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プレイバス/移動式あそび場

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【プレイバス/移動式あそび場】の活動レポートです。プレイバスとは、あそび道具を載せた車で移動し、まち中に即席のあそび場をつくる取り組みです。
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記事一覧

かっこいい大人に出会える原体験の宝庫。サッカースタジアムにあそびに行きませんか【移動式あそび場レポ】

子どもにはいろいろな体験をしてほしい。そう思う方は多いのではないでしょうか。いろんな習い事をしてみたり、週末は動物園や水族館、遊園地や子どもがあそべる施設があるショッピングモールに行ったり。 そんな週末の過ごし方。選択肢のひとつとして『サッカースタジアム』にあそびに行きませんか? ”子どもたちの原体験を豊かにする”ために活動している私たちまちのこ団。先日、茨城県水戸市が本拠地のプロサッカークラブ『水戸ホーリーホック』のホームゲームにあそび場を届けてきました。 「サッカー

あそび場からあそび場へ。想いを繋ぐあそびのリレー【移動式あそび場レポ】

緑・黄色・オレンジ・ブルー、そしてピンク。側面にはよく「これ怪獣?」と間違われがちな、あそび場の“妖精”イバラキくんが描かれたクルマ。それが私たちまちのこ団のプレイバス。 プレイバスの中にたくさんのあそび道具を詰め込んで、商店街やセミナー会場などまち中どこでも即席のあそび場をつくり、あそびを届ける「移動式あそび場」づくりは、「移動式あそび場全国ネットワーク」という団体を中心に、想いを持った仲間たちが全国各地で活動しています。 そんな全国各地の「移動式あそび場」を繋ごうと、

「まちを良くしたい」市民の想いがぎゅっとつまった駅前ストリートから【移動式あそび場レポ】

2023年、あそび初め! は、茨城県のお隣、千葉県柏市からスタート! 2023年あそび初めは『ストリートパーティー』1月8日(日)、千葉県柏市駅前にて開催の『ストリートパーティー』にあそび場を届けてきました。 「子どものあそび場がない」「多世代交流の場がほしい」きっかけは住民の声柏駅周辺は、半径100m以内に公園や広場がないため、子どもたちが安心してあそべる場所や、憩いの場がないということが課題として挙げられていたそうです。 そこで、柏駅周辺のまちづくりを推進している柏

「みちを居場所に」するとは、“自分たちの手で、よりよい暮らしをつくること”だと思った話【移動式あそび場レポ】

たとえば、お家の近くにある道路。 普段は通勤・通学などで日常的に使っているその道路が、毎週末1日だけ歩行者天国になって、人々が思い思いに過ごす空間に変身したら。 芝生が敷かれてハンモックやベンチが置かれ、ファーマーズマーケットやキッチンカーが立ち並び、どこからともなく音楽が流れてきて、こどもたちがあそべる場所がそこにあったら、どう思いますか。 道路や公園、広場などの公共空間を活用したまちづくりは様々な場所に広がっていますが、今回の舞台は茨城県水戸市。水戸のランドマーク、

子どもたちが主役。全校生徒1,100人の小学校で秋祭り。【移動式あそび場レポ】

こんにちは。まちのこ団です! 秋らしい晴天のなか、茨城県つくばみらい市の富士見ヶ丘小学校にあそびを届けてきました。 つくばみらい市は、2006年に誕生した新しい街。つくばエクスプレス沿線にあることから、都心へのアクセスも良いため、ベットタウンとして注目されています。 そして、こちらの小学校、全校生徒なんと1,100人の創設4年目のとても新しく大きな学校でした! その小学校のPTAの有志の方々が実行委員会を立ち上げ、開催へと繋げた今回の秋祭り。 開校した年から毎年開催されてい

あの「国営ひたち海浜公園」であそび場をつくってきました【移動式あそび場レポ】

まちのこ団、ついにあの「国営ひたち海浜公園」に出動してきました! 『海・花 そとあそび2022』 in ひたち海浜公園2022年11月12日(土)・13日(日)の2日間にわたり、ひたち海浜公園にて 『海・花そとあそび2022』というイベントが開催されました。 大子町のリンゴで焼きリンゴ作り体験、初心者向けの火起こし体験やテント設営体験、さらにポニー乗馬体験などそとあそびを楽しめるコンテンツが盛りだくさん。 私たちまちのこ団は、普段からお世話になっているひたちなか社会福祉

3年ぶりの学園祭と「こども大学」。地域とつながる大学の魅力【移動式あそび場レポ】

11月といえば学園祭の季節ですね。学園祭。どんな思い出がありますか。ここ数年間はコロナ禍により中止やオンライン開催が相次いでいた学園祭ですが、ようやくリアルでの開催が戻ってきました。 普段は主に茨城県内でイベント会場や公園、セミナー会場など様々な場所にあそび場を届けている私たちまちのこ団ですが、今回は茨城県を飛び出して、千葉県東金市にある城西国際大学・千葉東金キャンパスの学園祭におじゃましてきました。 2022年11月5日(土)・6日(日)に開催された学園祭は、3年ぶりと

