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【マチマチイベント】マチレポさんと2020年を振り返る「マチレポデイ2020」を開催しました

2020年12月18日、23日の2日に渡って、マチレポのみなさんと2020年を振り返るオンラインイベント「マチレポデイ2020」を開催しました。各地で活躍しているマチレポさんにお話しいただくなど、初めての試みの多い会で、延べ21名のマチレポさんに参加いただきました。この記事では当日の様子をご紹介します。

マチレポさん同士の交流の場「マチレポデイ」

日々のちょっとしたスキマ時間に、自分の知っている地域の情報をご近所さんにシェアする。そんな活動を通して地域コミュニティを盛り上げてくださる方々をマチマチでは「マチマチ公式地域レポーター(マチレポ)」さんと呼んでいます。
この取り組みは2020年1月にスタートし、今では34都道府県268市区町村で600名以上の方がマチレポさんとして活動しています。(2020年12月末時点)

▼マチレポさんの詳しい活動についてはこちらをご覧ください。

この1年、多く方にマチレポとして活動いただく中で、「他のマチレポさんと話をしてみたい」という声をいただき、「マチマチや他のマチレポさんの活動をもっと知ってもらう」ことを目的に、活動内容の共有やマチレポさん同士の交流の場として「マチレポデイ2020」を開催することになりました。

マチレポさんからの感想

参加されたマチレポさんからの感想をご紹介します。

他のマチレポさんや運営の方々とお顔を合わせて交流できた時間はとても楽しかったです。仲間意識がより強くなりました。
マチレポのみなさんと交流することによって、投稿のモチベーションアップにつながると感じました。今後もぜひこのような機会を設けていただけると嬉しいです。
参加しようかどうしようか悩みつつの申し込みでしたが、参加出来、とても有意義な時間を過ごすことが出来、大変満足しています。

マチレポデイのプログラム

当日はこのような企画が行われていました。

・代表の六人部から「マチマチの取り組んでいること、目指す未来について」
・コミュニティマネージャーの浅井から「地域の中でのマチレポの役割と、2020年の活動について」
・2020年に活躍されたマチレポさんを紹介する「年間表彰」
・トークセッション「各地で活躍するマチレポさんの話を聞いてみよう」
・グループに分かれて「マチレポさん同士の交流会」

▼当日ご紹介した、2020年のマチレポ人数の推移と地域分布。北海道から沖縄まで全国にマチレポさんが!

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今回は、マチレポさんにお話を伺ったトークセッションの様子をご紹介します。

トークセッション:マチレポの活動でご近所さんとの交流が増え、暮らしの安心感につながる

トークセッションでは、マチレポとして活動している川崎市のウエタさん、厚木市のYさん、板橋区のMさん、横浜市港南区のかなぶんさんに参加いただき、マチレポに参加したきっかけや普段の活動についてお話いただきました。

Q:みなさんがマチレポに参加してくださった理由はなんだったのでしょうか?

ウエタさん:保育園の情報を探す際にマチマチを使い始めて、でもまだまだマチマチ上の情報が少なくて「こんなにいいものが活用されていないのはもったいない」と思っていたんです。そんな折に「マチレポを始めます」というメールが来て。投稿が少ない中で、マチレポという役割があれば投稿していきやすいな、自分の中でハードルが下がるなと思って、応募しました。

Yさん:子どもが10ヶ月の時に厚木に引っ越してきました。縁もゆかりもない場所でしたが、地域の方がバスで席を譲ってくれたり飴をくれたり、とても親切にしてくれたんです。近所の方と交流して地域の活性化に役立てたらと思っていた時に、マチレポの募集があり、地域への恩返しをする良いきっかけになると思って応募しました。

Mさん:元々レビュー投稿サイトが好きで、いろいろなサービスを使っていたんです。マチマチを見つけて、住んでいるエリアに関係があって面白そうだと思って登録し投稿していたんですね。その中で良いサイトになるな、もっとこうしていきたいなという思いがむくむく湧いてきて。それを直接伝えられる機会になるんじゃないかと思って参加することを決めました。

かなぶんさん:実はマチマチに登録したての時に、使いやすさのアンケートに答えて、色々な意見を挙げていたんです。その後、すぐにマチレポの募集があったので、「意見を言うだけではなく自分も参加しなければ」と思って参加することにしました。

Q:普段、どんな投稿をしていますか?

