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絵を買う ❝死ぬまでにやりたい「え」のこと❞

「死ぬまでにやりたいあいうえお」シリーズです。

このシリーズはnoteが続かない、でも続けたい私が、半ば当然のようにnoteを更新し続ける事が出来るようになる事を目的に、自分にルールを設けて始めたものです。

詳しくはこちらを。

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本日は「え」の日です。

絵を買う。

美術鑑賞を趣味としているわけではないのですが、なんとなく絵を見ていて、心を動かされる時があります。

我が家の自宅には、学生の頃から好きだったクリムトの「抱擁」の複製が飾ってあって、リビングの床に寝そべって、ただなんとなくそこに目をやると、家事育児で毎日バタバタしている時間が一瞬止まったような感覚に包まれます。

「芸術は心を豊かにする」というのは、よく言われている言葉ではありますが、本当にそうだと思っていて。

絵画でも、音楽でも、風景でもなんでもいいのですが、心が動かされるものに出会った時、その心の動きをしっかり細かく、感じ取りたいのです。

どうしてこの絵を見るとこんなに心が落ち着いてくるのか?
どうしてこの人の歌を聴くとこんなに胸が熱くなるのか?
どうして私はこの場所が好きなのか?

そんなことを問い続けていると、自分の心地いいモノや、心地いい場所に出会える頻度が増えてくる気がします。

個人的には、本物かレプリカかとか、プロかアマかとかはどちらでも良くて、自分の心が動くかどうかが大事かなと。いいモノが必ずしも自分の心にフィットするかと言うと、それは別物な気がしています。

昨日クリスマスコンサートに行ったのですが、みなさんそれぞれに素晴らしい歌声で「上質だな~」なんて感じました。でも、お一方のそれだけは、私の心に働きかけるものがあったようで、その方のプログラムの時はなぜか目頭が熱くなるという経験をしました。私にとっては別物でした。

家を建てたとき、将来絵を飾ろうとピクチャーレールを三か所に付けたのですが、二か所はまだ絵がありません。夫と私の「いいな」と思う絵を、そこに飾りたいと思っています。
そういう絵に出会った時、また夫婦の何か、共通する新しい価値観とか感覚に出会えると思っています。

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明日は「お」の回。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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