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アメリカでも鬼滅の刃が愛されていた話

アメリカニューヨークで鬼滅の刃劇場版無限列車編を観た。

昨年3月のロックダウンから始まった1年以上の休業ののち、ようやく映画館が開いて1ヶ月以上が経った。日本の昨年10月から半年を経て、ついに北米にも鬼滅の刃劇場版無限列車編が到着。昨年のバズり具合と、興業収入が千と千尋抜きということで非常に気になっていた。ていうか気になりすぎていた反動でネタバレを踏むまいと逆に遠ざけていたほどだ。鬼滅に関してはアニメ、映画版を観た後で漫画本編全部を読もうと最初から思っていたので、私の把握している内容はアニメまでで止まっている。昨年10月のツイッターはしんどかった。ネタバレを踏みそうで。しかし素晴らしい創作イラストや漫画を観ては幸せな気持ちになったものだ。半年の期間を経た期待はドロドロに煮詰まり、自由水※が完全に失われた腐らないジャムの如き仕上がりになった。

※自由水...腐敗させる細菌類が生育するのに必要な食品中の水分のこと。砂糖そのものやジャム、蜂蜜を室温で保存しても腐らないのはこのため(学部生時代の農学部食品化学時代の知識)


↑北米ANIPLEXが舞台挨拶的な動画を上げてくれている。アクションと音楽がオススメとのこと。私は!! お二人の!! お芝居が!!! すごく楽しみですよ...!!!

「さ〜ていよいよ今週金曜日だ、そろそろ予約をしようか」と映画館のスケジュールを見た21日水曜日の午後。23日金曜日からの上映と思いきや、先取り上映で22日に上映タイムスロットが出現しているではないか。「ヲワワワワワ」とか奇声を発しながら焦って予約した。端から見たら変人だが私のいるラボは誰かがいつも興奮して奇声を発しながらディスカッションしていたり、ズムズムとした音楽がかかっているので問題ない。

チケットを無事とってその後再度確認したら週末のチケットがなんと

全て完売だった。これは大変だ。高まる期待。煮詰まるジャム。

スクリーンショット 2021-04-24 午後4.21.32

イベント事があるとそればかり考えて他のことが手につかなくなるのは私のいつもの癖なので仕方がないと割り切る。有り余るエネルギーをなんとかしないと正気でいられなくて、じゃがいもフライを作ることにした(?)

アチアチのざがいもフライを はふはふと頬張りながら鬼滅の予習復習。ざがいもフライ揚げたてめちゃくちゃ美味い。ソースはとんかつソースを日系スーパーで買った。テレビも掛け時計もクッションも1週間以上の服(毎週洗濯される同じ服達。季節感の違いは、Tシャツの下のヒートテックの有無だけ)も無いが、ゲーミングチェア、YAMAHAフル88鍵キーボード、プロジェクターなどお部屋時間を趣味の充実に全振りできる部屋となっております。家賃20万円で10畳なのはマンハッタン価格。部屋は狭くても、精神世界はオープンワールドよ(最近ゼルダBotWとモンハンにハマっている)

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ここ最近の私と漫画・アニメの話を少し。私の博論がMay the STAR WARS be with my thesis なら(博論よSTAR WARSと共にあれ)(大晦日から3ヶ日をかけて博論と基礎論文リバイスを脳内シェイクしながら書き殴っている間ずっと再生していたところ、結局オリジナル、プリクエル、シークエル(8まで)2周回った)、渡航以降の生活は日本のアニメと共に有った May the Japanese Amine be with my life in NYと言っても過言ではない。だって日本語が恋しかったんだもの。渡航直後はスタバの店員が何言ってるかわからんし、採用最終面接で来たときと違ってマスクのせいで唇から言葉を読めない。しかもくぐもっている。職員証がまだ発行されてないものだから寮の入り口でいつもイカついガードさんが入れてくれない。すみませんが、私はここにお金を払って住んでいるのです。パスポートを見せますよ。名簿で名前を確認して。契約は先週からなのでまだIDカードがないの。入れてください。ほら、鍵も持っていますよ。部屋番号ですか?〇〇です。あっ、BじゃないのDなの。テディーベアのディー!!! あっベアーが入ってたらダメか...。耳も頭もヘトヘト。3リットルの牛乳で指もシビシビ。もう嫌だ人と話したくない。日本語を話してくれる人がラボにいない。ラボの人は一生懸命訊こうとしてくれるが、会話の真っ只中で「っあーー、、、」みたいな顔されるとしんどすぎて情けなくて死。最初に体調壊したのもこの辺、確か渡航3ヶ月後くらいかな。そんな時の日本語のアニメのありがたさよ。ラボから帰ってきたら即アニメを再生してた。ジョジョ、ブリーチ、ナルト。ヴァイオレットエヴァーガーデンは風景に所々日本らしさが出てしまっても全編美しかったし、化物語は阿良々木暦の捲し立てるテンポが良い。聲の形は美しいけど観ててしんどかった。最後1年ずつの2個目と3個目の小学校時代を思い出したから。その分?中高時代は本当に楽しかった。いっぱい笑ったし、いっぱい泣いた。最高だった!!! そのあとの人生も山あり谷ありだけど楽しい。今も超楽しい。英語も研究も大変だけど。「過去に戻るならどこに戻る?」という質問がよくあるけど、私には理解できない。辛い苦しい後悔していることがあっても、やり直したいポイントはない。


