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選択的知覚にみるカマシの重要性

■ プーさんは黄色い
長所を探そうというマインドなら、はやく、たくさんの長所を見つけることができる。短所を見つけてやろうというマインドなら、その逆になる。くまのプーさん探そうとするとき、黄色が他の色よりも目に飛び込んでくるのをぼくたちは経験する。こういう特性を選択的知覚という。

選択的知覚を意識すれば、様々な場面で活用できる。

■ 定着する属性
集団で活動していると、だんだんとメンバーにキャラクターが生まれてくる。キャラクターは属性と言い換えてもいいかもしれない。この属性は「うっかりさん」だったり、「どじっこ」だったり、「不真面目」だったり、「面倒見がいい」だったり、「天才」だったりする。こういう属性が一度ついてしまうと、選択的知覚が働き、その属性に適合する側面ばかりが浮き上がる。

■ うっかりさんはうっかりが目立つ
一度「うっかりさん」になってしまうと、たまのうっかりでも目についてしまい、普段は人一倍しっかりものなのに、正当な評価を得られないかもしれない。逆に「天才」になってしまえば、ささいなミスは見過ごされ、ちょっとした功績でも称賛されるようになるかもしれない。

■ 初動が重要
こいつはこういう属性だなと、一度属性を決められたら、なかなか覆ることがない。自分が見せたい自分がもしあるのなら、見せたい自分に見えるように最初はかましていくのがいい。周囲の人がこいつはできるやつだなと思ってくれたら、できるところをよく探してくれるし、こいつはだめだなと思われたら、ダメな部分ばかり目立ってしまう。

これは自分自身に対しても言えて、自分が自分のことをできるやつだなと思っていると、自分の頑張りを素直に認めてあげることが簡単になったりする。

2018年ももうすぐおしまい。2019年かまして行こう。

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