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1泊2日-残雪期:北穂高岳

             山行日:2023年5月9日(火)~5月10日(水)

1日目は上高地から涸沢カールに移動し、涸沢カールでテント泊。
2日目に北穂高岳へピストンし、涸沢に戻りテントを回収、そのまま上高地へ下山のごくごく一般的な山行。

ここでは、2日目の涸沢カールから北穂高岳までを重点的に取り上げる。


macaのコースタイム

1日目 上高地BTから涸沢カールまで
10:40 上高地バスターミナル
12:10 徳澤園
13:20 横尾
15:50 涸沢カール
    *テント泊の受付は10:40 涸沢ヒュッテにて行う
    *テント泊は予約不要(幕営料一泊2,000円/人)
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2日目 北穂高岳までピストン、テント回収後、上高地BTへ下山
04:20 涸沢カール
06:05 北穂高岳南峰
06:20 北穂高岳
06:25 北穂高小屋(8時55分まで滞在、たまたま出会った方々と雑談)
10:50 涸沢カール(12時00分まで滞在、テント撤収など)
13:50 横尾
14:50 徳澤園
16:35 上高地バスターミナル   
                           *適宜休憩あり

雰囲気

4時20分行動開始
夜明け前だがうっすら明るくヘッデンは必要ない

これから中央やや右の斜面を登る

涸沢カールのテン場を見下ろす
GW明け後の平日、テントの数は21張(22張かも)と少ない

写真では伝わらないが結構な急登
それでも早朝は雪が締まっているから登りやすい

登り始めて20分
ゴールが近いように思うがそんな訳はない

少し色が薄いがモルゲンロート

あっという間にモルゲンロートの時間が終わった

すっかり明るくなり富士山を発見

富士山と飛行機雲

涸沢カールの夜明けはまだみたい

こちらはやっと夜明け

山頂へはまだまだ

前穂から延びる尾根(注:登山道ではない)と同じ高さまで来た

穂高岳山荘が見えたので山頂もすぐそこ

もうひと踏ん張り

南稜テラス到着
涸沢カールが遠い

気持ちの良すぎる青空

北側へ移動すると笹ヶ岳がドーン

裏銀座までは見えない

前穂高岳

中央の薄っすら白味がかっている所が白山

北穂高岳登頂

北穂高岳からの眺め

やっとこさ奥穂山頂を確認
改めて笹ヶ岳
双六岳を中心とする山々
薬師岳を中心とする山々
忘れちゃいけない大キレットと槍ヶ岳

北穂高小屋に移動
風のない晴天で、たまたま居合わせた方々と楽しく談笑

北穂高小屋からの眺め
大キレットを眺めるなら山頂からより小屋前からの方が良い印象

大キレットと槍ヶ岳
大キレットと槍ヶ岳 - 縦ver.
針ノ木方面
大天井岳を中心に燕岳や常念岳、西岳で延びる稜線
中央のコルが常念小屋、その右が常念岳

北穂高小屋を後にし再び北穂高岳山頂へ
これで見納め

奥穂高岳とジャンダルム
蝶ヶ岳
常念岳
喜作新道や大天井岳

槍ヶ岳のアップ

景色を堪能したので下山開始

気温が上がり、雪がだいぶ腐っていたがなんとか涸沢カールまで下山

北穂高小屋でのんびりし過ぎて、涸沢カールのテントがだいぶ減っていた

この後はテントを片付け、この日のうちに上高地バスターミナルまで下山し、帰路に着いた

あとがき

「今年は雪が少ない」とはどこの山へ行っても聞いたが、涸沢周辺も例外ではなかったらしい。GW後ということであまり雪山を楽しめないかと懸念があったが涸沢カールから上は辛うじて積雪があり、なんとか今シーズン最後の雪山を堪能することができた。

北穂高岳は標高3,000mを越す高山であるが涸沢からピストンすれば荷物は軽量で済むし行動時間も長くはならないので、行きたいと思ったらぜひ挑戦してほしい。

ありがとうございます。励みになります。