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アキオに東京で再会だよ! マカピーの日々 #1314

マカピーです。
マレーシアに沢山のお土産と共にマカピーを訪問してくれたアキオと再会しました。

たまたま別件で東京神田の会社を訪問する機会がありましたので、その後で秋葉原で会おうという事になったのです。

ヨドバシカメラのレストラン街に行くエレベーターの前に並んでいると、どこかで見た後ろ姿。

スーッと後ろに廻って声をかけた。

「で、今日の店はどこだい?」

「おお、マカピーじゃないか、びっくりさせるなよ!」

「サバじゃ、こっちがあいさつしたのに無視されたからなあ」

「まだ言ってるのか。まさかあんなところで日本語で声をかけられると思わなかったから「ヤバいやつ」が来たと思って無視したんだよ!」

「その直前にマカピーが迎えに行くって電話したろうが!」

「まあ、まあ あん時は悪かったよ。ともかく上に上がろうぜ」

二人で行き着いた日本食屋さんで、まずはビールで乾杯。

マカピーは殆どお酒が飲めない体質になりつつあるので、それ以上は飲まず鳥鍋や豚の角煮など日本料理を楽しみました。

聞けばアキオは某一流企業を退社した後もその関係が続いていて「毎日飲んでるよ!」と酒焼けした顔で笑っていました。

「マカピーよ、今度行くときはさアシナシトカゲを見にジャングルの中に入って行きたいと思ったんだ」

「それからちゃんとゴムの胴長なんかも持ってさ、ヒル対策もして2週間くらいジャングルを歩きたいんだよ」

「でもさ、帰りの飛行機の上から見てびっくりしちゃったよ。ほとんどの土地がジャングルじゃなくてアブラヤシ園になってたんだよ!」

「ボクはまさか、あれほどの森林破壊になっているとは思わなかったよ」


秋葉原駅

「アキオ、一緒に見に行ったラフレシア。アキオが見たいって言わなかったらボクも観ることが出来なかったと思う」

「あれから日本に帰って来て東南アジアの自然に詳しい研究所の先輩と話して「ラフレシア見ました」って報告したら「臭かったろう?」ってみんな言うんだよ」

「それなんだ。確かにボクらが見たやつは全く臭いがしなかったよね」

「個体差はあると思うけど、別の地域の群落のラフレシアでは臭うのかもしれないね。今度行って確かめたいよ」

「だからさ、やっぱり次回もいろいろ見て観たいって思ってんのさ」

「それだったら遠慮せずに来ればいいよ! 今度はもっと面白いところを探しておくよ」

「嬉しいね!コタキナバルから500㎞夜間爆走10時間も忘れられない経験だったよ!本当にありがとう」

「そもそも、あんなところに住んでいる友人がいるってだけで貴重な存在なんだよ!、マカピーは」

「そう言われると、マカピーは何だかオランウータン的な扱いを受けているような気がするなあ(笑)」

「なあマカピー、5月に東京に戻って来いよ!オレが招待するからさ」

「何か行事でもあるのかい?」

都会の川もきれいなものですね

「ああ。実はオレのいた研究所のパーティーなんだよ。マカピーの知っている人もいるだろうし、初めて会う人もいるはずだ。そこでオレがマカピーを紹介するからさ」

「そこでマレーシアの事を話してやってくれよ、飛行機代はオレが出すから来いよ!」

「ふーん、分かった。一応予定表に入れておくね!」

アキオは一人でハイボールを10杯ほど飲み、駅の入口でマカピーと別れるとまた夜の町に繰り出してゆくのでした!

マカピーはその後日比谷線に乗ったのですが、朝のラッシュアワー並みの混雑で列車に乗車できずにホームで待っている人さえいました。

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。あれ、その日って南米からヒライチンが来る日じゃんか!?






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