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日本の米って美味しい! マカピーな日々#0938

マカピーです。ボルネオ島北部マレーシア国サバ州にいます。
改めて日本の米ってそれ自体が美味しいと思ったのでした。

マレーシアではご飯も食べますし、麵も食べます。
で、地元の米は長粒種(インディカ)で、その最高峰と言われる「バスマティ・ライス」はインドの料理のビリヤーニにも、普通の白いご飯でも美味しいです。
タイ米の代名詞である「ジャスミン・ライス」もこの種類です。

一方の「ジャポニカ」と言われる短粒種は日本の米が代表的で、韓国でも似た米が栽培されていますが世界的に見ると市場が小さいようです。

それでも、米国では「カルフォルニア米」でその代表的なのが「カルロース・ライス」です。

マレーシアでも「SUMO (お相撲さんの笑顔のあるパッケージ)」ブランドで知られています。

マカピーはマレーシアの日本食ブームを見て、不思議に思ったのでした。日本からそれほど輸入していないのです。


面白いネーミングですね

調べてみると、ベトナム産の「日本米」が輸入されているらしいという事も分かって来たのです。

サバを代表する米会社でいくつものブランドを持っている会社のCEOを訪ね「日本米を買いませんか?」って言うと困ったようにこう言うのでした。

CEO:「ボク自身日本の築地に行って寿司を食べたのだけど、あの味は忘れられないね。米が違うんだ。本当に美味しいんだよね」
マカピー:「だから御社が日本米を買ったらいいと思うんですけど?」
CEO:「実はボクらの会社は外国米を直接輸入することができないんだ」

どうやら、穀物を扱う公社の輸入米リストにあるものしか取り扱えないのだそうです。

フーム、そういう事なんだ。

1マレーシアリンギットを30円とするとかなり高いですよね!

CEO:「ボクは日本米が欲しいんだ。だって『スシ』はマレーシアのサバでもブームだよ。安価であればポテンシャルはあるよね。今はベトナムの作った『日本米』があるけど、どうもうまくないんだなあ」
マカピー:「いつか御社が日本の米を扱える日が来ることを願っています」

果たして、いつかマカピーが首都クアラルンプールの食糧庁のような米公社へ行く日が来るでしょうか?

話は少し変わるのですが、コタキナバルのショッピングモールにあったスシ店を覗いてみました。

どうです、軍艦も沢山あるでしょう

かなりの品ぞろえですね。

おむすびもあるし、ウナギ巻きやおしんこ巻きもあります。

一貫で80円ほどするのですから決して安くはないのです。

ところが、にぎりになるとかなり日本のものと異なります。

分かりますか?

それは、マヨネーズを多用しているのです!

マヨラーがいるのかな?

回転ずしのお店にも行きましたし、他のちょっと高級な日本料理店にも行ったことがあるのですが、ともかくタレやトッピングされているものが「甘い」のです。

その日本料理店へ行った際に支払いの際にスタッフに尋ねました。

マカピー:「ねえ、このお店ってアイスクリームも日本のものばかり扱っているけど、日本の会社なの?」
キャッシャー:「いいえ、シンガポールのお店で半島マレーシアにもお店をたくさん出しています」

ナルホド。そういう訳なんですね。

近所に住んでいるジミーとリサの中国人夫妻に麵の美味しい手おころを尋ねたことがありました。

ジミー:「友達が市内のモールに日本のラーメンショップを開いて結構繁盛しているよ。ボクも行って見たけど美味しかったなあ」
マカピー:「へー、日本に行って習ってきたのかな?」
ジミー:「違うんだ。フランチャイズなのかな、シンガポールに行って開店のための講習会を受けて帰って来たんだ。たしか初期費用が5万リンギット(約150万円)かかったって聞いたよ」
マカピー:「お店の名前は?」
ジミー:「えーと、ヒグマだったかな?北海道だったかな?・・・覚えてないや(笑) とにかく行って見な。美味しいよ」
マカピー:「ありがとう」


ラーメンショップにどこかで見たキャラクターたちがいます

マカピーは思うのです。

甘すぎても、オリジナルがなんでも、ともかくここでは「日本食」が流行しているのです。

ローカライズしていて何が悪いの?

名前が「すし」と「パンダ」をくっつけたっていいじゃないの!
みんなが喜んで食べれば!


いつもお客さんがいます!

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。でもやっぱり美味しいコメとすしネタで勝負してもらいたいなあ!




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