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ツバメの来るレストラン マカピーの日々 #1371

マカピーです。
ハマナスレストラン2号店には、よくツバメが飛来します。

店舗が間口10メートルの二間があるので片方から飛来してもう一方から飛び去って行くのでした。

店舗は雨のかからない回廊が幅2m程あるのでそこには小さな二人掛けのテーブルを出しています。

マカピーはそこで1人で時間を過ごす事もあります。

そのマカピーの頭上をかすめる様にツバメが飛翔するのはこの回廊の天井に彼らの巣があるからです。

ところが昨日はツバメが店内監視カメラの上に停まって暫く動かなかったのです。

ウン、どうしたのかな?

そこに巣をかけたいの?

アマツバメの仲間だと思いますが、春になると日本に渡って来るツバメと同じ様に人と共生しているようなところがあります。

つまり人間の活動圏内にいると他の外敵からの襲撃を受けづらいからです。

先人日本からのオジサン組が来た際にその巣の1つを掻き落として見ました。

ちなみにこちらでも商品として価値の高いツバメの巣ですが、雛のいる巣を取ることはできません。

マカピーは半分壊れ落ちかけていた巣を取ったのです。

よく見ると海藻を練ったような様子がないのです。

それでも泥ではないのですが植物の繊維が多く食用には向かないと一目でわかりました。

高級品がこんな場所で採れたら世話ないものね(笑)

それから店内にツバメの巣をかけられたら、彼らの飛翔の邪魔になりシャッターを下ろす事が出来なくなってしまいます。

でもツバメもその辺りは分かるらしくリスクはおかしません。

ウズベキスタン滞在中は日本と同じ様に春になるとツバメが飛来してガレージの天井近くの壁に巣をかけた事がありました。

そこをカラスが襲撃しようとしましたが、天井近くだったのでホバリング出来ないカラスは諦めざるをえませんでした。

全く上手く計算して巣作りの位置決めするものだと感心したものです。

ところがカラス来襲の後で、泥の巣の一部が欠けてそこからヒナが落下したのです。

そこを愛犬ゴールデン・リトリーバーのレディーがパクっと食べちゃったのです。

味をしめたレディーは次の獲物が落ちてこないか巣の下で待つようになりました。

マカピーは「ツバメの巣の補修」をマカピー弟がイラストレーターとして描いていた事を思いだしました。

さっそくカップ麺の容器を半分に切り、ハシゴをかけて巣全体を包む様にしガムテープで落ちない様に応急処置をし巣立ちさせる事が出来ました。

レディーはそれでも数日はタナボタを待っていましたが(笑)

ツバメが来る家は幸せが来ると言われます。

今日は見知らぬデカい白黒のネコが堂々と店を抜けて裏口から出てゆきました。

動物もいいのですけど、千客万来で沢山のお客さんが来て食事を楽しんで欲しいなあ!

マカピーでした。
最後までお読み頂きありがとうございます。商いはアキナイ事ですね(笑)



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