見出し画像

目覚める体験が必要かも マカピーの日々 #1105

マカピーです。
今日は「ビン・缶・PETボトル」回収日でした。

先日読んだ書籍のインパクトなんでしょうか?「分別」について考えるようになったマカピーです。


再び登場!

マカピーの住んでいる地域では「燃えるごみ」は週2回あります。

でも「その他のプラ」と「ビン・缶・PETボトル」の日は別でしかも前者が毎週月曜日なのに後者は二週間に一度の回収なんです。

一度、収集日を逃すと、場合によってはためておくプラ袋があふれかえる事態になるのです。

それで、今日は早朝前の散歩の前にいつもの収集場所へ行ったのでした。
ところが、収集用専用網袋が準備されていてるのに、その前にポイッと3つの大きなプラ袋が置いてありました。

つまり、「ここまで持ってきたから、後は誰かやってねー!」的な光景なのでした。


どんどんたまる「その他のプラ」!

で、それを開けてみると内容はPETボトでしたが、キャップもラベルも剥がしてないのでした。

以前読んだ本では、ボトルキャップやラベルはがしは処理場での「人海戦術」に任されているとの事でした。

まあ、しゃあないなあ。

マカピーは3つの袋のボトルのキャップとラベルをいちいち素手で剥がして指定網袋に放り込みました。

で、キャップトラベルは来週の月曜日まで待たねばならないのでプラ袋に集め自宅へ持ってゆくことにしたんです。

そこで、いつもの散歩で気になっているゴミ箱の事を思い出しました。誰も収集しないのでボトルや缶が溢れているので、今朝はコースを変更してそこを処理する事にしました。

そこに至る前に、目についた一か所のゴミ収集場所での「ラベル・キャップ剥がし」作業を終えて向かったのです。

実は以前にも2度ほどこのゴミ箱の内容物を片付けた経験があるんです。

ゴミを仕分けすると、分かることがあるんです。
それは、おそらく同じ人が捨てているという事です。

例えば駅前の空き地で同じブランドの空き缶が捨てられているのも、おそらく同一人物なんですね。

人間の行動パターンって面白いですね。

今回のゴミ箱も相変わらず「タバコの吸いさし」が入っているのでした。
しかもスクリューキャップの缶コーヒーのなかにぎっしり吸いさしが入っていたり、そのままプラスチック製ゴミ箱の底でドロドロになっているのでした。

そのゴミ箱は底に排水の穴がないので、収集場所へ運搬するのもエッチラオッチラと重かった!

そこで、PETボトルからラベルとキャップを剥がして、滋養強壮ドリンクボトルのアルミ・スクリューキャップを外し・・・ドロドロになった吸いさしを側溝にあけて水けを捨てた後でまた「燃えるゴミ」としてプラ袋に分別。

アチチ、スクリューキャップで指切っちゃった。
やっぱり準備して手袋すべきだったなあ。
でも、手袋ではPETボトルのラベルを剥がすのが難しくなるし・・・

おお、ナイフがあればいいんじゃん!

そこへ近所の人が自宅の「ビン缶・PETボトル」を持ってきたのです。
なんだかふらついていて、まだ酔いが回っているような男性でした。

マカピー:「おはようございます。今日も晴れて暑くなりそうですね」
近所男性:「おはようございます。そうっすね。ゴミの分別ってややこしくて分かんなくなっちゃうんですよね」
マカピー:「そうなんですよね。分別収集だから日によって違うし材質も「PET」なのか、「その他のプラ」なのか表示を見なくちゃ区別がつかない事も多いですよね」

そうなんです。多様な材質に多様なラベルシート。

ラベルも「ここから開けられます」って表示があっても、それが「巻き取り型ラベル」なのか「切り取り型」なのか一瞬分かりません。そもそもどこから剥がすのか表示のないラベルもあります。

プラスチック一体成型もあるし巻き取り型も、そしてときどき紙ラベルもある!

しかも、矢印がついていてもどちらが「合わせの上」になっているのか製品によってまちまちなんですよ!

右か左か?

指の爪で剥がすと「さてどうしたものか?」と製品ごとに気になりますが、それがナイフであれば一発で剥がせます。


ゴミ箱をどけたらまだ5センチほどの小さなヒキガエルがいたよ!

そうだ!こんな非生産的な事をやっていては日が暮れる!

だけど、誰かがしなくちゃいけないの・・・本当に?

そもそも分別は資源ごみの回収を目的としているのであれば、それを資源として買い取る業者がありそれを利用する企業もあるわけでそこがこうした作業の負担をすべきではないでしょうか?

もしそうだとしたら、その作業を、各家庭に押し付けるって「虫が良すぎる」話じゃないでしょうか?

そこまで細かく規定しても、ついて行けない「違反者」のゴミはこうして誰かが負担する事になるってちょっとおかしいよね。

マカピーはこの回収したPETボトルから剥がしたキャップとラベルを次の「その他のプラ」回収日まで自宅で保管するのですから。

自治体は「清掃美化運動!」などとスローガンを掲げ、ハイキングの山中にもお金をかけた立て札で「ゴミを持ち帰りましょう!」って注意を促します。

これを正直に守る人がいて『来た時よりも美しく』という気持ちから、散乱しているゴミを自分のゴミと一緒にして下山してきたとします。

自家用車で来た人ならそのまま車に積んで自宅に帰れますが、バスや電車を利用したハイカーはどうするんでしょう?

駅のゴミ箱には「家庭ごみは出さないように!」と見透かしたような注意書きが睨みを利かせています。

仮に、ドロドロになったゴミ袋を持って電車に乗るとその異物と異臭に周囲の乗客が遠のいて行くとしたら、一体誰の問題なのでしょうか?

そこで提案です。

・ゴミの分別をしなくてすむ方法を考えるべきです。
・市政に関わる議員さんたちも、一日でいいから実際にゴミ収集車に乗って現状を知るべきでしょう。
・ゴミ箱が撤去されて久しいですが、ごみを捨てられない現状をどうするか検討してみてもいいのでは?

ああ・・・、いくら手を洗ってもタバコの吸いさしを素手でいじったのでニコチンとタールの異臭がキーボードを操作する両手から立ち昇ってくるので顔をそむけながら書いてます!


マカピー妻が九州のカヨさんから頂いた作品

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。小さな事なんですけどね!





もしもサポートいただければとても嬉しいです。そのサポートは感謝のバトンタッチとして使わせていただきます!