町田リス園

1988年12月開園し2018年の12月に30周年anniversaryを迎えた町田リス園。

リス園

樋口園長はこちらに来て6年目ですが、
設立経緯について話してくれました。
当時の町田市長と障害者が働ける施設が欲しいねと話をしていたところ、
大島にあったリス園(現在廃業中)と接点あったので話を持っていったそうです。
とても協力的だったので提携して約2年の準備期間を経て開園。
当時は市の委託として営業をしていたが、
10年程前に法改正がありNPO法人として再スタート。

来場者数は近年15~19万人で、2018年度は12月の現時点で18万人に到達していた。
今後の集客についてはおかげ様でメディアの取材が多く、
有料広告も出さずに運営をしている。
また来場人数は多いければ良いわけではなく、
来場が多いと動物達にも疲労が溜まったり、売り上げも比例するわけではないと樋口園長は話す。
2000人/日より1500人/日の方がお土産の売上も多い時もあるそうですが、
リスの体調なども考え園としては17万/年くらいが理想としている。
外国人観光客も年々増加傾向にあり、
各国(インドやアメリカなど)の人が独自にウェブサイトを作りリス園をアップしていてそれを見てこちらに足を運ぶ外国人もいる。
アメリカではリスはどこでもいるが野生のリスは狂犬病を持っている可能性があるので、こんなに多くのリスと安全に触れ合う場所はないそうです。

リス園の前には2020年4月、町田薬師池公園四季彩の杜「ウェルカムゲート」が西園にオープン。ウェルカムゲートは、地場食品直売所や町田産の食材を使った料理が楽しめるカフェ・レストラン、クラフト体験などができる体験工房などがあり、様々なイベントが実施される芝生広場もある魅力あふれる施設できた。

それにあわせて道路の増幅工事の完了が5年後(予想)くらいなので40周年anniversaryのタイミングで施設も古いのでリニューアルを検討中である。
リニューアルの構想としてはカフェなども併設して障害者の受け口を増やすことが一番の目的。