Maco Yoshioka

NPO法人シングルマザーズシスターフッドCEO/ファウンダー 認定NPO法人マドレボニ…

Maco Yoshioka

NPO法人シングルマザーズシスターフッドCEO/ファウンダー 認定NPO法人マドレボニータファウンダー/元CEO(~2020) 趣味はダンス、ランニング、ゴルフ、畑、コンポスト、サウナです。

マガジン

  • 0歳児の母へ!マドレボニータのオンライン産後ケアプロジェクト

    • 31本

    オンライン産後ケアプロジェクト開発・普及に携わるインストラクターたちが、教室開催のスケジュールや、レッスンの模様、またプロジェクトの舞台裏や、そこで感じたことなどをまとめています。

最近の記事

BLUE GIANT千秋楽@立川シネマシティと小説ピアノマン

映画館に足を運ぶ日常が戻ってきてすごく嬉しい。 数年前までは年間60回は劇場に足を運んで映画を観ていた。 ここ数年はもっぱらNetflixやU-NEXTなどで海外ドラマを一気見する日々で、観る映画の本数は減ってしまっていた。 私は、家では映画を観られない人です。 やっぱり大きなスクリーンで、劇場の椅子に体をうずめて鑑賞したい。 今年は名作がどんどん発表されているなか、2月に観たBLUE GIANTが好きすぎて、4回観た。立川の極音上映で2回、聖地 仙台のTOHOシネ

    • 骨と肉

      8/20(日)の『ひとり親けんこう白書』完成報告会に向けて、ピアサポートの本質について考察するために、コミュニティマネジメントの第一人者 呉 哲煥 さんと研究会を開催しました。そのなかで、呉さんの「骨と肉理論」がすごくしっくりきた! 【骨】=組織図、定款、プロジェクト憲章、グラウンドルール、クレドなど、明文化され形になったもの  【肉】=対話、コミュニケーションなど、形になっていない生っぽいもの 骨と肉のバランスは、組織によって違う。 肉が多すぎて骨が少ないと不安定で

      • リスナーが少なくても、ピンポイントで届いているという手応え

        レモネードラジオ更新しました。#15 日本NPO学会で発表して(中編) 前回に引き続き、日本 NPO 学会第 25 回研究大会に参加して、自分たちの活動を報告、発表した経験から気づいたことや感じたことなどを話しています。 前回のラジオでは、ちょっと思ったより手応えがなかったというパッとしない内容になっちゃったなと反省して、改めてこの回では、NPO学会に参加してよかったこと、こういう研究報告を発表することの意味なんかをお話しました。今回も、一緒に発表した研究者で理事の絵理さ

        • 日本NPO学会で発表して感じたこと(前編)

          先日、日本NPO学会で発表するまでの5つのステップを振り返るというnoteを書きました。振り返ってみると、思ったより長い時間をかけて準備したことを思い出しました。 やっと当日を迎えて、発表できたのは良かったのだけど、ポジティブな手応えは実はあんまりなくて。だからこそ得た気づきもありました。 そのことをレモネードラジオで話しました。一緒に参加した、理事で研究者の絵理さんにもお話を伺いました。 発表の内容は、私たちのMother's Dayキャンペーンを題材に、NPOの活動

        BLUE GIANT千秋楽@立川シネマシティと小説ピアノマン

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        • 0歳児の母へ!マドレボニータのオンライン産後ケアプロジェクト
          31本

        記事

          ラジオ深夜便に出演して気づいたこと

          先週の木曜日、6月22日にNHKのラジオ深夜便と言う番組に出演しました。ラジオ第1とFMで365日休まず、夜11:05から6時間生放送で放送されている番組。 1990年に放送開始、ということは今年で33年!という長寿番組です。月に1回 第3木曜日「みんなの子育て⭐︎深夜便」 という日があり、その4時台の「言葉の贈り物」というコーナーに呼んでいただきました。(聞き逃し配信は6/29深夜まで) 放送時間は50分とたっぷりだったので、収録では1時間20分くらいお話しして、それを

