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「好日」

どこへ――
何しに?
そんな声をかけられるでなく
ぼくは「荷物」の詰まったリュックを背負い
職場オフィスを黙って出た

とくだん仕事はない
だが
電車の中で
詩が書けた
(良いかよくないかは別に)
そして
良い文言 ことばを本に見つけて
ノートに書き写した
(すぐに忘れるだろうけど)
こころに残る良いことば
それらを記せた――

それは それで
よいではないか
よい一日ではないか

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