放浪日記 (オランダ:デン・ハーグとロートルダム)

2023年のテーマが「放浪:友達に会う」と決めたMachiです。
6月位にドイツのベルリン行きの片道切符を買い、
ドイツ、オランダの友達の家に泊まらせてもらいながら、
まったりと過ごしています。

自分の日記という感じで、考えている事をただつらつら〜と書いている感じです〜なので、こういう人もいるんだな〜位で暇な時にゆる〜く読んでもらえるとありがたいです〜

本来は前のブログで書く予定だったのですが、ドイツとオランダ間の移動の話をしていたら長くなったので、打ち切りました。

と言う事で、今回こそはオランダのデン・ハーグとロートルダムでした事について書きます!


デン・ハーグに住んでいる仲良いインド人

とてもお世話になった仲のいい友人が住んでいるオランダのデン・ハーグ。

17時頃に到着予定が、19時位に到着。その間友人からのメッセージが何度も来て、電話も何回か来るという状況。そんなにメッセージして来ないでよー!!!!と移動で疲れ切っている自分。まー確かに心配するだろうけど、10-20分毎に連絡するっておい。。。という感じであった。

なので、正直彼にその日会いたいと思わなかった程、心身ともに疲れ切っていた。彼なりに異国だから心配だし、私を日本からのお客さんとして見ている。まーよく日本で遊んでたけど、自分の事そこまで知らないんだな〜と思った。私は約20カ国の海外行ったことあるし、米国、フィリピン、ウガンダにも住んだ事あるし、特にスマホがない時に海外に住んだこともあるし、何でそこまで心配するのかなと思っていた。予めプランを立てて、相手を信じてそこで待つという社会ではない今、計画をあまりしないでスマホで随時連絡を取り合うって便利なようで不便に感じる事が多々ある。確かに2時間遅れてくるのは心配だが、10-20分置きに連絡はもう疲れた。

電話も結構かかってきて、電池があまりないので出なかった。

まー彼も悪気はない、ただ心配していると言う事で、このストレスをどうにか無くしてポジティブにしたいと思いながら、路面電車(トラム)で彼が待っている駅まで行った。

誰かが言っていた、コミュニケーションの9割は言葉ではない、実際に会ってみてわかるもの、とは本当にこの事だった。
友人に会った時、ストレスが8割ほど消え、おおお久しぶりー!!とハグをした。友人は移動しやすいように自転車を用意し、リュックいっぱいにスナックやチーズを詰めて待っていてくれたのだ。夕日が綺麗だからビーチでスナック食べながら夕日見ようって。最高なプラン。友人が私に会える事を楽しみにしてくれて、計画してくれてたんだってありがたく思った。やっぱメッセージの文字じゃ人の感情は読めないなって思った。ストレスがだんだん消えていった。

その日は夕焼けを見て、海の近くでまったりし、すぐ寝た。その次の日は海外に一緒に行く程の仲で、特別な存在である、オランダ人の友人に会った。

特別な存在のオランダ人

特別な存在なので、ちょっと彼の紹介をしたい。

彼との出会い
その人との出会いは共通の友人がきっかけ。大学の友人からFBでメッセージが来て、「私の友人が日本に1ヶ月行くから良かったら会ってみて」と彼のFBのプロフィールが送られてきた。その当初、私には彼氏がいたけど、そのプロフィールを見て、おおかっこいい!と思った。でも、彼氏いるし特に何も特別な感情はなかった。

その人と初めて会った時の事を今でも鮮明に覚えている。桜木町駅で待ち合わせをして、私が10分遅れて走って待ち合わせ場所に行った。会う前に少しメッセージのやり取りをしていたので、名前と顔も何となくわかる。1ヶ月後にフィリピンにインターンシップをする為、移るという事も伝えてあった。

彼は190cm代の身長なので、すぐどの人かわかった。遅れてごめん、初めましてという挨拶後、彼がプレゼントと言って、日本語のフィリピン観光本をくれた。会話を覚えていた事はもちろん、異国の地で異国の言語の本を、わざわざ買ってくれて、めちゃめちゃ嬉しかった。もうなんていい人なんだ!

「ありがとう。本当に嬉しいよ。わざわざ買いに行ってくれるって本当に優しいね」と伝えると、

「いやいや、これからフィリピン行くって聞いたし、自分が学んでる日本語で通じるかお店で試してみたかったんだ。全然いいんだよ!」って。

その回答も本当に優しくて、心がポカポカしていた。やっぱ優しいなって。

ロートルダムで彼と会った時の話
彼に会える事を楽しみにし、その日はちょっとおめかしした。
化粧をして、自分のお気に入りの深いスリットが入った、赤いロングスカートをはいた。そのスカートの生地は、西アフリカのセネガルに行った時に、市場で惚れたものだ。赤い生地に扇風機の模様がついている、オモロい生地。それを買い、オーダーメイドで作ってもらった。生地も形も自分で選んで、だいぶ気に入っている。なので、夏の勝負服という立ち位置かもしれないw そして上は黒のクラブトップ。夜は冷えるから上着も持っていこう。香りもつけて、彼と彼の甥っ子用の日本のお土産を持っていざ出発。

ロートルダム駅に着き、彼が待っている場所に向かったけど、迷ってしまった。いつも優しい彼は、大丈夫?と待ち合わせの場所のビデオを撮って送ってくれた。それを見て、あーそこねと、駅の外に出て歩いた。電話をしながら

