秘湯と気功♨ ランプの宿_駒の湯山荘_大女将_桜井真知子のブログ

ランプの宿 駒の湯山荘(新潟県魚沼市)”源泉掛け流し秘湯の湯” 大女将のブログ。 駒…

秘湯と気功♨ ランプの宿_駒の湯山荘_大女将_桜井真知子のブログ

ランプの宿 駒の湯山荘(新潟県魚沼市)”源泉掛け流し秘湯の湯” 大女将のブログ。 駒の湯が湧いた年に生まれる。21歳で駒の湯の女将に。49歳で気功と出会い千人以上の方の気功治療を行う。 駒の湯の豊かな自然と、日々の気功の気づきを七十二候に共にお伝えしていきます。

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    ランプの宿 駒の湯山荘(新潟県魚沼市)”源泉掛け流し秘湯の湯” 大女将のブログ。 駒の湯が湧いた年に生まれる。21歳で駒の湯の女将に。49歳で気功と出会い千人以上の方の気功治療を行う。 このブログでは駒の湯の豊かな自然と、日々の気功の気づきを七十二候に共にお伝えしていきます。 【ランプの宿_駒の湯山荘】 〒946-0088 新潟県魚沼市 大湯温泉719−1 <電話> 090-2560-0305  <instagram> https://www.instagram.com/komanoyusansou/?hl=ja

最近の記事

秘湯と気功でつづる七十二候

昨年の3月3日から1年間、 七十二候をつづってきました。 最初は1年間も続けられるのかしらと 心配でしたが、 いつしか1年間続けることが目標となり、 そして1年間続ける中で、 私自身、大きな気づきと変化がありました。 今はもう、 この七十二候、 そして読んでくださった皆さまに 感謝しかありません。 これからも、 自然と共に、自然に溶け込んで 生きていけたら………。 秘湯と気功に感謝を込めて。

    • 秘湯と気功でつづる七十二候|草木萌動 (そうもくめばえいずる) 3/1~3/4頃

      ようやく春ですね。 今年は大雪でした。 山の麓で3メートルぐらい積もりましたから、 駒の湯山荘では5メートルぐらい 積もっているのではないでしょうか。 駒の湯山荘は、 過去、雪の重みで2回つぶれたことがあります。 1回目は昭和48年。 雪で家がつぶれないように 冬の間も水を 屋根に流し続けているのですが、 どなたかがその栓を止めてしまったのです。 私達が、水道管の栓を 誰でも開閉できるように していたのがいけなかったのですが、 多分、冬山登山の方が 栓を閉め忘れたと思っ

      • 秘湯と気功でつづる七十二候|霞始靆 (かすみはじめてたなびく) 2/24~2/28頃

        ♪霞か雲か ほのぼのと♪ 春、霞。 良いですね。 春が優しく近づいてきている感じがします。 私は「霞」と聞くと オーラが思い浮かびます。 白いもや~っと霞の感じが オーラと似ている気がするからです。 ロクソクを灯した時、 ロウソクの炎のまわりに もや~っとしたものが うっすらと見えるかと思うのですが、 あれと似ています。 余談ですが、 ロウソクを灯して瞑想をする時、 ロウソクの炎を見るのではなく、 炎のまわりのもや~っとしたところを見ます。 ぼーっとね。 オーラ

        • 秘湯と気功でつづる七十二候|土脉潤起 (つちのしょううるおいおこる) 2/19~2/23頃

          七十二候。 ぐんぐん春に向かっていますね。 こうして七十二候をつづっていると 春の訪れを強く感じます。 気功に出会った頃、 気功の先生に、 「マイナス120%だね」 と言われました。 生死のはざまが プラスマイナス0%、 元気いっぱいの時 プラス100%。 ならば マイナス120%って その時点で死んでいますよね。 ”お前はもう、死んでいる” あれですよ。 確かに当時は、 自分でも 生きているのか、 死んでいるのか、 それすらもわからないほど、 真っ暗闇の中にぽつん

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          74本

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          秘湯と気功でつづる七十二候|魚上氷 (うおこおりをいずる) 2/14~2/18頃

          川や湖の薄い氷から 透けて見える魚たち。 これってなんだか 宇宙からみた地球の 白い雲の合間から 透けて見える私たちに 似ている気がしませんか? ある宇宙飛行士の方が 宇宙から地球をみた様子を こう話していました。 面白いですね。 昔から私は 自然の中にいると 空気の中というより 水の中で生きているような 感覚を抱くのです。 まるで、 海や川、湖で 水に包まれて生きている、 魚たちになったような感覚です。 以前、気功を習い始めて まだ2年目かそのぐらいの時、 もの

