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え、先生も親戚なの? マカピーの日々 #1271

マカピーです。
久々の町で出会いがありました。

ハマナス2号店に仕入れた野菜を届け、更に不足分を買い戻り、休む間もなく更に2時間走って辿りついた町は4ヶ月ぶりでした。

その前は毎月のように来たのはマイ姉宅があったのでそこに泊まりました。

しかし今回の目的は新しいシェフ探しでマイは関わっていないのです。

ハナさんは従兄弟のカリンガに今回の人探しをお願いしていたので、ついでにそこに泊めてもらうつもりでした。

カリンガには二人の奥さんがいて、最初の奥さんには6人の子供がいます。

そして2番目の奥さんにも4人と、公務員なのにかなり頑張っているのでした。

夕食でも他の店の出す料理が気になる

二家族を養うのは金銭的にも相当大変そうです。

2番目家族はハマナス2号店近くの地区で病身の父親と兄家族と同居でしたが、半年前に、仕事場と第一夫人家族のいる家の近くに移り住んでいたのです。

カリンガはこれでどこへも歩いて行けると喜んでいました。

ところが第二夫人家族のところに重大な問題がありました。

カリンガは部屋はあるけど水が無いと言うのでした。

そうなんです。この町全体が水不足問題があり、マイ姉宅も給水タンクに定期的に業者に頼んで水を買っていたのを思い出しました。

更に悪い事に借りた家の水タンクが小さい上に水漏れを起こしていたのです。

これじゃあ泊まれないね。

かき氷のABC

カリンガに、また明日合う約束をして別れた後で、車に戻り宿さがしすることになりました。

日はとっぷり暮れています。さてどうしたものか?

あ、そうだ。来る途中でRoom Stayっていう表示を見かけたのを思い出しました。

行って見て見よう!

駄目だった港近くの幾度か泊まっているゲストハウスに行けばいいでしょう。

到着し、事務所らしいところも灯が落ちていて声をかけても、返事がありません。

諦め車の戻ると、その近くの窓から女性の声が聞こえました。

部屋はありますか?

はい、今あちらに主人が行きますね,

ファストフード店の向こうにある卸店から米や缶詰め等を購入

小太りのオジサンが暗がりから出てきて、1泊か2泊したいと会話が始まりました。

そしてオジサンがこの人は?ってマカピーを指差します。

日本人ですけれど、どうしましたか?

おお、日本人なのか。 アリガトゴゼマス。

ハイ、ソウデスカ!

何だか急に緊張が崩れる。

一軒家に3部屋あり、それを見せてもらいながら例によって世間話が始まります。

ハナさんがレストランをやっていて今回はシェフ探しに来たんで、頼んでいた従兄弟宅に泊まるつもりが水不足で泊まるところを探しここに来たと伝えたのでした。

更に町の向かいの島村で村長をしているもう一人の従兄弟がいてそこへも行けるけど、今からゆくのも海を渡らなくちゃ行けないので面倒。

更に従兄弟のハドマン宅は子供が沢山いるので部屋が不足して、そこから近い水上ゲストハウスに泊まらされたのよ。

ああ、それボクのゲストハウスで中国人に貸しているんだ。

それにハドマンはボクの叔父です。

写真と実際の料理の出来もチェック!

え、というとさっきまで会っていたカリンガも知っているわね?

もちろん、親戚ですからね。

じゃあ私達も親戚ってことね!

お名前は?

チグ・サイード。退職するまで学校の教員をしていたので皆んなボクをチグって呼ぶんだ。

ボクはマカピーそしてこちらはハナです。

ふ~む、世の中って案外狭いものですね!

マカピーでした。
最後までお読み頂き感謝します。
常宿になるかしら(笑)






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