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ウエタさん:公園など出かけた際に見たもの、思ったことをなるべくそのまま投稿するようにしています。例えば「地域の掲示板」は、どこにでもあると思うんですが、意外と貼ってあるものをみなさん見ないんですよね。掲示物の情報を共有すると結構喜ばれるんです。

Yさん:普段、自転車で通勤しているんですが、通勤中にお店の開店や閉店を知ることが多いです。マチマチで「あのお店がなくなってしまいましたね」とか、「新しいお店ができるみたいです」といった投稿をすると、近所の方からコメントをいただくことが多くて。そこからコメントでの交流につながっていくことがありました。

Mさん:子どもが小さいので、保育園や病院、遊び場や公園など子どもに関する投稿をしています。自分と同じようなお子さんを持つ人の参考になればと思っています。あとは、住んでいる地域の人の投稿にコメントしていくというのを意識しています。

かなぶんさん:今住んでいる地域に引越してきたばかりで、街の情報は知らないことの方が多いんです。それで、自分が知りたい情報で、自分が行けるのであれば、実際に行って、マチマチに載せるようにしています。あとは今年、子どもが保育園にはいったので、公園についての情報や保育園の情報なども投稿しています。

Q:マチレポとして活動した感想、うれしかったこと

ウエタさん:マチマチスタッフから今月もありがとうございました、と言ってもらえるのはうれしいです。あとは同じ地域内でマチレポさんがいると、距離がつかみやすくなり交流しやすくなって、盛り上げやすくなったなとも感じます。

Yさん:投稿を紹介されたり、プレゼントをもらえたり。家で子育てをしていても誰かに評価してもらえることがあまりないので、「目に見えて評価されている」「誰かが見てくれている」というのがすごい励みになります。

Mさん:実は同じ地域のマチレポさんに保活を助けてもらえたんです。誰かのためになるような情報を普段から投稿していたら、他の方も投稿してくれるようになって、自分が困ったときに他の人が助けてくれるんだというのを実感しました。善意の気持ちがどんどんバトンパスされて繋がっていくのを感じました。

かなぶんさん:マチマチで子どもが通っている保育園の投稿をしていたのですが、保育園で「マチマチでかなぶんさんの投稿を見て、見学に来てくださった方がいましたよ」と言われました。まだその方とは会えてはいませんが、見える形でオンラインでの活動がオフラインに繋がったと感じました。

Q:地域の方との交流は増えましたか

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ウエタさん:マチマチがなかったらご近所さんとの交流はゼロだったので、オンラインだけですが増えましたね。「近所に大きなスーパーができるんだよ」といったことを話せる相手がマチマチ上でできました。

Yさん:オンライン上での地域の方とのやりとりは増えたと思いますね。会ったことがないけれど、同じ地域に住んでいて投稿やコメントをしてくれる人が増えたというのはすごい実感しています。

Mさん:「誰かと繋がりたい」という思いは元々なかったので、積極的に交流はしていませんでした。でも、誰かの助けになる情報を投稿し、自分が困った時には誰かが助けてくれる中で、自然と地域の人とのつながりができていくことに魅力を感じますね。

かなぶんさん:縁もゆかりもない状態で横浜に引っ越して来て、ママ友を探そうと思ってマチマチを始めたんですが、リアルで会うママ友ができました。そして、始めた当初にくらべ、自分の地域でもマチマチを使う人が増えて、投稿に「ありがとう」がつくようになってきました。今は、地域で何人も知っている人ができたような感覚で、安心感に繋がっているなと思います。

この他にも「地域の情報はどこで手に入れている?」「投稿する時に気をつけていることは?」「今後の抱負は?」など様々なお話を聞くことができました。
詳しい内容はまた別の記事でお伝えしていきたいと思います!

「マチレポデイ2020」を終えて

トークセッション後の交流会では、「当たり前に知っていることでも投稿するだけで誰かの助けになるんだと気づいた」「話を聞いてもっと投稿しようと思た」といった感想や、「高齢の方や生活にお困りの方を助ける役割をオンラインで担えるようにしていきたい」「地域の中で同じ趣味や興味関心を持つ仲間を集めたい」など、みなさんのやりたいこともお聞きすることができました。
また、私たちもマチレポのみなさんに混じってお話しすることができ、とても楽しい時間を過ごすしました。

今後は、「マチレポデイ」のようにマチレポさん同士が交流できる交流会だけでなく、テーマを決めて情報交換を行う「分科会」や「マチレポの活動の仕方」「マチマチの使い方」について学ぶ「勉強会」も開催していく予定です。

マチレポはこれからも全国で仲間を増やし、より地域を盛り上げていこうと思っています!マチレポにご興味がある方はぜひこちらの応募フォームからお気軽にご応募ください。

▼マチマチの利用はこちらから!



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