          ラジオ深夜便に出演して気づいたこと

          学会で発表するまでの5ステップを振り返る

          久しぶりに学会で発表しました。 若い時に研究者を志したけど、やっぱり現場あっての研究だと思って、アカデミックの道には進まなかった私。 産後ケアやシングルマザーのエンパワメントの現場で、実践につぐ実践をしてきたキャリアの中で、研究者の先生と共同研究したりすることはあっても、自分で論文を書いて学会発表をする機会はなかった。 そんな中、日本NPO学会という学会は「実践報告」という形で、修士号も博士号もなくても発表できる枠があり、東北大学の岡田彩先生から「実践と研究の掛け合わさ

          学会で発表するまでの5ステップを振り返る

          青山ブックセンター本店で開催される『スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー日本版 VOL.04刊行記念イベント』に登壇します

          5/16(火)の夜に青山ブックセンター本店で開催される『スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー日本版 VOL.04刊行記念イベント』に向けて、先ほど、登壇者が大集合して打ち合わせをしました! このメンバーでお話を深められること、ほんとに贅沢で幸せなことです。 私は今回 p102から始まる「社会を変えるコラボレーションをめぐる「問い」」というコーナーで寄稿させていただいたご縁で、このトークイベントに登壇させていただくことになりました。 VOL.04のテーマは「

          青山ブックセンター本店で開催される『スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー日本版 VOL.04刊行記念イベント』に登壇します

          作られた「像」ではない、リアルな、実在する人物の、実在するストーリー

          Mother's Dayキャンペーン2日目のエッセイが公開されました。 この紹介文を書いているのも、シングルマザー当事者の有志のスタッフです。 「ひとりひとりが丁寧に過去に向き合い振り返って執筆したエッセイは、同じ時代を生きている実在の人物の物語です。」 この言葉には、重みがあります。 なぜなら「シングルマザーの声」というと、第三者がアンケートや取材で集めた素材からピックアップして編集されたものが世の中にたくさん出回っているからです。 こうして、シングルマザーの「像

          作られた「像」ではない、リアルな、実在する人物の、実在するストーリー

          文章を磨き上げていく過程に、仲間の伴走があること

          NPO法人シングルマザーズシスターフッドを立ち上げてから、今年で3回目となるMother's Dayキャンペーン2023がスタートしました。今年は月・水・金にシングルマザーが執筆したエッセイを発表していきます。 発表されるエッセイ、読むのには3分もかからないと思います。 でも、書き上げるのには、約1か月かかっています。 第一稿を書き起こしてから、10回以上書き直しています。1人の執筆者に対して、2〜3人の校正者がつき、誤字脱字を直すだけでなく、エッセイの内容にも踏み込ん

          文章を磨き上げていく過程に、仲間の伴走があること

          文字では伝わらないことを音声で

          シングルマザーのセルフケアやエンパワメントを支援するNPO法人シングルマザーズシスターフッドの公式podcastを始めました。私たちのキャッチフレーズTurn lemons into lemonade.酸っぱいレモンを美味しいレモネードに変えちゃおうという英語の格言にちなんで、レモネードラジオと名付けました。 生きていれば、いろいろと世知辛いこともありますが、レモンをレモネードにの精神で、前向きに人生を進めていくシングルマザーの人生を祝福する、そんなラジオにして行けたらと思

          文字では伝わらないことを音声で

          NHKすくすく子育てでセルフケア講座が紹介されます&広報のガイドラインについて

          ということで新年1つ目の記事です。 今週末のNHK(Eテレ)すくすく子育てのテーマは「シングルの子育て」 「シングル家庭の子育て」というテーマは2年ぶりの特集だそうです。 なんと、番組後半で少〜しだけ、シングルマザーズシスターフッドのセルフケア講座が紹介されます!ぜひご覧ください。 放送日:2023年1/7(土)ひる12:30〜12:59 再放送:2023年1/12(木)午前11:20~11:59 https://www.nhk.jp/p/sukusuku/ts/D

