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Consultant - Job hunting in South Africa

転職活動を開始して10ヵ月、くるっといつぞやの振り出しに戻って、南アフリカに進出している日本企業のポジションを探す活動を再開してみることにした。もともと消極的だった理由は、イントラカンパニーワーキングビザの発行が南アフリカで滞っていたと聞いていたこと、南アフリカ法人をもつ日本企業の主な業界は製造業や商社で自分のスキルセットとの一致する確率が低いと想定していたためだった。

もうひとつアフリカでプレゼンスのある分野として、日本企業のアフリカ進出をサポートするコンサルタントという仕事がある。公的機関もあるし営利企業もあるし、いずれにしても、アフリカの大学院での学びを生かし、日本のビジネスの経験や理解があることが活かせるという点では可能性があるかもと思って、早速アプローチを開始した。

南アフリカに長く在住されている日本人の方のお話し等も参考にさせていただきながら、日本企業のアフリカ進出をサポートしている企業をいくつか特定し、そのうちひとつの企業の代表の方にLinkedIn経由で直接メッセージをして、なんとラッキーなことに、すぐにオンラインでお話しを伺う時間をいただくことができた。

結論からいくと、コンサルタント業は限りなくゼロチャンスだった。

どちらかというとアフリカで知識や経験があるかないかより、やはりコンサルティングという専門職での経験が問われる。いまから新たに始めるにはやや年齢的に遅すぎるのではないかというアドバイスを頂き、この一連の南アフリカでの大学院進学から転職活動の流れの中で、初めて年齢的な制約でできることが限られることを経験をした。それ以外の毎日の生活の中で経験していなかったことがむしろラッキー過ぎるのかもしれない。

やってできないということではなくて、ただし、早く始めた方がいいことというのがやはりあって、とはいえ「英語力」と「年齢」はできない理由にしたところで変えられないので、できることを探していくのが正攻法だと思う。できることを探していくために、できないことを理解しておくこともとても重要で、このアドバイスには非常に感謝している。そして、転職活動のよいところは、例えポジションが手に入らなくても、本当はポジションを手に入れることがプライマリーエンドポイントなのは承知の上としても、応募先の組織の活動というレンズを通じてアフリカのリアルな動きの一端を知ることができるのが素晴らしい。

南アフリカで私の転職活動は続く。

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