最近の呪術廻戦でも思ったけど(最近呪術廻戦にガチハマりしている話は別の記事として書きたい)、アニメの最終話は原作がまだ続いていてもその後アニメ化されるかどうかは確定では無いから最終話らしくまとめられている。と思っている。最終話を見るといつもあー終わってしまうんだ...という寂しさに襲われる。鬼滅もそう。まだ予習の時点で既にちらりと車窓に映る煉獄さんを観てうるっときている。劇場版でなんかゴァーってしてメラメラしてすごいかっこいい(ボキャ貧)シーンが予告編で流れるから、いやもんほんとこれどうしたらいんだ。本番はどうなってしまうんだ。(上述の通り無限列車編のあらすじは知らないし、猗窩座が出てくることも知らない)


さて当日。自分の中での日本感を高めていこう(?)と、冷凍保管しておいた白飯を500w 12minにて温めて、梅干しを載せる。汁物は映画の前はあまり撮りたく無いが、どうせ泣いて水分不足になりそうな気がする。摂っておこう。Yes、味噌汁。乾燥わかめは多めに大匙1杯。このままではタンパク質が足りないので、シーチキン缶を350Fに加熱したオーブンでジブジブと音を立てるまで加熱する。熱々のシーチキンに黒胡椒をカリカリとかければ完成よ。美味い。ほうじ茶を水筒に入れて、ご飯のとき兼映画館で飲むことに。コロナ以降なのかそうじゃないのか知らんが、映画館飲み物食べ物持ち込み可。店員さんと手渡しでの商品のやりとりとかしたくないし、これは良いシステムと思っている。

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チケットはカウンターでQRスキャンで完了。便利。「シアターは12番よ!」あざっす。

チケットは18ドルなので日本のTOHOとたいして変わりない。しかし!座席の雰囲気は全然違う!!!すごい立派!!!私にはそう見える!!!シートにはもれなくリクライニングがついていて、アームレストのところについたボタンを押すと電動でレッグレストが上がって背もたれが倒れる(座面が前にスライドすることで背もたれが倒れる仕組み)。椅子めっちゃ広い。後ろ倒して足を伸ばしても前にめちゃくちゃ余裕ある。普通に歩ける。すでに座っている人の前を、あっすみません通りますね、膝が当たってすみませんね。うわわちょ、踏みそう。あっすみませんちょっとなんで傘置いとくんですか踏みましたよすみませんね!!! しないで通れる。映画館で真ん中の方の席あるあるがないのはとてもありがたい。コロナで人数キャパシティーは25%に絞られている。つまり、予約画面で席をひとつ選ぶと、周辺ぐるり8席分キープしてしまう。

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少し暗くなり、最新映画の予告編映像が始まる。予告編上映の時点で2回映像が途切れる。ブッつん。無音。...何か本編再生に手間取っているのか。みなさん仲間同士で楽しそうにおしゃべりをしている。ポップコーンを食べる以外はマスクをちゃんとつけるマナーの良さが素晴らしい。