          NHKすくすく子育てでセルフケア講座が紹介されます&広報のガイドラインについて

          女性リーダー支援基金 ~ 一粒の麦 ~に採択されるまで(二次審査オンライン面接)

          女性リーダー支援基金 ~ 一粒の麦 ~に採択いただきました。これを読んでいる方に、少しでも何か参考になればと思い、一つ前の記事では、一次審査の書類に書いた内容をそのままシェアしました。そして、この記事では、二次審査のスピーチをシェアします。 面接の方法は、プレゼンテーション5分+質疑応答15分、計20分。 スライドの投影は不可。口頭で、自己紹介、自分の強みと弱み、ビジョンとその実現に向けてどう行動するか、何が課題でどう乗り越えるか などを自由にお話ください。 このように

          女性リーダー支援基金 ~ 一粒の麦 ~に採択されるまで(二次審査オンライン面接)

          女性リーダー支援基金 ~ 一粒の麦 ~に採択されるまで(一次審査)

          女性リーダー支援基金 ~ 一粒の麦 ~に採択いただきました。一つ前の記事で書いたように、これを読んでいる方に、少しでも何か参考になればと思い、一次審査の書類に書いた内容をこちらでシェアします。 まず、一次審査では、書類審査です。①自分で答える書類と、②推薦者に書いていただく推薦書、2種類の書類の提出が求められます。 ②の推薦書は、この賞に応募してみては?と勧めてくださった方にお願いして書いていただきました。「推薦をお願いする」ってすごく勇気のいることですが、お願いしてみる

          女性リーダー支援基金 ~ 一粒の麦 ~に採択されるまで(一次審査)

          女性リーダー支援基金 ~ 一粒の麦 ~に採択いただきました。

          女性リーダー支援基金 ~ 一粒の麦 ~とは、寄付者である石川清子さんの発案により、日本における意思決定過程への女性の一層の参画を通じ、女性の社会的地位の向上を図ることをめざして、設立された基金です。 8月に公募があり、私もとある尊敬する方におすすめいただき、応募したのですが、全国から20-60代まで、合計137人の応募があったそうです。 ①政治家志望者11人 ②社会活動実践者68人 ③社会起業家志望者50人 ④女性のためのアクションリサーチの企画・実践者8人 今回、そ

          女性リーダー支援基金 ~ 一粒の麦 ~に採択いただきました。

          「コロナ禍における産後女性の健康増進を目的としたオンラインプログラムの効果」の結果がまとまりました

          日本体育大学の 野村 福岡 由実先生とマドレボニータが協力して行った調査「コロナ禍における産後女性の健康増進を目的としたオンラインプログラムの効果」の結果がまとまり、7/28水にオンライン報告会が開催されます。論文は女性心身医学という雑誌に11月に掲載予定。報告会では先んじて速報が発表されます。 パンデミック以降、子育てを取り巻く世界はガラリと変わってしまいました。親子のためのイベントや交流の場も休止されるなか、マドレボニータでも、自宅から参加できるプログラムの開発と実施に

          「コロナ禍における産後女性の健康増進を目的としたオンラインプログラムの効果」の結果がまとまりました

          「母である前に、人間」を教えてくれたひとり親の友人たち

          3月10日。息子が23歳になりました。 うちは母ひとり子ひとりの母子家庭、22年間、友達のような存在だった。 昨年3月に大学を卒業して社会人になり、一人暮らしをするために家を出て、今は別々に住んでいます。 寂しくなるのかなぁと思ったけど、思いのほかそうでもなかった。しょっちゅうLINEしたり電話したりするし、ますます「友達感」が増してる。 小さい頃はママではなくてマコちゃんと呼ばれていて、今は、マコと呼ばれている。生まれてからずっと、二人暮らしのマンションで、遊んだり

          「母である前に、人間」を教えてくれたひとり親の友人たち