見出し画像

【HSP】幼稚園のにおい

こんにちは、お読み下さりありがとうございます。
HSPの特徴に“嗅覚過敏”というものがあります。
人よりも臭いに敏感なんです。
わたしにとって幼稚園は苦手なにおいで溢れかえっていたなと思います。
誰かの理解に役立てば、とわたしの苦手だったにおいとその理由をご紹介します。

粘土遊び
わたしが嫌だと思っていた遊びのトップに粘土遊びが出てきます。
当時は“油粘土”という緑色の粘土を使っていました。
まず、この粘土のにおいが苦手でした。
そして、爪の間に粘土が入ったり、手を洗っても油粘土のにおいが取れないこともいやでした。
何より、粘土にいつしか紛れ込んでしまう髪の毛。
粘土の中から髪の毛が出てくるとが気持ち悪くて、なんとも憂鬱な気持ちになったことを覚えています。
なにかの形を造ることは楽しいのに、油粘土の臭いに阻まれて楽しみ切ることができませんでした。

砂場遊び
粘土遊びと被る部分もありますが、砂場遊びもきらいでした。
まず、砂の手触りが苦手で、時折あがる砂ぼこりの臭いもいやでした。
爪の間や靴の中に砂が入るのも鬱陶しくて、できれば触りたくないなと思っていました。
友だちとおままごとをして、プリンカップに入った砂をスプーンで食べるマネをするのも気持ち悪くてやりたくなかったです。
マネでも砂を食べるなんて………と幼心に思っていました。
大きな山をつくってトンネルを通し、そこに水を流すのは楽しかったんですけどね。

クレヨンで絵を描く
絵を描くことは好きだったものの、クレヨンは苦手でした。
クレヨンのにおいがきらいだったことがいちばんの理由です。
絵を描いている最中にクレヨンが折れてしまうと途端にそのクレヨンへの愛着がなくなりました。
力加減がうまくできず、よく折ってしまっていましたが。

他にも鉄棒やブランコ、ジャングルジムも遊んだ後に手が鉄臭くなるのがいやでした。

お弁当の時間
冬はお弁当を園で温めてくれていたのですが、いろいろな食べ物のにおいが混ざって教室中に立ち込めるのがいやでした。
同じメニューでも、よその家のごはんは自分の家のごはんとにおいが違って、苦手に感じていました。

散々いやだ、苦手だと言いつつも、かなり最近まで自分は嗅覚過敏だと気がついていませんでした。
振り返ってみるとこんな小さな頃から苦手なにおいが存在してたんだなと気づきます。

同じ様に感じていた方、いま感じているお子さんいるんでしょうかね……。
同じ感覚を持つ人に出会えたらうれしいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?