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ここにバンクシーが現れたら?マカピーの日々 #1410

マカピーです。
謎の画家、バンクシーのメッセージのある絵が話題になってますね。

誰かが注目するためには、そして話題性があるためにはボルネオ島北部マレーシア国サバ州では「バンクシー」は無理でしょうか?

それでも沢山の人たちがストリートでそのパフォーマンスを競っていますね。


ヨルダンの首都アンマンの壁画の一つ

ますますそうした美術性、メッセージ性に富んだ街並みが出現する事をマカピーは願ってやみません!

それでもどこもかしこも「落書き」になってしまっては景観的に汚れた感じになってしまうのが残念に感じる事が多いです。

テレビ番組の「プレバト」でシャッター通りになってしまった商店街に大きな絵を描く企画がありましたが、皆さんとても上手でビックリですね。

特に千原ジュニアさんの絵やクッキーさんの絵はマカピーにとってとても親しみが感じられます。

考えようによってはこうした宗教的施設のモザイクだってメッセージを持っているのでしょう

もちろんマカピーにも好き嫌いがあって、すべての絵画が良いと感じるわけではありませんが、やっぱり何の変哲もない白壁よりこっちの方が良いなあって思う事はあります。

それを五つ星のホテルの壁で再現しても面白くありません。

それって全体的なコンセプト、調和を壊してしまうからですね。

だから、描いてもらい人もそうした適材適所というか場所をわきまえたバランスってのが欲しいなあ。

こんなのもありました!コタキナバル

海外の交通機関でよく見かけるのですが、ホームに入線してきた地下鉄の車両が無茶苦茶のスプレイがされていたら、マカピーは残念に感じてしまいます。

では、バスでも電車の車両でも統一の取れたラッピングカーにしてしまった方が良いのでしょうか?

ここでマカピーが問題としているのは経済効果というよりセンスの問題になります。

それに関しても、マカピーは「面白い!」って思うのとやっぱり「もう少し頑張った方が良いなあ」って言うのがあります。

皆さんの目に触れるものですから、どうせ金をかけるのならやっぱりレベルの高いものを出してほしいなあって思うんです。

それで思い出したんですがカンボジア滞在中にマザー・テレサのキリスト教団体 ミショナリー・オブ・チャリティー(神の愛の宣教者会)の施設の壁に家族や友達と一緒に絵を描いたのでした。

そこに収容されている人たちは貧しいカンボジア人で、エイズや結核で次々に亡くなっているような場所でした。

篤志家によって寄付された施設の場所は田んぼの中にポツンとありそこを白壁が取り囲んでいたんです。

おそらくそこから生きて出て行けないだろうなあと思える小児エイズ患者も多かったのですが、マカピー妻がボランティアに出かけていた際にあまりに殺風景なので壁に絵を描こうという事になったのでした。

仲間を募りペンキやブラシを買って、何でもいいから描いてみようって一日かけて仕上げて町に戻ってレストランでビールを飲んだ日を思い出しました。

ただ、それから一年ほどして再訪するとボクたちの絵が別の絵になっていました。

次に、韓国の団体が来て新しい絵を描いて行ったんだそうです。

そりゃ、きっとバンクシーの絵だって毎日見ていたら飽きちゃうものね。

ドンドン新しい絵が現れる、それでいいのだ!

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。アートな心を忘れない!


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