そりゃ「花咲じじい」かい?マカピーな日々#0922
マカピーです。ボルネオ島北部マレーシア国サバ州にいます。
忘れていた事のリアクションがあり嬉しかったのです!
あれは今年の春まだ浅い4月の新潟県上越市の事でした。
マカピー夫妻は埼玉から友達に会いに行くために新幹線と在来線を乗り継いで上越市を訪れました。
上越市ってマカピーにとって初めての土地柄でしたが、親鸞聖人上陸の地、高田城、日本最初の本格ワイナリーが出来た場所、日本の近代スキー発祥の地だったり豪雪地帯の雁木(がんぎ)があったりといろいろと面白いところだったのです。
そこに教員をかなり以前に退職された母とその娘もモコちゃんが住んでいるのでした。
モコちゃんとは既に20年以上の付き合いがありお母さんも海外勤務先にきてもらったので今回はマカピー達が泊まらせていただきました。
お母さんの借りている畑では、「ウド」が食べごろでマカピーも一緒に掘り起こして、みんなでその春の味覚を楽しんだり海の幸や地酒を楽しんだのでした。
お母さんは敷地内にある柿の木を見上げて「数年前に剪定したんだけど、もう歳で脚立に乗って作業する事が出来ないのよ。モコちゃん(娘)は農作業が全く分からないし・・・以前の収穫ほどは取れなくなっちゃった」と寂しそうにいうのでした。
マカピーも見上げると、確かに込み合った枝では実がつかないでしょう。
それは、マカピーが農業学校を卒業して農業や果樹栽培について特別詳しいからではありません。
ただ、なんとなく見ればわかるんです。
「とりあえず伸びちゃったから剪定した」もので果樹の剪定ではありませんでした。無駄な枝が密集しているから「歪(いびつ)」で実がつかないんですね。
マカピー:「それじゃ、倉庫の脚立を借りますね。それから剪定用のノコギリとそれから軍手もお願いします」
こうして、自分でどんどん混みあった大小の枝を取り除く作業を進めたのでした。
ふと脚立から選定作業で地面に落ちた枝の量を見て、「ちょっと刈り込み過ぎた」感じで慌てました。
マカピー:「これから花芽がどれだけつくか分からないので、今年の収穫はあまり期待できないかも」と付け加えておきました。
そんなことをすっかり忘れていたサバにいるマカピーのもとに、昨日トモちゃんからメールが来ました。
「マカピーさんの剪定のお陰で、今年は柿が沢山実りました。おすそ分けでご自宅に渋抜き柿を送りました。残念ながらマカピーさんはサバにいるから味わう事が出来ませんね」
ああ、そうか。あのカキの木に実が沢山なったんだ!
なんだか便りを知ってとてもうれしくなりました。
自分のやった小さな事が、時間を経て成果に結びついたわけです。
それで喜んでもらった人から感謝された構図になります。
誰かが困っていることを解決したら、いい事が沢山起こる!
ほんの「柿の枝の剪定」でしたが、マカピーは教訓を得た気持ちになりました。
それを、今の仕事にも活かしたいなあ。「ウインウインの関係」とはそういうものでしょう。
気を付けたいのは直ぐに結果が出るものと、そうでないものがあるという事です。
ただ、ちゃんと適当な時にアクションを起こしておくことです。
そう、時には頭で考えるだけじゃなくて、ともかく行動してみる。
そうしたら反応の連鎖が始まるんですね。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。みんなで花咲じじいになろう!
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