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2泊3日-秋晴れの穂高連峰(1日目:大正池から岳沢小屋)

                                                                           山行日:2021年10月3日(日)

9月30日、Instagramで涸沢の紅葉が見ごろを迎えていることを知る。今年は台風の影響があまりなく長く楽しめそう、とのことなのですぐには向かわず天気の良い日を狙って行ってきた。

以前から岳沢を経由して奥穂高へのルートが気になっていたので歩いてみることにした。1日目を岳沢小屋、2日目を穂高岳山荘のテン場に泊まり、3日目に涸沢を経由して下山することにした。時間に余裕がある行程だったので紅葉の他にうれしい誤算も堪能でき、幸せな3日間を過ごすことができた。ぜひ、来年以降の山旅の参考になればと思う。

コースタイム

11:10 大正池ホテル
11:15 大正池
11:40 田代池
12:20 上高地バスターミナル/休憩15分
14:45 岳沢小屋(幕営料 2,000円)
   *テント場(予約不要)は岳沢小屋から5分ほどの距離
           *売店、水場は岳沢小屋を利用
           *テン場docomo回線良好
   *上記以外にも適宜休憩あり、水分補給はしっかりと

岳沢

雰囲気

本日の目的地は横尾や涸沢ではなく、岳沢小屋のため行動時間は少なめ。時間に余裕があるので、今まで気にはなっていたが訪れることがなかった大正池からスタートすることにした。

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バスを降りてすぐの景色(大正池と焼岳)
池よりも山に目がいくのは山屋あるある

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穂高連峰
中央やや右の白くなっている沢沿いが岳沢小屋へのルート(だと思う)
ここを中腹まで登れば本日の目的地

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田代池と湿原からの穂高連峰

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雰囲気良いのに立ち止まる人が少ない田代池

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河童橋を渡ってすぐ
このときは岳沢の紅葉は想定も期待もしていなかったので天気が良いなぁ~くらいしか思わなかった(そもそも岳沢がどこか知らなかった)

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岳沢への登山道入り口に位置する岳沢湿原
上高地で一番好きな場所

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岳沢湿原②

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登山開始!道中、このように案内がある
1590mから2170mまで登る
なぜか所要時間はどの番号も空欄w

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所々で開けたところがある
沢沿いの道を登るので道迷いの心配はなし

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んん!?しっかり色付いていて嬉しい誤算だ

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あっという間に岳沢小屋に到着

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岳沢小屋からさらに5分登るとテント場
どの区画も水平で嬉しい
混雑さえなければ相当快適

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別角度から
上高地を一望できる贅沢スポット

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黄色がメインの紅葉なのかな?
これはこれで良い

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地理的に日の出・日の入りは見えない

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夕日で赤く染まった山肌

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星まで見れて幸先の良い1日目が終了

あとがき

自分調べでは岳沢小屋へのルートは、情報が少なく勝手に上級者向けだと思っていた。しかし、実際に歩いてみると危険箇所はなく歩きやすい一般登山道といった感じで心配は杞憂に終わった。上高地バスターミナルから岳沢小山ではコースタイムで2.5時間、標高差は700m弱なのでテント泊登山初心者に大変おすすめできる条件が揃っており、翌日は残りの体力と相談し前穂高岳(3,090m)に挑戦するもよし、真っ直ぐ下山し上高地を観光するもよしで1泊2日でも十分満喫できるなかなかの穴場である。休みが取れるなら私のように2泊3日で涸沢まで行ったほうがより濃い山旅になるとは思うが・・・

テント場は小屋から5分ほど離れていてトイレも水場も小屋まで戻らないと使えないのは欠点ではあるが、私はそれほど気にならなかった。ほとんどの区画が点々としており、テントが密集するのを回避でき、さらにどの区画も平ら(水平)のため、テント内でもストレスのない時間を過ごすことができた。売店には日本酒にワイン、チューハイとアルコールやスナック菓子などが充実しているのでそういう楽しみ方もできますよ。

続き(2日目)はこちら
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