見出し画像

ネバー・ギブアップ(放り出さない)マカピーの日々#1029

マカピーです。
途中で放り出すのはもったいない!

毎日が同じように・・・というわけではなく、それなりに刺激的な毎日を送っているマカピーです。

それでも、マカピーが思っているように状況が好転しないで気分が乗らないときがあります。

今朝もパートナーであるハナさんにぞんざいな口をきいてしまう事があり、ハッとしました。

彼女も頭痛を訴えていて、本調子ではなかったのですがここで二人が喧嘩をしても何んにもなりません。

どこに行っても犬に吠えられるのでした

無理して笑い話をしなくてもいいから、としばらく黙って車を運転していると次第に気分が楽になってきました。

更に村に行って、日差しが強くフライパンのように熱くなったトタン屋根の下でダイソーの温湿度計が35℃湿度70%を指していました。

海岸なのにこの暑さは厳しい、それに前日から咳き込みがひどくなって体がだるいのに頭がボーっとしてきます。

風が殆ど吹かないやり切れない暑さで、ロビンでさえ「暑いなあー」と漏らすほどでした。

海岸の手前にあるモンタナナモの木の木陰のベンチに行けば涼しいのは分かっています。

でも、あそこへ行くとアガス(サンドフライ)の襲撃がありとんでもなく痒い思いをしなくてはなりません。

一昨日のタタの家の作業をハナさんと手伝ったのですが、しっかり疲れた上にしっかり虫に食われて翌日から猛烈な痒みの再来です!

いくらぬり薬があっても足りません!

初回の80か所ほどの刺された跡が黒ずんで落ち着いてきたと思ったら、またもややられています。

地元の人のように刺されても大して反応しなくなるまで、後どのくらい時間を要するのかしら?

アトピーのお子さんのように、無意識に掻きむしらないようにするのが本当に大変です!

ロビンから「痒い手足を海の水で洗うと良い」と言われてから、必ず海辺に行き波打ち際の砂を手ですくっては痒みのある所だけでなく全体でごしごしやるととても気持ちよく、少なくとも3時間ほどは痒みが気にならなくなるのでした!


ネジきりのような尖った貝ですね

陸風が吹いてきたらアガスが来ないとロビンがいうので、木陰のベンチにゆくと何とも気持ちのいい風がありハンモックに横たわりたくなりました。

でもこのモンタナナモの木もくせ者でこの木の周辺にはアカアリが沢山いるのでした。

イテテテ!

普段マカピーも村人と同じようにアカアリとは互い不可侵条約を結んで、平和を保っているのですが、何かの拍子に彼らを怒らせると突然噛みつかれるので、その痛い事!

ご紹介している海辺の写真では平和に見える世界も、実際には背後でこうしたいろいろ厳しい現実?があるものです。

サイチョウが枯れ木に沢山やってくる場面に出くわしました。ラッキー!

たとえば観光案内をして「この浜辺がいかに魅力的なのか?」というテーマでキャッチフレーズを考えます。

「自然度の高いビーチは、アガスもアカアリもワニもいて皆さんのお越しを心よりお待ちしています。Slamat Datang!」

これじゃあ、誰も来ないだろうなあ。

でも、マカピーは観光誘致に来たわけではなくここ農民と一緒に仕事をしているのでした。

投資しているから途中で引っ込みがつかないというのではなく、昨年11月から開始して、ようやく生産が始まったばかりなのです。

確かに先週末に価格交渉に入っていた会社から断られ最初だけにちょっと気持ちが凹みました。

でもそんなことは商売をしていたら普通にある事です。

いちいち取引で一喜一憂するのより、安定生産ができる体制作りが必要です。


えーとなんていう花でしたっけ?日本でもよく見かけるようになりました!

かつて一緒に働いていたつもりだったジュルが壊していった村人との人間関係を改善するために、もっと村人と信頼関係を築くためにハナさんと一緒になって作業手伝いをしながら彼らとおしゃべりをしたりお茶を飲みながら時間を過ごしているのです。

それなのに、マカピー自身が飽きちゃってどうする?

村人はこれまでも色々な人を見て来て、変なコンビ(ハナさんとマカピー)が初めて事業を疑わしそうに見ているような感じなのです。

今年いっぱいで利益が出なかったら見直しですけど、その前に全力をつくさいないで自分から辞めてしまう事はしません!

だって、もったいないじゃない?
こんなにリソースフルな条件なのに活かせなかったら。

一人よりも二人、二人よりも三人・・・一緒にやってくれる人がいたらとても励みになるし乗り越える壁が高くなっても大丈夫になる。

そう、マカピーは試してもいないのに途中でほっぽり出すことはできない!

漁民から直接浜で買い物をする魚屋さん

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。本当は飽きっぽいのですが責任があるとそうも言ってられない!

もしもサポートいただければとても嬉しいです。そのサポートは感謝のバトンタッチとして使わせていただきます!