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やっぱり熱帯は暑い  マカピーな日々#0818

マカピーです。
今朝の散歩は太陽にあぶられて暑かった!

コタキナバルに来て2週間経ちました。
欠かさず早朝散歩を続けていますが、22日には近くの総合運動場で5kmのFun Runがあるというのでポスターを眺めると「な、なんと5時半から7時半開催」とあるではないですか!

やっぱり陽が出る前が勝負なんでしょうね。
その後はじりじりと肌を焼く光線という感じでとても暑いんです。

ダナン(ベトナム中部都市)では日焼けを嫌う、ベトナム人は陽が上がるとサーッとそれまでの運動を切り上げて帰宅してしまいました。

音楽を流して演舞をするグループやジャズダンス、社交ダンス、太極拳・・・いろいろな集団がありましたが、一番の敵は「太陽」という感じがしましたね。

で、スマホのアプリで温度を調べると最高気温が33℃と日本の夏ではよく見かける程度なのですが、冬がないので年がら年中暑いのです。

人はそれを「熱帯」と言います、ハイ。

しかも湿度が高い。ジメジメムシムシという不快感が高まるので家の中にはエアコンがあり、天井の扇風機を回しているのでした。

これらがないと、汗でパソコンのキーパッドがべたべたしてしまいます。
ジョギングだけでなく農民も早朝と夕方に農作業をしない事には、疲れてしまいます。

日中はなるべく動かないようにして、昼寝して体力を温存している生活を見て、「農民は怠惰な生活をしているのだなあ」っていう人がいますが灼熱の太陽の下で農作業をしたらどうなるか、少しでもその時間に散歩でも経験するだけで「納得」するでしょう。

今朝のリカス湾は波が穏やかで、いつものテタリ(ミルク紅茶)色ではなく透明度も増して漁民が刺し網を仕掛けている様子が見られました。

凄いのはあの日当たり良好すぎる小舟の上で、悠々と煙草を吸って魚が網に入るのを待っている姿で、シャツにズボン姿で太陽光線を保護しながらも肌は赤銅色に鍛え上げられていたのでした。

マカピーがやったら、2時間くらいで火傷になってしまうでしょう!
マカピーは漁師にも農民にも成れないのが良く分かるのでした。

そういえば夏暑く冬寒いタシケントの生活を思い出しました。
日本よりも暑くなるウズベキスタン共和国は中央アジアでお隣にアフガニスタンがあるところで、ステップ気候っていう区分に入っていたかと思います。

夏は50℃まで気温が上昇するんですが、暑く感じません。
それは湿度が低いので、暑さを感じないで気持ちいいのです。

ところがその気持ちよさというのは、体内からどんどん汗が蒸発して気化熱で涼しく感じるからなのです。

つまり、奪われた水分を補給してあげないと体が脱水症状を起こしてしまいます。地元の人は木の下にタプチャンという縁台をだして木陰で「チョイ(お茶)」をゆっくり飲むのです。

ところが、外国人や旅行者は喉が渇いたと冷たい水をがぶ飲みしたり、スイカやメロンをパクつくのですがこれで下痢を起こしてしまう人が案外多いのでした。

諺に「郷に入っては郷に従え」というのがありますが、アウエィに来たらしばらくおとなしくして周囲の様子を見ることがとても大切です。

「郷に入っては郷に従え」のマレー語はこんな感じ!
「Masuk kandang kambing mengembek,masuk kandang kerbau menguak ( マソッ カンダン カンビン メングンブッ、マソッ カンダン クルバウ メングアッ ) 」= ヤギの小屋に入ればメ〜と鳴き、水牛の小屋に入ったらモ〜と鳴け

マレー語の諺

それを日本やいつもの生活パターンを無理に当てはめようとすると、体が悲鳴を上げてしまうから、いきなり新天地で疲れない行動をとらない事が大切なんですね。

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。マソ・カンダン・カンビンっす。




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