「“弧”育て」を、「地域で子育て」へ。不安に寄り添い、つながり支え合う【移動式あそび場レポ】

子どもを産んで、育てる。 言葉にするとたったの10文字と少し。たったその10文字と少しの中には、はかり知れないほどの喜びや嬉しさがつまっています。けれども同時に、今まで経験したことのないような不安が、時には喜びや嬉しさをも波のように飲み込んでしまうこともあると思います。 そんな子育ての不安に少しでも寄り添いたい。子育てが“弧”育てにならないように、ママたちが気軽に交流できるような場づくりをされている「NPO法人たまり場ぽぽ」さん。 主催イベント「ぽかぽぽ Festiva

あそび場がくれたご縁。織物のまち桐生へ出動【移動式あそび場レポ】

私たちまちのこ団の主な活動のひとつである「移動式あそび場」。この活動は日本では約15年前から始まっていて、同じ想いを持った人たちが少しずつ増え始めています。 普段は主に茨城県内にあそび場を届けている我々ですが、今回はそんな横のつながりから、茨城県を飛び出して群馬県桐生市にあそびを届けてきたお話です。 全国各地に「移動式あそび場」「移動式あそび場」とは、車(プレーカー/プレイバス)にあそび道具を詰め込んで、道や広場などを即席のあそび場に変えるというものです。 日本各地に多

「子ども食堂」ではなく、「元気食堂」。目指すのは、老若男女問わず誰でも集える場所【移動式あそび場レポ】

映画『サマーウォーズ』で、栄おばあちゃんが言うセリフ。 なんとなく元気がでなかったり、ちょっと嫌なことがあったりしたとき、誰かと一緒にごはんを食べるだけで、少しだけ気持ちが晴れたように感じたこと、ありませんか。 今回は、「食」を通して、老若男女問わず誰でも集える場づくりをされている『おおみや元気食堂』さんにご縁をいただき、あそびを届けてきました。 頑張る子育て家庭を、地元のお母さんたちが食事で応援する「おおみや元気食堂」「おおみや元気食堂」は、毎月1回第2土曜(2020

クラフトビアフェスト×子どものあそび場×つくば市=「 」【移動式あそび場レポ】

大人向けに用意された場所も、子どもの居場所=あそび場があるだけで、大人にとっても子どもにとっても居心地のいい空間になる。 「子どもが帰りたくないっていうから、じゃあもう一杯飲もうかなって」 印象的だったのは、子どもたちと一緒にあそぶお父さんお母さんの姿が多かったこと。真夏日の太陽の下で、子どもと一緒になって汗だくであそぶお父さんの姿は、それだけで、きっとここはいい街なんだろうな、チャイルドフレンドリーな街なんだろうな、と感じられるような光景でした。 そんな、“いい街”と

茨城県をとびだして!東京・多摩ニュータウンの商店街にあそびをお届け【移動式あそび場レポ】

こんにちは、まちのこ団です。 まちのこ団、普段は主に茨城県内を中心にあそびを届けています。が、今回は茨城県をとびだして!東京は多摩市、諏訪名店街のサマーセール会場にあそびを届けてきました。 多摩ニュータウンの「諏訪名店街」3年ぶりのサマーセール会場会場は、東京都多摩市、多摩ニュータウンにある「諏訪名店街」。多摩ニュータウンの開発とともに誕生し、約50年の歴史ある商店街です。 20軒ほどのお店が並び、老舗もあれば、ここ1~2年であたらしくできたお店も。パン屋さん、古本屋さ

「あそび場」をつくることは、誰かの背中をそっと押すことにつながる、かもしれない話【移動式あそび場レポ】

こんにちは、まちのこ団です。 今回は、セミナー会場にあそびを届けてきました! セミナー会場にあそび…?6月25日(土)。 場所は、茨城県日立市にある「日立地区産業支援センター」。 「Business Challenge Program」(以下「県北BCP」)というプログラムの中で開催されているセミナーで、主催は茨城県の県北振興局、運営は株式会社しびっくぱわー他。 当日のセミナー等の内容についてはこちらからご覧いただけます。https://civicpower.jp/bcp

3年目。はじまりの場所で感じた「あそび」を届け続ける理由。【移動式あそび場レポート】

こんにちは、まちのこ団です。 私たちは「子どもの原体験を豊かにする」をミッションに掲げ、移動式あそび場づくり・拠点式あそび場づくりなど、あそびを通した居場所づくりを行っています。(詳しくはこちらからどうぞ。→https://lit.link/machinokodan) 現在は主に茨城県内を中心に活動をしていて、大子町・日立市・常陸大宮市・ひたちなか市・下妻市など様々なエリアでお世話になっています。 いきなりですが、思い出話をしますまちのこ団は、まちのこ団・団長の増田が学