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#4 カウンターの奥行き

カウンターの奥行は肘から先の寸法がちょうどいい。
これは大学時代の先生の言葉。

家具や空間は、人間が使うものなので、当然人間の尺度を元に決まっているものが多くあって、人間の肘先の寸法は大体45cm位。同じく人間の尺度から出来てるお椀やお盆を置くと、丁度この位に収まるのです。
この尺度やそれをデザインに活かす学問を人間工学と言い、椅子の高さもテーブルの大きさも、実はそういう研究から使いやすい寸法が決められています。

ただ、今日の話し、ネットでかなり調べても全然裏付けが取れなくて、本当に授業の記憶だけ。誰か覚えてる人いたら訂正又は賛同をお願いします。

※この記事をフェイスブックで投稿後、大学の同級生がとっても詳しいデータを紹介してくれました。
経産省が平成16〜18年に行った調査によると男性の肘から指先までの長さは大体440~450mm程度で、確かにカウンターの一般的なサイズになります。

size-JPN 2004-2006 調査結果について
このリンク先の別紙57項目平均値データに詳しくまとめられているので興味ある方はどうぞ。

004_bessi.pdf_ページ_4

ただしどうしてそのくらいが良いのかは見つけられませんでした。
国内インテリアデザイン界の巨匠の生の言葉なので、現場で積み上げられたであろう知識として大事に覚えておきたいと思います。

このうどん屋さんくらい奥行きあると余裕を感じますね。

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