行支援】

*就労に向けて行う支援

  • 一般企業などへの就労を希望する方に、一定期間、就労に必要な知識および能力向上のための訓練を行う支援です。

  • 企業実習や職場体験を積むことで、一般就労に向けた準備を行います。

  • 一定期間(原則2年)の訓練修了後、一般就労への移行を目指します。

  • ジョブコーチによる職場適応援助など、一般就労に向けた様々な支援が受けられます。

以上が3つの就労支援の内容となります。障がいのある方が自らの適性に合わせて働く場を選択できるように制度化されています。

就労支援事業についてのリンク
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