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歴史を学ぶと今がわかる。心と頭をフル稼働させて、これから来る波乱の時代に備えよう!

カナダから帰国後、IBのインターナショナルスクールに通っている息子が、この夏からディプロマに入り2年間のお受験モードに変わっていきます。歴史のHL(High Learning)を選択したので、夏休みの間に世界大戦についての本を読み漁り、現代史の授業が本格始動するまでに基本的な予備知識をつけるつもりのようです。

ナチス・ヒットラーの記録、戦前から戦後までのドイツ人の心の変化、その歴史的事実が息子にとってあまりにも衝撃的だったのか、湧き上がってくる感情を彼一人の心の中に留めておくことができないようで、約1時間おきに私のところにやってきては、「すげえわ」とか「ヤベェよ」と言う言葉を皮切りに、彼の心に溜まった重荷を吐き出していきます。それはほんの一瞬だけ、私をもあの恐ろしい時代にタイムスリップさせてくれるようです。


そんな折、元首相の暗殺事件が起きました。


一国の中で強大な権力を有していた人物が、一国民によって殺害されると言う歴史の1ページに大きく太文字で刻まれるであろうこの事件は、私たちの住む街の目と鼻の先で起こりました。

息子と私は図らずもほぼ同時に「時代が変わってきている」と遠くに見える報道関係と思われる複数のヘリコプターを目で追いながらつぶやきました。


今日は参議院選挙投開票の日です。

多くの人が選挙に足を運んでくれるでしょうか。


元首相の事件は、統一教会と政権とのつながりが犯行動機だったことが判明していますが、ほぼ全ての日本のメディアは「特定の宗教団体」とし、統一教会の名を隠して報道しています。

これは何を意味しているのでしょう。

闇に葬りさられようとしている不都合な真実が気になります。

歴史を学ぶことで、今現在起こっていることが次に何を導いてくるのかを予想できる場合もあるようです。

波乱な時代の足音は…もう私たちの耳にまで聞こえてきていますよね。ロシアのウクライナ侵攻、中国と香港、台湾の問題、終わりの見えないパンデミック、そして暗殺事件…

もう平和ボケしていては、生活どころか命さえ奪われかねない時代に突入しているのではないでしょうか。

まずは選挙に行く前に、自分が社会に国に、望む姿を思い、同じ考えを共有できている政党に1票を投じるところから始めるしかないでしょう。
そして、その1票には「思い」「調べ」「考える」と言う3つの動詞の結果を込めたいですね。


装われた偽の真実を盲目的に信じてしまうと、ヒトラーに喝采を送ったドイツ人と同じ過ちを犯しかねません。


私はただ子供たちに幸福な人生を全うさせたいだけなのです。


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