と、「ザザー...」突如電車の中のシーンー「...その箱に入っているのが」

えっちょま...本編映っちゃってる...「「「Nooooooooo!!!!!!」」」と観客もブーイング。いや自由じゃん。自由すぎるじゃん。まあ別に最後の方見せられたわけじゃないから良いけど、本編中に映像が止まらないか心配だよ...。

しばらく待てど暮らせどシステム調整は終わらない、手こずっているよう。時間稼ぎなのか、突如紅蓮華が流れ出す館内。

 LisA「つーよーくーなーれーるーりゆーをーしーったー.....」

「「「「....ぼーくをーつーれてーすーすめー!!!」」」」

!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

えっみんな歌ってる!!! みんなが歌ってる!!!! すごい!!!!!!  本編始まってないのに感激して泣きそう。館内に入った時、アジア人の顔つきの人は見かけなかったので、この空間にいる日本人は私だけかもしれない。それなのに、それなのに、みんな日本語で紅蓮華を歌える。サビすら追いつけるスピードで歌っている。こんなことあるんだ...

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2番のBメロ?あたりで曲がブチィ!!!  と切れたかと思いきや、館内が暗くなる。お! いよいよかな。無事に始まった。MCUのBrian Tyler作曲のテーマソングでテンションブチ上がったり、シン・ゴジラを4DXで観たとき 最初の東映で水ビシャビシャかけられて困惑するなど配給会社のロゴは映画館での鑑賞において最近有名な話(?)だけど、今回さっきの紅蓮華のくだりや、東宝のロゴだけで私はめちゃエモエモになってしまい既に感極まっている。集英社の本がぴょこぴょこするデザインも可愛いし、おや君は中高時代夕方アニメの合間によく見たANIPLEXじゃないか、久しぶりだな。ufotableってUFOなんですね「ユーフォタブル」って読んでたよ。待てまだ炭治郎も誰も出てきてないんだぞ。配給会社制作会社のロゴが出ただけだぞ!!!



本編、ついに始まる。産屋敷お館様のお墓参りシーンが写ったあと(森川氏いい声ですね...トムクルーズの吹替役で永らく知っていたけど、ズートピアでハマって以降すごく好きな声優さんです...)、場面は駅に切り替わり、無限列車に乗り込むかまぼこ隊。BGMはYoutubeで予習した炎のアレンジだ!!!荘厳でかっこいいな。そして煉獄さん登場だ!!!!!  お弁当食べてる!!!!!

「うまい!!!!!  うまい!!!!!  うまい!!!!!」

収録現場のマイクがビリビリしていそうだなと思うほどの音量。心の底から好きですこの勢い。鬼滅こそこそ話の動画を見て、煉獄さん役の日野氏の、「バイバイ!!!!!」(鬼滅ラジオ45話 最後の方)がめちゃくちゃ面白いの思い出した。


ハァーお弁当が美味しそうだよ。テリテリのお肉に煮卵…。牛すき弁当とのことらしい。かなりご無沙汰の日本のお弁当だ。とても美味しそうだ!!!! 観客も「Umai〜〜」と言っている!!!


大学進学以降横浜に帰るとき、新幹線でのご飯にといつも駅弁を買っていたのを唐突に思い出す。仙台、日本が恋しくなってしまった。

と言うか映画全編において懐かしさがすごかった。冒頭の墓地、着物、田んぼ、煉獄家のお屋敷、刀。日本語。一時帰国したら、友人ばしこさんにお勧めされた殺陣の教室に2日間は通いたいと思っている。日本の大正時代の風景や服装の描写が丁寧でありがたいのはもちろん、在米の身として「あぁ〜これだ...日本...ありがとう風景...」という気持ちにさせられた。最近歌人川野さんの短歌教室を受けているが、勢いで


足元に 落ちし枯れ葉の 形が告げる 私の祖国は 1万キロ果て

の短歌が作れてしまった。9ヶ月も住み、日常生活には滞りなくなれど、長く話せば疲れてしまうたびに言語の違いを感じるし、夜は治安が怖いから出歩けない。昼間でも、イヤホンをしながら街を歩いたことはまだない。両親と頻繁に行っていた回転寿司 はま寿司と焼肉ヤマトのお肉と冷麺が食べたい。丸ごとバナナが食べたい。お洒落な靴とカバンを身につけてカフェに行きたい(カフェは店内飲食まだできない)日本の全ては恋しいし、懐かしい。いますぐ戻りたいわけでも帰りたいわけでも無いけれど。むしろ心配しています日本。


