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グアノっていう肥料知ってる? マカピーの日々#973

マカピーです。

マカピーはすべてのコウモリに超音波探査機能があるものと思っていたのです。

ところが、スリランカを旅した時オオコウモリが電線にぶら下がって死んでいる様子を見て気づいたのでした。

「え?コウモリが電線に引っかかるの?」

そこで改めて調べたら、オオコウモリには小型種にあるような超音波機能がないのだと初めて知ったのでした。ヤレヤレ

既成概念というのは,本当の姿を理解できなくなるのでこわいですね(笑)


南アのホテルにあった絵は反射が強すぎました

「グアノ」と呼ばれる化石化した海鳥糞はリン酸肥料として人気があり、南米からも大量に輸入されてきた事から古い肥料商店の軒先には「ペルー産グアノ」なんていう看板がぶら下がっているのはそうした理由からなんですね。

南太平洋にナウル共和国という島国があるのを知っている方もいらっしゃるでしょう。

そこも海鳥たちの生息地で彼らの糞が積もり積もって島を形成したというから、気の遠くなるほどの年月が經ったわけです。

そして糞は岩の様に固まり、目利きができた人によって商品としての価値あるグアノとして掘り尽くされたのでした。

ナウル共和国は世界でも最も裕福な国の一つだった時期があり、フィリピンのマニラにもナウル・ビルがありそのロビーには巨大なグアノの展示があったんです。

ところが、雨の少ない地方で何千年も海鳥の糞が化石化したグアノもほとんど取り尽くされてしまいナウルは見る影もなくなってしまいました。

資源枯渇を見越していろいろ投資はしていたんですけどね。


最近、注目されているのが「バット・グアノ」とか呼ばれているコウモリが生息する洞窟の床に溜まった糞を採取して費用に利用しているのです。

ホームセンターの肥料コーナーに行くと見かけるのはそれです。

しかし、洞窟内は換気も良くない中、そもそも発酵しているような水分のある「バット・グアノ」採取はとても厳しい労働となるそうです。

研究者の一人は防塵マスクにタイベックスと呼ばれる使い捨て不織布のつなぎ作業服でコウモリ調査に行ったのですが「臭い、暑い、苦しいで、危うく気を失いかけるほど辛い経験で二度とごめんだ」と言ってました。

自然農法もある一方で、肥料は依然として農業に必要です。

世界中の穀物倉庫とよばれた地域がウクライナ戦争で食料価格の高騰を招いただけでなく肥料供給に影響を及ぼしたのでその重要性が分かると思います。

南アのダーバン付近はサトウキビ生産で有名です

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。グアノから分かる食糧生産事情


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