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M&Aインタビュー

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「経営者の会食、2次会でのぶっちゃけトーク」がコンセプトのM&A経験者インタビューです。 売り手・買い手・アドバイザーの素顔や本音がわかる、台本ほぼなしのリアルなトークをお届けし… もっと読む
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2019年6月の記事一覧

話題の資料を公開した社長は、めちゃクレバー!|M&A BANK Vol.188

思わぬ共通点に意気投合しちゃいました島袋 今日はですね、爽やかイケメン、Marketing-Robotics(マーケティング-ロボティクス)の田中社長に来ていただいています。よろしくお願い致します。 田中 とんでもないです、よろしくお願い致します。 今日はお呼びいただいてありがとうございます。チャンネル登録してます。 島袋 嬉しいな。 みんなチャンネル登録はしていても、いいねは決して押してくれないです。(笑) 田中 コメントとかはしづらいですね(笑)隠れファンです。

連続起業家が生まれたきっかけ|M&A BANK Vol.185

このイグジットを考えたのはあの人だった島袋 ファンドはそのスキームで売却するために作ったんですか? 恵島さんの中でファンドを作ってそうやろうと思いついたのか、どこかのファンドからそういう提案をもらったんですか? 恵島 それも、前回お話ししたLBOローンを組んでくれたコンサルの方が提案してくれたんです。その方がそのままGPに入って。 島袋 なるほど!深いっすね。 恵島 僕にはどういうイグジットの仕方がいいか、この会社の未来をどう考えているのか、本当に自分の全財産をもう一回

創業者が経営から完全に離れた理由|M&A BANK Vol.184

なぜ会社の経営から離れた?島袋 今回も、M&A業界のイチロー、恵島さんに来ていただいています。 最近、全株一気に売却するのではなくて、ある一定数の株式を残して売却して、業績が伸びればアーンアウトで高いバリュエーションで売却する、というイグジット事例がちょくちょく出てきています。 恵島さんはそのやり方は検討しなかったんですか? 恵島 そうですね、イグジットで現金を得たかったというよりは、そのROI社自体が一番伸びる方法は何かなと考えたんです。 実は売上20億円くらいになっ

さらに大きくイグジットするためのイグジット|M&A BANK Vol.183

M&A業界のイチロー、実績に迫ります島袋 ご自身でもたくさんM&Aを経験されていると思いますので、今回はそのあたりのお話を伺いたいと思います。 恵島 そうですね、ROIという今年商25億から30億くらいの覆面調査の会社を13年間経営していて、2年前に売却しました。 島袋 おいくらくらいでですか? 恵島 おいくら(笑) 島袋 ダメですか?(笑) 恵島 言っていいのかわからないんですけど、○○億で売却をしています。 売却をしているんですけど、No.2からNo.4の役員の

イグジット5回⁈2拠点生活を送る連続起業家あらわる|M&A BANK Vol.182

M&A業界のイチロー登場島袋 今日もBIGな方が来てくださいました。M&A業界のイチロー、恵島良太郎さんです。 もはやどの肩書きでご紹介していいか分からなかったので、お名前で紹介させていただきました。 この収録の2ヶ月前くらいに、IRTVの金社長に紹介していただいたんですが、 新橋の居酒屋で初めてお会いしたんですけど、僕、その時「M&A業界のイチローを目指してます」みたいな感じで自己紹介をしたんです。 それで恵島さんの番になったら、圧倒的に僕よりもM&A実績をお持ちだ

M&A・最終契約の際の注意点|M&A BANK Vol.181

投資契約はどうなっている?冨岡 前回に引き続き、岡本弁護士をお招きしています。 今回は契約交渉や契約締結の後の話をお聞きしたいと思います。 売り手目線で「ここに気をつけた方がいい」というポイントをいくつか教えていただけますか? 岡本 たとえばベンチャー企業が売却でイグジットするケースで、既存の投資家から出資を受けていた場合は、M&Aでもらった対価をどう分配するかを投資契約や株主間契約で決めていることがあるので、その条件がどうなっているかチェックする必要があります。 冨岡

法務DDで争点になること|M&A BANK Vol.180

ディール成立を左右するトラブル冨岡 前回に続きまして、M&Aの実務について岡本先生とお話ししていきたいと思います。 今回はDD、特に法務、リーガルのデューデリジェンスに特化して伺いたいと思います。 基本的に買い手サイドはよっぽどの案件じゃない限り、M&Aのときは弁護士さんを付けて法務DDをされると思いますが、そのときにありがちなトラブルや問題になる点としてはどういうものがあるでしょうか? 岡本 ディールキラーと呼ばれる、「もうこのM&Aできないかもしれない」となるような大

M&Aで弁護士に頼るべきタイミング|M&A BANK Vol.179

ちょっと、島袋が緊張しちゃってるので…冨岡 前回に引き続きまして、岡本弁護士に来ていただいています。 ご覧になった方はお気づきかと思いますが、島袋がお綺麗な女性だとどうしても緊張しちゃってうまく話せないところがありましたので、緊急登板させていただきました。 あとは、僕の方でM&Aの実務寄りの話を聞けたらいいなと思っています。 改めて、どうぞよろしくお願いします。 M&Aを決めてから声をかけても遅い?冨岡 僕は昔からM&Aの仕事をしていてよく弁護士さんと一緒になるので気に

IPO準備、3つの実務とは|M&A BANK Vol.178

IPOの準備って、何が大変なんですか?島袋 今回も、弁護士の岡本先生に来ていただいています。 今回はM&Aとはちょっと違うんですが、IPOについて教えていただきたいなと思っています。 岡本 メルカリでIPOの実務面を担当させていただいたときは、業務が大きく3つに分かれていたかなと思います。 1つ目は審査の対応。東証とか証券会社の審査の対応ですね。 けっこう細かい質問がたくさん来ますし、作成した予算がちゃんと実績とミートしているか、たとえば売上のトップラインもそうですし、

メルカリで経験したM&A|M&A BANK Vol.177

メルカリでのM&Aは?島袋 今回も弁護士の岡本先生に来ていただいています。 メルカリにお勤めの際に担当されたM&Aや出資案件のことを伺いたいと思います。 岡本 そうですね、メルカリの時はM&Aはそんなにたくさん数があったわけではありません。 というのは、私がいたのは2015年の3月から約4年間なんですが、上場したのが去年(2018年)の6月なんですね。 IPOの審査をしている間に大きいM&Aをやってしまうと、買った新しい会社もまた審査しなきゃいけないので、それで上場のタイミ

メルカリも支えた、初の弁護士ゲスト登場|M&A BANK Vol.176

初の弁護士さん登場です。島袋 M&Aには弁護士さんがつきものです。 ということで、今回はトリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社のCCO(チーフ・コーポレート・オフィサー)、岡本さんに来ていただきました。 岡本さん、今妊婦さんですよね。 岡本 はい、そうなんです。 島袋 この動画が世に出る時にはもしかしたら「おめでとうございます」っていうFacebookのコメントの中にまぎれちゃうかもしれないですが、どうぞよろしくお願いいたします。 では、自己紹介をお願いします。 岡本