          秘湯と気功でつづる七十二候|魚上氷 (うおこおりをいずる) 2/14~2/18頃

          秘湯と気功でつづる七十二候|黄鶯睍睆 (うぐいすなく) 2/9~2/13頃

          ホーホー、 ケキョ、ケキョ。 春の始めに鳴く ウグイスは まだ上手く鳴けません。 ケキョ、ケキョ。 下手くそぉーー(笑) と思いながら ホー、ホケキョ♪ と私が口笛を吹くと (口笛、得意です) ウグイスが焦って 鳴き返してくるのです。 ホー、ケキョ、ケキョ。 楽しいーーー! でも、この無心に真似をするって 実はとてもすごいことなんですよね。 なかなか人間、 無心に真似をすることができません。 きっと大脳皮質が邪魔をするのでしょうね。 これでいいのか? こう

          秘湯と気功でつづる七十二候|黄鶯睍睆 (うぐいすなく) 2/9~2/13頃

          秘湯と気功でつづる七十二候|東風解凍 (はるかぜこおりをとく) 2/4~2/8頃

          いよいよ、立春ですね! まだまだ寒い日が続きますが ”東風解凍  (はるかぜこおりをとく)” と聞くと、 心がほぉーっと緩みますね。 この秘湯と気功でつづる七十二候は 昨年の三月三日から スタートしました。 約五日ごとに 季節の動植物や天候などの 変化をあらわす 七十二候の言葉が ただ、ただ、面白くて それに触発されて ぱーっと浮かんでくる 秘湯と気功の思い出を 思いつくまま書いてきました。 なにせ 山の中の一軒家で 自然だけに囲まれて ずーっと生きてきましたから

          秘湯と気功でつづる七十二候|東風解凍 (はるかぜこおりをとく) 2/4~2/8頃

          秘湯と気功でつづる七十二候|鶏始乳 (にわとりはじめてとやにつく) 1/30~2/3頃

          明け方、 丑の刻(午前2時)。 最も早く鳴く鶏は一番鶏。 夜明け、 虎の刻(午前4時)。 一番鳥の次に鳴く鶏」は二番鶏。 実はかつて私も 一番鶏のごとく 明け方、丑の刻ぴったりに トイレに目覚めていました。 今は自家発電があり、 安全のため、 夜間も灯りもついています。 でも昔は ランプの灯りだけでしたから 本当に真っ暗。 暗黒。 暗闇。 闇黒。 漆黒。 ……。 山の霊気に包まれた あの深く静かな闇夜。 30cm前にいる夫すら見えない 真っ暗闇というものを 駒の

          秘湯と気功でつづる七十二候|鶏始乳 (にわとりはじめてとやにつく) 1/30~2/3頃

          秘湯と気功でつづる七十二候|水沢腹堅 (さわみずこおりつめる) 1/25~1/29頃

          寒い日が続きますね。 近くの池の水も凍っています。 山の中の一軒家なので 駒の湯では 水も電気も自分達で調達しています。 電気は自家発電。 水は地下水。 でもそれは今の話で 私が嫁いだ頃は 電気はなくランプのみ、 水は沢の水を使っていました 沢の水は美味しいです。 でも、美味しく飲めるようにするには 不純物を取り除いたりと、 いろいろ、裏の作業が大変なのです。 でも都会育ち私は そういう作業が本当に苦手で・・・。 作業していて、何か見つけるたびに きゃーっとか わ

          秘湯と気功でつづる七十二候|水沢腹堅 (さわみずこおりつめる) 1/25~1/29頃

          秘湯と気功でつづる七十二候|款冬華 (ふきのはなさく) 1/20~1/24頃

          今日は大寒ですね。 一年で最も寒さが厳しくなる季節です。 いかがお過ごしですか。 ここ、新潟は雪に覆われています。 雪国って本当に寒い。 冬の間は、 駒の湯山荘の温泉に入れないので 近くの温泉旅館に 温泉だけ入らせてもらいに通っています。 No Onsen, No Life! 温泉がないと生きていけない! 温泉での会話は お天気のことばかり。 お天気さえ良ければ それだけでみんな幸せなのです。 今年は特に大雪で 雪かきも大変です。 だから、お天気だとみんなほっとして

          秘湯と気功でつづる七十二候|款冬華 (ふきのはなさく) 1/20~1/24頃

          秘湯と気功でつづる七十二候|雉始雊 (きじはじめてなく) 1/15~1/19頃

          雉のオスがメスを求めて鳴き始める頃。 雉は日本の国鳥で、古名をキギスまたはキギシといい、それが転じて「キジ」になったそうです。 雉は足の裏で地震の震動を察知し鳴くそうです。地震・雷などの時に雉が鳴くことを「音合わせ」というそうです。 雉は 足の裏で地震の振動を察知し 鳴くそうですね。 以前、ご宿泊にきていただいた方で 上野動物園の近くに住んでいらっしゃった方が 大きな地震の前、 鳥が一斉に鳴いてすごかったと おっしゃっていました。 で、本当に動物は 地震を予知できるのか

