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「振袖」の意味、知ってますか?

私は再来年に成人式があります。

たまたま先日振袖売り場に立ち寄りました。最初は、興味本位でただ見ていただけでしたが、店の方に話しかけられ、私が見ていた美しい朱色の振袖を着させていただきました。

その振袖の値段は約23万円でしたが、元値は100万円以上する、と言われ、衝撃でした。それだけでなく、刺繍の細かさや、美しい色合い、などさまざまな情報を教えてくれました。

振袖を着付けしてくれた、おばさんが、

もう19歳なのだから、20歳まで振袖は買わなくていいや、という考えではいかんよ。
振袖という名前はね、厄年である19歳のあなたの魔を「袖を振る」ことで祓ってくれる、ということからきてるのよ。

と話しました。
私は、「振袖」にそのような意味があることを全く知りませんでした。昔は、19歳のときに振袖を着て、神社に行っていたそうです。
私は、浴衣を着ることが好きで、昔に生まれていたらもっと着れただろうなあ、という想像を膨らませたことがあります。しかし、今回の話から、自分はただ好きなだけで、日本文化の知識を何も知らない奴だな、と痛感させられました。好きなら、知ろうとしなくては。
おばさん、教えてくれてありがとう。


そして、ついに、成人式用の振袖を買ってもらいました。後世へ残していけるほど素晴らしく美しい朱色の振袖です。もうお気に入り。すっごく。


袖を振って、私も自分に降りかかる魔を祓おうと思います。そして、堂々と胸を張れる、晴れやかな、20歳になれるよう、努力しよう、と思いました。


#振袖 #日本文化 #成人式 #着物  

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