「あーまちこ見えた。」と言われた時に私も彼が見えた。久しぶりに会うから小っ恥ずかしったし、彼が白いTシャツを着ていたので、ハグの時に白いTシャツに赤いグロスが付かないようにと、顔がなぜか彼の脇に埋まってしまう、変なハグになってしまった。あーうまくハグできなかったけど、まーいっかw

「ランチ行こう!何食べたい?」と聞かれて、「アジア料理!麺!」と答えた。ヨーロッパに来て2週間経ってないけど、アジア料理がめちゃめちゃ恋しくなり、アジア料理を結構食べていたw
「ベトナムかラーメンがあるけど、ラーメンにする?」と聞かれてテンションが上がり、嬉しさがこぼれ出たみたいな笑顔で「うん!」と言った。

その日は今働いているスタートアップの関係で、シリコンバレーのメンターとのオンラインミーティングの予定があり、彼と会っている間30分はミーティングに出ないといけない事は彼に共有済みであった。

ラーメン屋に着いて、オーダーし、あっという間にミーティングの時間になってしまった。のびたラーメンでもいいやと思いながら、ミーティングの準備をしていたら、彼が、ミーティング後にラーメンが来る様にお店の人に言って来るよとありがたいお言葉。「本当にありがとう」と伝え、やはり優しい、好きだな〜と思った。

30分間彼の前でミーティングをし、彼はビール飲みながら携帯で暇つぶし。申し訳なさと、彼の優しさに感謝しながらミーティングは無事終了。

彼はシリコンバレーのメンターと話していた内容に興味を持ち質問してくれた。ラーメンも美味しいし、好きな人と会話できる事がこんなに楽しいんだなと思った。ラーメン屋の後、バーで飲もう!と歩いた。

歩いている時に色んな話をした。例えば、人に期待しないと自分が楽になり、その期待されている人も圧力が掛からなくて楽になるという話や、私の父の話、今直面している問題や、今後何をしたいか。4年半ぶりに会ったと思えない程会話が弾んだ。バーには行かず、歩いたり、公園で寝そべりながら、色々な話をした。寝そべっている距離が近いのに違和感がないという、居心地の良さは何年ぶりだろうと思った。彼は雑草の小さな花を取っては、私にゆる〜く投げてきて、少年のようで可愛かったw

お互いpermacultureというpermanent agricultureという持続可能なオーガニックの農園をコミュニティーで助け合って育てるという事、またタイに行きたいとか、やっぱり彼との価値観ややりたい事が交わる。なので、一緒に仲間を見つけよう、私がご飯作ったりするし、農家もする、彼ももちろん農家もするし、建物も建てたいとなった。
「じゃーあとはヨガのインストラクター、メディテーションできる人とか集めよう!」と言ったら、
「はは、いいと思うけど、ヨガとかより大事な役割とかあるでしょ!w」と嫌味のない笑いで返してくれた。彼とはいつも何でも話ができるというとてもありがたい存在。約10年の知り合いだけど、なぜこの人が好きだったか思い出せた気がする。そして、彼とはどうなるかわからないけど、これからも長い付き合いをしていきたいなと思った。

お互いやっぱ直接会って話す大切さを知った日であった。彼には何度も触れて、ハグを求め、それを快く受け入れてくれる。直接会って自分と相手のエネルギーを交換するってやはり素晴らしいなと再確認できた。恐らくキスもできたであろう。でも、彼の事を2年以上好きであったし、彼を諦めることにとても労力を使った事を覚えている。なので、キスも正直したかったけど、頑張ってしなかった。

実は、精子のドナーになって欲しいと本気で聞いた程、人として好きであった。今でも少し考える。彼の子どもを産むのもありなのではないか。彼は必ずいい父親になると思うし、でも、彼には愛する人と家族を築いて欲しいとも思う。彼もそれを望んでいるから。なら、自分と子どもが邪魔になるのではとか。彼は絶対に子どもを邪魔とは思わないと思うけど、子どもが大きくなったら、「なんでパパは私とママとは一緒にいないけど、パパ自身の家族がいて一緒に住んでるの?」とか聞かれた時に、「ママはあなたが欲しくて、パパには精子をくださいって頼んだの。パパはいい父親になると思ったから。」それを言って自分の子どもは納得するのか?これはエゴでしかないのではないか。そして、自分が妊娠している時に、彼はどこまで支えてくれるのか、彼は子どもの事を愛せても、私の事を愛す事はできないから、私が子どもに嫉妬してしまうのではないか?その様な親がいると聞くし、映画でもよく見る。その様な親になりたくない。など考えているうちに、やっぱ良くないなと思い、やめようと思う。

確かに妊娠して、出産という経験をしてみたいと常日頃思う。11歳くらいから生理を経験して、中学校から生理痛がひどくなり、本当にひどい時は歩けない、冷や汗、嘔吐する程の経験をした。母が、出産の練習だと思ってと言っていた。そっか練習だ。と言い聞かせながら生理痛を耐えていた。30-35歳の間は自分の子どもが欲しいと飢えていた。でも、飢えているからこそ恋人ができない。そしてあっという間に37歳。35歳〜今まで自分の子どもは諦める覚悟をし、いい人が見つかったら養子縁組でいいのではと言い聞かせている。でも、やはり妊娠や出産を経験してみたいという自分が常にいる。まーそれは流れに身を任せるしかないなと思っている。

彼といる時間はとても楽しかったので、過ぎていくのが早く感じた。気がついたら23時位になっていた。それ程話が尽きずに一緒にいて話したいと思える人であった。その様な人がいること自体ありがたいなと思う。

と長くなりましたが、二人の紹介でした。
次回は仲良いインド人との喧嘩について書きます!

Machi



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