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どう死んだかではなくどう生きたか?マカピーの日々#1002

マカピーです。
正直に言います。
マカピーはこの年齢になってもいまだに「生きる事」が良く理解できません。

昨夜も仕事を一緒にしているハナさんと「子供の死」について話したんです。

ハナさんはその死が特に両親に与える影響があると言ったのは、彼女自身が小児科医であったからでしょう。

彼女は、両親が自分たちよりも先に生を終えてしまう命に対して幾度も自問して苦悶する方が多いとも。

突然の事故にしても長い闘病生活の末であっても「死」には変わりはありません。

マカピーは幸いそうした辛い思いをしたことはありませんが、想像しただけでも胸が苦しくなるのでした。

雷雨が近づいています。マレーシアはモンスーンです!

では、長く生きたからいい人生だったかどうかは誰が決めるのでしょうか?

結局、誰かの評価なんて「クソくらえ」的なものでマカピーは意味がないと思うのです。

それよりも他人の評価を気にして生きるのではなく、自分がやりたいことをすべきだと思うのです。

例えばマカピー自身が不思議な縁でハジさんに誘われてやって来たサバはかつての青年海外協力隊時代に活動した馴染みがある州でした。

昨年11月から腰を据えて仕事をすることになったけど、マカピーはこれまで商売をした経験が全く無いのでした。

長年給与生活(活動は殆ど海外でしたけど)を続けてきたので、事業を開始するにあたって自分の金を使う感覚は未知なる出来事でした。

海辺の様子って絵になります

何といってもマカピー妻からは「アンタほど商売から程遠い人はいないと思う」という太鼓判を押される程、感覚的にも商売と無縁だったと思います!

既に子供たちもマカピー夫婦から経済的にも住居的にも独立しているので、幸運なことに教育費や家のローンだとかの心配が少ないです。

だから、会社や団体の中で働く選択ではない、自分でやる仕事(起業)をやりたかったんですね。

正直、事業に将来用に貯めていたお金を使うのが怖いです。

だって、昨年南アから帰ってきてからマカピーは一銭も稼いでいないんですから。


物凄い雷雨です!

日本にいると、自然とハローワーク(職安)の求人案内を見たり、ついつい月給をもらえるような仕事に戻りたいと考えてしまうのですが、サバに来てよかったと思うのはそうした「誘惑」から距離を置くことができました。

マカピー妻から「勝手にワタシを『道連れ』にするようなことはしないでね!」と警告を受けていますが、半分諦めて眺めている様なのでマカピーは「泳がせてもらい」感謝しています。

もちろんマカピー一人だけで出来る事ではなく、信頼するパートナーがいなければできない事も沢山あります。

商習慣も違うはずですが、それすらどのくらい違うのかさえ日本での商売の経験が無いから分からないのです。ヤレヤレ

でも、「自分がやる」と決めて動き始めるといろいろ不思議な事が起こるものです。

出張中ですが、事業の問題解決のために1週間延長したのは中国正月で役所が閉まってしまいそちらの手続きが出来なかったのですが、その間にもあちこちハナ・ニナ姉妹の関係者を訪ねる事で次々にモヤモヤしていた霧が晴れるような解決が進んでいるのでした。

これから生産物の買取りや販売と言った手続きが始まるので、ますます現場に張り付く必要が出てきました。

正直、事業をする怖さが半分と自分たちで動かす面白さが半分あります。

まだ、成功したと言えない未熟な事業です。

激しい雨の後島影が見えるようになると、ボートも動き始めます

それでも給与生活者の経験も、小さいながら事業主としての経験も出来るとしたら、やっぱり双方やってみる事ができてマカピーは良かったなあって思う日々です。

さて、人生最後の日に「あなたは自分の人生を楽しんだかな?」って聞かれたら「うん、楽しんだよ!」って笑いたいなあ。

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。まだまだ発展途上です!



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