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チャンスをものにしよう! マカピーの日々#0982

マカピーです。
いつものように初詣をして、神社の御神酒(おみき)を頂くつもりでした。

せっかく日本にいるのだから大晦日と元旦をどうすごすか考えました。

で、いつものお寺さんで「除夜の鐘」を撞かせてもらい、更に神社に初詣した際に「升の御神酒」を頂く黄金コースで新年を始めるつもりでした。

ところが、マカピー妻は「元旦の散歩は行くけど、除夜の鐘と御神酒はパス
!」と宣言して珍しく午後10時には寝てしまったんです。

もうすぐ新年を迎える時間に並びました

マカピーは三男と11時45分頃にお寺さんに行き、除夜の鐘を撞かせてもらう列に並んだのでした。

例年11時50分ほどから撞かせてくれる事になっているので、二人で列に並びお坊さんと係の方の指導で、合掌して書かれているマントラを唱えて「ゴーン」と軽く鐘を撞いたのでした。

この列に並んだら整理券を頂いて「あちらのテントで記念品と交換してください」と渡された番号を見ると35,36番でした。

説明には200名まで記念品がある、と書いてありました。

おお、マカピー達は結構早く来たんだね。


除夜の鐘記念ですって!

うん、それって200名以上が除夜の鐘を撞くって事?

まあいいや!

敷地の端にある鐘楼から境内に戻り、本堂でお参りをして記念品の封筒を頂いて次の神社に移動しました。

既に参道には沢山の人が並んでいて、ゆっくり進む列の後ろに着くと「神楽殿」を使って商工会をはじめこの行事を支える組織の方々の挨拶をやっていました。

参道の脇にはしめ縄で囲われた焚火があり、古い護符、破魔矢、しめ縄などを順番に燃やしていました。

お宮さんでの初詣

実はこの神社では別の長蛇の列ができていて、そちらでは焼き印の押された升に御神酒をふるまってくれるのです。

こうした文化宗教行事をするには沢山の人の支援と資金がかかりますね。

屋台が出てにぎわう参道であれば、そちらからの「めかじめ」料金が神社やお寺さんに入り、普請や維持費に使われることになりますが、最近ではそうした出店はしなくなり、社務所などだけのお守りや、くじ引きばかりになってしまったのはちょっと寂しい気がします。

お宮さん参りを終えて「じゃあ、あっちの御神酒の列に並ぼうか?」と三男を誘うと「え、飲みたいの?ボクは帰ってサッカーの試合を見たいんだ」というのでした。

「例年ここの升酒って旨いんだけどね。まあいいか」

二人で10分ほどの家路についたのでした。

するとマカピー三男が突然「あ、やっぱり御神酒貰えばよかったなあ」というではないですか!

「遅いよ。もうすぐ、家が近いんだぜ!」

「じゃあ、明日改めてくればいいじゃない?」

「あのね、分かってないかも知れないけど、あの御神酒をふるまうのは元旦の朝だけ。しかも升とお酒が無くなったらお終いなんだよ。つまりチャンスは一度ってこと」

「あ、そうだったんだ。いつでももらえると思ってたんだ」

これは数年前の御神酒の升

マカピー息子たちは、日本で育っていないので日本の習慣に慣れていないようでした。ヤレヤレ

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。目の前のチャンスが見える時だ!





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