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冬落ち葉が柏の葉っぱのような形をしていて異国を感じた。↑はファンタジア(1940)のくるみ割り人形のシーンから。落ち葉の形あんまり観たことないやつだなーって子供心に思っていたが、アメリカ来て納得。落ち葉マジほぼこれ。

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今は季節が夏なものだから青々と茂っている。  セントラルパークにて。


...本当によく脱線するよね私の文章って。だから研究の申請書書くのすごい苦労するし、申請書書くときは頭の使い方を意識的に根本から変えている。でもここでは 私の頭の中が とっ散らかって記憶から感情から意見から何でも漏れるのを好きにさせようと思っている。唐突ですが読んでくれてありがとうございます。


さて鬼滅本編の話に戻ろう。列車の中、実は夢の中なんだが観客も気づかぬうちに、鬼に対峙する かまぼこ隊+煉獄さん。予告編でめちゃくちゃ観た炎の呼吸壱の型不知火...めちゃくちゃかっこいいやんけ。しかも速いのに目でしっかり追える、しっかり描かれている...。アニメすごい...映画館の大画面と大音量で楽しむこの空間...ありがとう映画館...最高だ...

 

せっかく北米で日本のアニメを見られるという機会だったので、アメリカならでは?の気付きポイントを書き連ねておきたい。「よもやよもやだ!」は字幕では「How could this be!」だった。漫画では「I can't believe it!」らしい。字幕の方が好きかな。吹き替えは「What an ugly mess!」全部違うんかい。って思ったけど、洋画が日本で上映されるとき、吹き替えは字幕をそのまま読まないし、スパイダーマンの「大いなる力には大いなる責任が伴う(With great power comes great responsibility)」はすんなり使われているし読みでもそのまま使われていて、私も知っている言葉だけど、もしかしてMCUでも「あー原作で言ってたあのセリフね」みたいなのが映画本編でもそこかしこにあったりするんだろうか。原作が原語ってやっぱり強いなー最高だな。

「猪突猛進」は「Comin' through!」で「お通りじゃァァァー!」の雰囲気に合ってて良いね。そう言えば伊之助の夢のシーン、あれすごい好き。キャンプ場で放って置かれて野山駆け回りみたいなことを幼少期によくしていた私にはたまらなかったぜ...。ツヤツヤのドングリもらったら私も伊之助の子分になってしまうかもしれない。ツヤツヤのドングリって、めっちゃレアだもん。


風圧でめちゃくちゃばたついてるのに下弦壱の鬼、厭夢の動きは指揮者のように優雅な動きをするので見惚れてしまう。お眠リィイィイィィはIKKOさんの「どんだけ〜〜〜〜」にしか聞こえなくて腹筋がしんどかった。私だけがウケていた。(そらそうだ)


アメリカでの映画館での体験ですごく楽しみにしていたのが、「観客がめっちゃ喋る」ってこと。静かなシーンで喋るんじゃなくて、一緒に盛り上がるって感じ。Twitterで見てて、これ私も参加できたらなあ...と思っていた。

日本でも応援上映とか一時期あったけど、まだまだ浸透するのに時間かかりそうだなと思っていたらコロナになってしまったからね。もう行われないんじゃないかな。で、今回鬼滅では斬撃や攻撃のたびに「ヒュー!」とか「Wow!」とか入ってた。楽しい。これまで映画館で大勢で見てもただ大人数で静かに見ている感覚でいたものだから、新しい楽しみ方を知った気持ち。ほっこりシーンは「Ooh♡」、ねずこが出てくると「Nezuko~♡」と声援のように呟くのもアメリカ流のようだ。あと簡単な日本語は観客がセリフの後に繰り返して言いがち。序盤の「Umai!!!」もそうだし、終盤炭治郎が止血するときの「Gam-Bari-masu! 」「Shu-chu-!」とか。

笑いのタイミングはほぼ同じ。ギャグシーンは世界共通なんだね。

笑いのタイミングが私と周りの観客の間で ずれるシーンもあった。厭夢の「お眠リィイ」は仕方ないとして、炭治郎が寝ては起き起きては寝るシーンは爆笑を誘っていた。いやこちとら気が気じゃねーよ...しかし現実世界でも首を切りかける炭次郎のポーズで息を飲む観客たち。「No Tanjiro!!!」の声も聞こえた。直後伊之助の良いアシスト。掛け声が「Good job, Boar man!」(やるな猪ボーイ!) いのししボーイ...


