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転職する前に自分の今の状況を客観視しましょう

転職するにあたって必要なツールといえばなんでしょうか?

そう、履歴書と職務経歴書ですね。

大半の方がこういった書類を書くことが苦手で、うまく書けないとご相談を受けることが多々あります。履歴書や職務経歴書についてはまた別日に詳しく解説できればと思いますが、

そもそも、なぜこの必要書類を書くのが苦手な方が多いのでしょうか?答えは簡単です。

今の自分のキャリアの棚卸ができていないからです。

キャリアの棚卸とは、
①今自分の出来ること、持っているスキルなどを正確に理解すること
②自分の仕事でどのような成果を出してきたかを理解することです。

ここで考えてほしいのは、今自分の持っている能力(スキル)はポータブルなのか、それともアンポータブルなのかということです。

ポータブル(持ち運べるもの)な能力とは、違う職場でも活用できるものアンポータブル(持ち運べないもの)な能力とは、その職場でしか活用できないものと考えると分かりやすいと思います。

例えば、パワーポイントを使ったプレゼンを多くしており、パワーポイントの作成やプレゼンには自信があるAさん。Aさんのこのパワーポイントについての能力は違う職場に行っても活用することのできるポータブルな能力です。

工場で勤務しているBさんは、その工場のみで使用されている特殊機械オペレーターのベテランです。しかしその能力は、その他の工場では機械がないため違う職場に行ってしまうと活用することのできないアンポータブルな能力となっています。 

しかし工場勤務で培ったスキル(例えば工程管理など)は別の職場に行っても活用することのできるポータブルな能力です。

この棚卸しをすることは、転職先を決める上でも必要なことです。同業界や同職種にするべきなのか、はたまた全く新たな業種職業を探すのか、そのヒントを見いだすことができるのです。

以前お伝えした将来的にいつ、自分がどうなっていたいのか、何のために転職したいのかを明確にしたうえで、キャリアの棚卸がきちんとできれば、選ぶべき道もおぼろげながら見えてくるはずです。

自分1人で転職を行うのは避けたほうが良いとは思いますが、まずは自分でと思われる方は自分の市場価値が分かる診断テストなどを行っているサイトなどもありますので、一度参考程度に行ってみるのもありかもしれませんね。

また、転職は今の自分の仕事が他者からどのように評価されているかを知るきっかけになる側面も持っています。転職できる人は現職においてしっかりと自分の業務の中で成果を上げています。

だからこそ評価をされ、転職先からも受け入れられることができるのです。仕事ができる人は転職が決まり、現職の職場への退職を付ける際に、やめないでほしいと引き留められることが普通です。

引き留められるという事は現職の職場で必要とされているという事。仕事の最後に、自分が勤めていた会社や職場からどのように評価されていたのかを知ることができます。
周囲から惜しまれて、感謝と応援の気持ちで送り出される人もいれは、そうじゃない人もいるでしょう。

周囲に必要とされ誰かに感謝される仕事を、あなたはできていますか?
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