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さびしくなったら銭湯へ♨️🧺

今年最後の、「最寄り」銭湯へ。

一人で一日、家にこもって終わりそうな時も、夜に銭湯へ駆け込めば、知らない誰かとしばし時間と場所を共有できる。

このご時世、他のお客さんと会話することはなかったけれど、ただそこにいて、湯に浸かったり体を洗ったりしているだけなのに、孤独が溶けて消えていく。ことさら寂しくない時でも、それまで自分を包んでいた「個」のヴェールが剥がれて、心地よい無防備な気分に変わっていく。

(本当に落ち込んだ日に、どうして銭湯に行くことを思いつかないのだろうか…‼︎ と、元気な日はいつも思う)

年齢も職業も知らない、どんな声をしているのかも知らない。けれど不思議と顔見知りのように思われてくるから不思議だ。

この「最寄り」の銭湯は、初めて来た時から、おばあちゃんちのお風呂みたいな、身近な感じで迎えてくれた。(これは人ではなく、お風呂それ自体の雰囲気の話)

今日も久しぶりに来て、思い出した。ここの湯に浸かりながら考えた様々のこと。

今年は、体の限界を感じたことが多々あった。ラジオドラマを作るために、ワクチン接種後のふらふらの体を酷使したこともあった。それも、いい思い出だ。

演劇を始めた当初は、舞台に立って演じることは人前で裸になるようなものなんじゃないだろうか。なんて、水風呂に思い切って首まで浸かりながら、妄想したりしたものだ。(実際はよく分からない。)

今年もお世話になりました。

今年デビューした整体もそうだが、銭湯は自分の体の頼れる味方だ。存在だけでありがたい。

マジでありがとう。語彙がアレだが、素直にこんな言葉が漏れた。

今の町に、あとどれくらいいるか分からないけれど、まだまだ、お世話になります。


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