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マイベストフレンドD

このPODCASTはこちらhttps://open.spotify.com/episode/7pnvMOOonSqwjCqdipfbAs?si=JBBJt6haRuWvd_Aq-y9pEg
私はこのポッドキャストで私の人間関係を話しているのですが私とものすごく心を近く置いている方との出会いや関係をこれからシェアしていきたいと思います。今日はベストフレンドDの話をしようと思います。
私を知っている人でDの存在を知らない人は居なくらい私はDとは特別な関係であります。
彼はスロバキア出身でお互い16歳で交換留学生の時に知り合いました。
私達は高校は違ったのですがカウンセラーが一緒でカウンセラーがやってくれるアメリカの行事確かそれは独立記念日パーティでそこで彼と初めて会いました。
落ち着いた感じの声と雰囲気で私から話しかけたのですが英語が私よりかなり流暢でびっくりしました。
私達はすぐ意気投合し、その日は音楽をかけていろんな留学生と踊ったり楽しく過ごし、携帯もない時代ですのでホストファミリーの家の電話の電話番号を交換して、時々電話で私はつたない英語で電話でちょくちょく話すようになりました。
高校留学が終わり、彼はスロバキアへ戻って私はアメリカにいることになり、その間はお手紙やEメールのやり取りをし、数年過ごしました。お互い働き出した頃は時差で私が30分ほど、仕事に早くいき、彼は30分ほど仕事の後残って私は朝食を食べながら仕事のコンピューターでお互い30分チャットをする日がほぼ続きました。
彼はアメリカへ戻ってきたいとビザを取るのに必死でした。やっとビザが取れてアメリカへ来る日がきて、私達はしました。
お互い垢抜けて、二人とも高校生の時も芋よりも野暮ったいルックスで今でもあの頃の写真は誰にも見せたらダメだよ。見せたら絶交だよと脅しあってるくらいお互いそれなりに大人になっていました。
それからは住んでいるところも近くなってしょっちゅう会うようになりました。
私の変わった仕事場が彼の仕事場から1ブロックと言う近さもあってほぼ毎日お昼休憩にご飯も一緒に食べました。
なんだか一緒にいても兄弟みたいな。家族みたいな、そんな感じでした。
私はその時付き合っていた彼氏もいたり、恋愛の相談をしたりしていたのすがDはあまり恋愛に興味がなさそうだったし、私は男女の仲にも友情はあると思っているタイプの人で私達はお互いの家を泊まりに行き来する中でそう言う風に意識することが全くなく時が過ぎました。私が結婚するってなった時、引っ越すことになり、今まで居た場所を離れることになりました。ほぼ毎日一緒だったので私も好きな人と結婚することが嬉しかったものの、Dともこんな風に過ごせることも少なくなるなーと本当に寂しく思いました。Dもものすごく寂しくなるけれど君にとって一番幸せな道だと思うと言ってくれました。
それから2年後、彼はゲイだとカミングアウトしました。
私は彼がゲイと気づいていたかと言うとそんな感じはしていました。と言うのも私達は同じ映画が好きでしょっちゅうこれ良いよって思うものを言い合っていたのですが時々おすすめする映画が完全にこれゲイポルノやん。。。みたいなのが多くなって、でも私が聞くことでもないしと思っていたのですが彼から後で言われたのですがカミングアウトしにくくて私に感づいて聞いて欲しかったらしいです。
そんなで私は家庭を持った今でも彼とは特別な関係が続いています。私の家族もDのことをよく知っているのでDが彼氏を連れて家に来る時もあるし、私が一人で今日は友達と時間を過ごす日と充電日を決めてD宅へ泊まりに行くこともあります。
Dは日本へ来て私の実家にも来たこともあります。もちろん私の両親もDの事は昔から知っていて彼がゲイである事を知っています。彼はカミングアウトしてからもっと彼らしく、生き生きとすごしているように見えて友達としてもとても嬉しく思います。
私は彼を人としてすごく愛していて、恋愛とは全く関係なく異性を人として愛すということを彼を通じて知ることができました。
それはDも一緒です。私はDとそんな仲でいれる関係であることを誇りに思っています。
そして私の旦那さんもそう言うことに嫉妬することなく、私たちの関係をわかってくれていること、私が大切にしたいことを理解してくれている事にも感謝しています。Dの過去に居た彼氏は私に嫉妬する人が多く、私はDになかなか会えない期間があった時もありました。
私は自分にとって特別だなと思う縁のある人はずっとずっと長い付き合いを大事にしていきたいと思うタイプです。
そしてその時間を惜しまず使います。きっと暑苦しい友達やなーと思われていると思うのですがうざがらずつきあってくれている友達がいます。私にとって友達は家族と同じくらい大切で私にとって心のエネルギーになるのです。

そんなDはとてもエコで生活もライフスタイルも人間関係もミニマリストで本当に大切なものだけでシンプルに生きている人なんです。

大事なものだけ厳選して持っているそのスタイルにいつも憧れると共に私をその中に置いてくれていることをとても光栄に思います。
と今日は私のベストフレンドDの話をシェアしました。

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