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昆虫食だからムシですか マカピーの日々 #1404

マカピーです。
昆虫食って皆さんはどう思われるのでしょうか?

マカピーが日本に滞在していた頃、スーパーマーケットに「コオロギ粉末の入ったクッキー」が売り出されていました。

おお、日本もやっとここまで来たか!とうれしくなりました。

マカピーがその袋を取ってカゴに入れようとすると、隣のマカピー妻からすかさず声がかかりました。

「なんでコオロギ食べるのよ。それに結構値段が高いじゃない!」

「いいじゃん。試しに食べて見ようよ」

「昆虫食がいいなんて、なにを気取ってんのよ。絶対わたしは食べないからね」

マカピーはそれ以上口論しても仕方が無いので、おとなしく袋を元の位置に戻しました。


こんな感じで売っていたイチジク。あまりのおいしさにびっくりです!


そんな事を思い出したのは、つまり日本の消費者の多くがマカピー妻の感覚なんですよね。

ベトナムでもコオロギやアリを食べるレストランへオフィスの秘書さんと一緒に行き楽しみましたが、マカピー妻は断っていました。

「頭で分かっていても、体は受け付けない」なんて言ってますけど、食わず嫌いと言うのもあるかと思います。

もっとも一番悪いのは「無理強い」ですけどね。

実はコオロギをはじめとする昆虫ってエビと似たようなものなんですよ。

干しエビと揚げたコオロギを目隠しして食べたら区別がつかないと思いますよ。

アフリカのザンビアでは「キャタピラー」と呼ばれているイモムシを乾燥したスナック?があります。

市場では乾燥しているので元の大きさの十分の一くらいに小さくなっているとは思いますが、ジーッと見ればイモムシそのもの!

地元の子どもたちも、好物とあってあっという間に食べちゃいます!

アンマンの街角でどこかで見たことのあキャラクターがいました!

実際に食べてみると、あーら不思議。結構いけるんですよ!

キャタピラーを日本のお土産にあげたキミさんは「坂角のえびせん」そっくりだと言って、仕事場で机にしまって小腹がすくとポリポリ食べていたそうです。

ね、エビなんですよ・・・ってまあ無理かなあ。

よく見れば節足動物って殻があって、どれも同じような成分になっているって事ですよね。

しかも、上質なたんぱく質も摂取できるというメリットがあります。

皆さんが食べている鶏肉、豚肉、牛肉と言われる食肉類ですがどれだけ食品安全をクリアしているのか実は良く分かっていないと思うんです。

マカピーは過去に養豚会社に勤めていたので多少は知っているのですが、感染症を予防するために、給餌される餌の中に事前に抗生物質を混ぜたりしていましたよ!(まずいでしょう)

ある日、怪我をして治療していた豚の様態がおかしくなったので、緊急出荷した際に「あれ、あの豚って抗生剤で治療してなかったっけ?」と気づき心配していたのですが、屠場では何のコメントもなかったんです。

つまりあの治療中の豚は検査で廃棄されずに食肉にまわったという事です。

なぜそうなるのかというと、屠場では獣医による屠体と内臓のチェックが行われるのですが、異変があったりすると食用には回されず廃棄処分となるシステムなんです。

でも獣医さんだってパーフェクトっていう訳じゃないんですよね。

その目をかいくぐってしまった、豚は消費者の胃の腑に収まってしまったのでした。

アンマンのペンキ屋さん。好みの色を作ってくれます!

こんな話は、おそらく氷山の一角でしょう。

多くの「食品安全」のチェック機能はブラックボックス化していて、消費者には良く分からない事が多いとおもいます。

厚生労働省や農林水産省の基準はあり一応信頼できるという建前ですけどね。

こちらにsawayakanakazeさんの投稿があります。

確かに、当時は無理やり食べさせようとしている感がありましたね。

確かに主食にコオロギがざわざわいたら食欲をなくすかもしれません。

マスコミにしても世論はどうして極端に走るのかしらね?

バランスが必用なのに、やれグルテンフリーだとか、やれ高血圧症予備軍だとか・・・。

まともに聞いていたら生活が崩壊しますし、それこそ健康でいられません。

マカピー三男がインターナショナルスクールの先生からこう言われたそうです。

「世の中のあらゆる情報は、誰かの意図が反映されている。つまり頭から信用してはいけない。それが信用に値するかどうかは結局自分で調べるしかないんだ」

さて、コオロギ産業はこのまま終焉してしまうのでしょうかね?

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。情報過多の弊害なのかな?





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