          秘湯と気功でつづる七十二候|雉始雊 (きじはじめてなく) 1/15~1/19頃

          秘湯と気功でつづる七十二候|水泉動 (しみずあたたかをふくむ) 1/10~1/14頃

          地中で凍っていた泉が融け動き始める頃。 「水泉(しみず)」とは、“湧き出る泉”のことをいうそうです。 これから、1年でもっとも寒い季節である「大寒」がやってきますが、目には見えずとも地中では陽気が生じ、春に向けて少しずつ動き出しています。 融雪装置って ご存知ですか? 雪が降り積もった道路に、 くみ上げた地下水を 小さい穴から散水する装置です。 地下の温度のほうが高いため 温度差で雪を溶かしてくれるのです。 雪国には欠かせない装置です。 実はこの装置。 昭和36年に、

          秘湯と気功でつづる七十二候|水泉動 (しみずあたたかをふくむ) 1/10~1/14頃

          秘湯と気功でつづる七十二候|芹乃栄 (せりすなわちさかう) 1/5~1/9頃

          芹が盛んに茂る頃。 春の七草の一つとしてもおなじみの芹は、空気が澄み切るように冷えるこの時期、“競り合う”ように良く育ち、1月から4月にかけて旬を迎えます。 新年おめでとうございます。 小寒、いよいよ「寒の入り」ですね。 新潟は雪です。 小寒と次の節気・大寒を合わせた 節分までのおよそ一ヵ月が 一年で最も寒い時期ですが、 ここを過ぎれば立春。 「寒の明け」を迎えますね。 冬至を過ぎてから、 一日、一日、 日が延びていくのを感じます。 あの太陰マークの 黒い点から白い面

          秘湯と気功でつづる七十二候|芹乃栄 (せりすなわちさかう) 1/5~1/9頃

          秘湯と気功でつづる七十二候|雪下出麦 (ゆきわたりてむぎのびる) 12/31~1/4頃

          降り積もる雪の下で、麦が芽を出す頃。「越年草(とこしえぐさ)」という別名がある麦。秋に種をまいて、翌年の初夏に収穫します。重い雪の下で、暖かい春をじっと待っています。 72候も、いよいよ第66候 「雪下出麦」です。 秋に種を蒔いて、 冬の間雪の下で じっと春を待つ麦。 雪の下は 外気が遮断されるので 0℃以下にはならないそうです。 しかもほどよく湿度が保たれるそうです。 雪の多い新潟では、 麦ではないのですが、 同じように 7月中・下旬に種をまいて、 雪が降るまでに大

          秘湯と気功でつづる七十二候|雪下出麦 (ゆきわたりてむぎのびる) 12/31~1/4頃

          秘湯と気功でつづる七十二候|麋角解 (さわしかのつのおつる) 12/26~12/30頃

          .オス鹿の角が落ちる頃。 メスの鹿は角が生えませんが、オスの鹿は一年に一度、角が根元から自然にポロっと取れて、春にはまた新しい角が生え始めます。 ウシの角は毎年成長し続けますが、 シカの角は毎年生え変わるそうです。 毎年、春生え始め、 秋になるとポロリと落します。 完成した枝角は、 皮膚からの栄養が断たれているため 更に大きく成長させることはできないからです。 また、オスのニホンジカは 5歳までは角を見れば ある程度年齢が分かるそうです。 生まれた年は 角はまだ生えて

          秘湯と気功でつづる七十二候|麋角解 (さわしかのつのおつる) 12/26~12/30頃

          秘湯と気功でつづる七十二候|乃東生 (なつかれくさしょうず)」 12/22~12/25頃

          冬至の初候。 乃東(なつかれくさ)が芽を出し始める頃。 乃東とは、冬に芽を出し夏に枯れる「夏枯草 (かこそう)」の古名で、紫色の花を咲かせる「靫草 (うつぼくさ)」の漢方名です。 冬至ですね。 冬至日は、 一年で最も昼が短く、夜が長くなる日です。 冬至は、 天文学が古くから発達していた メソポタミア文明の暦でも、 歴史の長い古代中国の暦においても、 衰えていた太陽のちからが復活し、 再び勢いを増していく日、 一年の始まり、 重要な節目と考えていたそうです。 よく 「

          秘湯と気功でつづる七十二候|乃東生 (なつかれくさしょうず)」 12/22~12/25頃