写真のアスペクト比(LUMIXの便利機能)

さて、前回のnoteでは私が写真や動画をどのようにアウトプットしているかを書きました。
(書きたいことがたくさんあり、結構ボリューミーになってしまいました)
よかったら読んでみてください。

この最終のアウトプットとも関係があるのが、撮影時のアスペクト比率です。

マイクロフォーサーズセンサーだと4:3の比率が一番大きく写真を撮れる設定となります。
フルサイズだと3:2がそうです。

しかし、コスパのいい一番大きく撮れる比率と、自分の好きなベストの撮影比率は必ずしもイコールではないと思います。

みなさんはどんなアスペクト比で撮影していますか?


私の好きな比率

私がいつも撮るのは横写真だと3:2です。
マイクロフォーサーズだと4:3の方が広く撮影できるのですが、4:3だと昔のアナログテレビと同じ比率なのでちょっと古くさい感じがあるんですよね。
なので3:2の方が好きです。

縦写真の場合は変わって4:3が好きです。
3:2で縦写真を撮ると、ちょっと横が窮屈な感じがして、4:3くらいの方がしっくり来るんですよね。
あえて写真は掲載しませんので、ご自身で試してみてください。

撮影のアスペクト比率

今まで

前回のnoteにも書いたとおり、今まではKGサイズ(3:2の比率)にプリントしていました。
ですので、カメラの設定も最終的なプリントを見据えて、横写真も縦写真も3:2で撮影していました。

最近

しかし、最近は写真の最終目的がフォトアルバムを作成することになりました。(前回のnote参照)
フォトアルバムは枠が決まっていて、自分の好きな写真の好きな範囲を(ズームも可能)配置できるんですよね。

となると、撮影時にはできるだけ広く撮っておいた方がフォトアルバムを作成する際に融通が効くんですよね。
ですので、最近はm43では一番広く撮れる4:3で撮影するようになりました。

しかし、理想を言えば3:2のイメージを持ちつつ、4:3で撮れると一番良いんですよね。

…実は、LUMIXのとある機能を使うとそれができるんです!

アスペクト比を自在に!

フレーム表示

最近のLUMIX機種にある「フレーム表示」の機能を使うと、設定したアスペクト比率で撮影しつつも、画面の一部をマスクして撮影中に自分の好きな比率で表示して撮影することができます。

つまり、撮影データは4:3だけど、撮影するときには擬似的に3:2で表示するということが可能なのです。

フレーム表示設定に3:2はないんですが、実はカスタム設定により表示する割合(%)を設定して、3:2になるようにしてしまえばいいのです。
計算すると、縦を89%にすればほぼ3:2の比率になります!

しかも、マスク部分の不透明度を設定できるので、うっすら見えるようにしておけば、縦写真で4:3のイメージで撮るのも撮りやすいんです。

フレーム表示機能を使えば、どんなアスペクト比でも自在に表示することができるのです!

プリントを見据えたフレーム表示

「L版で印刷したら左右が見切れた」
「A3で印刷するならもう少し引いておけば良かった」
そんな経験はないですか?

最終のプリントする大きさが決まっているなら、フレーム表示機能を使ってそのプリントのアスペクト比に変えてしまうと便利です。

主要なプリントサイズを下記にてまとめました。ご覧ください。


各種SNSに有効なアスペクト比

実はTwittter(X)やInstagramやThreads、Facebookなどのタイムラインで、各種SNSによって見た目がいい画像比率が違うのをご存じですか?
フレーム表示設定でどんな設定にするといいのか計算してみました。

たとえばInstagramに投稿する写真をm43機で撮る場合には、
【横写真の場合】
1.91:1の比率がベストなので、フレーム表示のカスタム設定で縦を70%にする
【縦写真の場合】
5:4の比率がベスト
なので、フレーム表示の設定を5:4にする
といった具合です!

まとめ

まとめますと、 
最終のプリント判や、SNSの投稿先が決まっている場合はそれにあわせて「フレーム表示」の機能を使うと便利
・フォトブックに使用するなら、一番広い縦横比(m43なら4:3、フルサイズなら3:2)で撮っておく。その際、好きな比率でフレーム表示しておくと使いやすい
という感じです!

いかがでしたでしょうか?
参考になれば幸いです!
最後までご覧くださりありがとうございました!

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