夢の中で炭次郎が家族を振り切って雪原を走るシーンがあったけど、めちゃくちゃ泣いた(「本当なら...!!! で涙腺が完全に崩壊した」)。演じる職業は素晴らしいと思っている。観客には漫画、イラストの絵だけが見えているわけだから、そこに命を宿らせる声って本当に素晴らしんだ。「いぃっ.... ドゥえぇぇx」みたいな声出ながら観てた。そして日本語でももちろんだけど、その炭治朗の感情が英語母国語の観客にもガバガバに伝わっているの。noooooってい言いながらみんな泣いてるの、音楽と声優さんたちの熱量とアニメのモーション全てが恐ろしい映画だこれは。。。



物語進んで、列車は止まり、魘夢も成敗。これにて一件落着?でもあんまり煉獄さんのアクション見られなかったな...と思っていたら。猗窩座...上弦来るんか。ここで。あかんでしょ。いやこれはあかんでしょ。。。

と、猗窩座が話し始めたシーンでめっちゃ息を飲む声が聞こえた

「OMG ..Akira ..Ishida ...!!!!!」


私はてっきり英語吹替版が完売(実際していた)故に仕方なく字幕版をみんな観に来ているんだと思っていたので、Akira Ishidaの声に気づくなどどう考えても日本声優について詳しいわけで、恐るべしAkira Ishida氏。親友にLINEでこの話したら「流石世界の石田彰...」と驚嘆していた。ほんまそれな。。。呟きの彼女とはいずれ来たる さらば全てのエヴァンゲリオンでまた映画館で再会できることを心から願っているよ...。

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原作読んでなかったから、煉獄さん逝くって知らんかったのよ私は...聞いてないよ展開...あの笑顔...映画最初の場面からして「俺の継子になれ!立派な剣士に育ててあげよう!!!」とか「若い芽は摘ませない」とかもうひたすら愛や情熱に溢れたひとだった...ますますしんどい。

わんわん泣くかまぼこ隊。カラスも泣いてる、もう観客みんな泣いてる。私も泣いてる。ジュビジュビ音が聞こえる。私はこの辺はもう画面見えてなかったけど目は塞がっても耳は塞がってないからよく聞こえてたさ。ハンカチ持ってきてよかったです。3回目はさすがに正気保って見れたけど(公開日から2週間で3回目観た)、何回見てもしんどかろうてよ。

場内でエンドロールの時「WTF...Ok Saturday」ってその場でおかわり土曜のチケット取ろうとしてた人いたしな。しかし私は知っているけど完売だったけどな。


以上で感動的にこのブログを終わりたいところなんだけど。

どうしても言いたいことがある。



エンドロールで普通に電気ついてみんなお話しし始めるし帰り始める!!!!!!!!!なんで!?!? 待って!!!!! 余韻!!! 煉獄さんの!!! 余韻!!!!

煉獄さんの!!!! かっこいい姿写ってるじゃん!!! LiSA歌ってるじゃん!!!

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なんで!?!?!? なんでなの!?!?! この人たち!!!! どうやってこれまでMCUのエンドロールの後の映像耐えてきたの!?!?

そして!!!! 敬称!!!!

私の中の金田がめっちゃ叫んでた「さんを付けろよデコ助野郎!!!」

煉獄さんには ”さん" をつけて欲しい!!!

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というわけで文句を言ってしまいましたが。



アメリカニューヨークでも鬼滅はめちゃくちゃ愛されていた。

チケット売り切れるほどに。

紅蓮華をみんな歌えるくらいに。


作品に感動したのと、こんなに鬼滅がアメリカでも愛されているのがわかって私はエースの最期みたいな顔になっちゃって泣いておりました。

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鬼滅最高です。感動をありがとう!!!!!!

あと1万字におよぶこの記事を読んでくれたあなたにも、心からの感謝を。

どうもありがとう!!!



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