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親子登山行ってきた。

この間、保育園の年間イベントである親子登山に行きました。
夫は休みが取れず今フリーである私は今こそ出番だ!と思い参加しました。
普段は出来ない保護者との会話をしつつ思ってたよりハードな登山を楽しみました。
そこで1人のとある保護者お父さんAさんの話。
ただ人様に迷惑がかからないように育てていたつもりが、臨床心理の方によると「厳しすぎる育児だ」と助言があり悩んでいる様子でした。
普段そのAさんが子どもと接する様子を見たことあるが、私も何となく気になっていた。
私は専門家でも無いし相談されてるわけでもなかったので特に何も言えず今回初めてそのAさんの胸の内を聞いた。
Aさんが今までやっていた行動や言動が我が子には見本になっているため、周りのお友達に似たようなきつい言い方や行動をしていたらしく、臨床心理の方に指摘をされて初めて自分自身の行動のマネごとだった事に気づかされ胸が苦しかったとのこと。
初めてのお子さんということもあり接し方、生活習慣、物凄く悩んでいたと思う。
私も第一子誕生後は周りと比べてしまったり役所の人が言うことを全て鵜呑みにして教科書通りにしなきゃと思っていた時期があった。
凄くわかる。
子どもは分身のように思えるがそうではない。
自我が芽生え1人の人間へ成長する。
私は上の子が10歳の小学4年生なのでまだまだ経験はペーペーだが、育児をしてはっきり分かったことといえば、とにかく教科書通りにはいかない。
思い通りにいかないのが育児だということ。
そして、我が子を育てているのは私達大人や兄妹、環境だけではなく実は我が子に私達が育てられているということ。
子には考えさせられたり気付かされる事がよくある。改めて完璧な親なんていないと実感させられる。
少しづつ考えが変わってきたのは周りに言われる言動が変わったこと。
「育児大変だろうけど頑張って!」
↑はよく周りに言われる言葉だと思う。
「頑張る必要ない、普段から頑張ってるのだから肩の力抜いて!」
「今しかない育児を楽しんで!」

これを言われたときはハッとさせられたのを今でも覚えている。
普段からだめな私なのに頑張らないといけないのにこれ以上に肩なんて抜けないと心で思ってた。
こんなに大変な育児をどうやって楽しむの?
反発しか無い私の心。
だけど子沢山の経験者がそう言うのだ。
4人目、5人目が生まれて少しづつ理解してきた私の鈍い頭。
この悩ましい憎たらしく、だけど愛おしく注いだ愛情を全て受け取ろうとしてくれる子どもたちを育てる日々は今しかないのだ。
躾は境界線が難しい。
危険なことは例外だが、ある程度理解してくれればそれでいい。今日も良く食べ良く寝て事件事故に巻き込まれず我が子が生還してきた!!と思えるようになったのはここ最近、少し気が楽になった。
Aさんの気持ちが少しでも楽しく育児ができるように願うしかない。
Aさん普段の気持ちを吐き出して少し楽になってたらいいなぁ〜
人を育てるのは本当に難しいけど素晴らしい体験だと思う。
登山を終えてそう思ってた私ですが、次の日は筋肉痛で動けなくなりしんどい朝が待ってました。


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