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進撃の巨人OP「The Rumbling」をデザイナーが語ってみる

現在日曜夜に絶賛放送中のアニメ「進撃の巨人」は言うまでもなく、日本のみならず全世界で大人気だ。

その「進撃の巨人」の現OP「The Rumbling」は
これまた大人気ロックバンド「SiM」の曲である。

このPVを初めて見てからとにかくハマってしまい、
毎日必ず見ないと気が済まない。ので、たまらず書く。



たまらんカラーリング


白・黒・赤。カッコイイ世界観を表現する時の王道3色。
一番好きな組み合わせなので開始数秒でトリコになった。
内容・構成ともに全く違うが、個人的に大好きな
ONE OK ROCKの「Mighty Long Fall」のPVを思い出した。


どっちもカッコイイ。
「Mighty Long Fall」はメインカラーを白黒にしてマイクとギターを差し色の赤にしている。
「The Rumbling」はメインカラーを赤にしてサブカラーを白黒、ボーカルのネクタイを差し色の青にしていてこれまたオシャレ。

比較するわけではない。どちらも大好きなので紹介させていただいた。

このカラーリングは映像に限らずイラストやデザインにも使えるので
ぜひ参考にしたいところ。
改めてPVのカラーグレーディングをした方に敬意を表し言いたい。
お疲れ様でした!感動をありがとう!


たまらんアイデア


「The Rumbling」の2:02~を見た時、
あれ?Fu〇k サイン。。?と思ったが
あ、巨人が歩く表現だったのですねと。

指2本で巨人の地ならしを表現するの
天才過ぎません。。。?

にぶく低音のギターが鳴る中
この手の動きにクローズアップするんだから
かっこよすぎるし印象深いしでたまげた。

他にもカメラワーク、3D、VFXなどどこを切り取ってもクオリティが高く
企画者の原作への愛を感じた!



たまらんモーショングラフィックス


モーションデザイナーとしては2:13~が一番電撃が走った。

モーショングラフィックスとはすごーく極端に言うと、
四角や丸などの図形やCG、テキストをアニメーションさせるもの。
曲の盛り上がりと共に、中央から四角形の波形、始祖の巨人のシルエット、
行進する巨人が押し寄せてくる。

鳥肌はんぱない。。

随所にテキストが散りばめられていて画面1コマ1コマ静止画として見ても
画面全体のデザイン完成度がとても高い

監督さんもしかしたらグラフィックデザイナー上がりかなぁ。。

モーショングラフィックスは実写がメインの映画等ではあまり使われない表現なのでPVならでは。CMなどの広告ではたまに使われる。

実写映像だけでなくこういったモーションやデザイン要素が入ることで世界観が何倍も広がる。楽しい。カッコイイ。


次回が待ちきれないよ!


3月27日(日)に放送されなかったのであれ!?と思ったら
放送時間変更で4月3日(日)になるとのこと。
物語も佳境なので次回が待ちきれないですね。
MAPPAの制作陣の皆さん本当ありがとう!



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